18歳から40年以上に渡り、牛、豚、鳥を口にするのを止めていたのですが、本日、令和3年の秋分の日をもってそれを辞める事にしました。
野菜と魚だけ口にする食事の主義をアジアンベジタリアンとかペスカタリアンとか呼ぶのですが、私は途中3年間ヴィーガン(完全菜食主義者)だった時期を含めて40年以上そのペスカタリアンを貫いてきました。
その思想を貫く為に、多くの出世のチャンスや男女を問わずの多くの人間関係や出会いのチャンスを失って来たと思います。特に日本では「変なやつ」と思われるのは当たり前ですからね。それでも思う所あって頑なに続けて来ました。
そんな私ですが、年齢が上がってきて、栄養バランスにより一層の注意が必要だと感じてきており、また、細かい事に拘り過ぎて大局を見失う事もしたくないので、この辺で勇気を持って肉を口に入れるというリハビリを開始してみる事にしました。
先程、妻の前に正座して「長い間迷惑をかけてきたけど、頑張って肉を食べてみる決心をしたので基本的には子供達と同じ食事にして下さい。長い間すみませんでした。」と頭を下げて謝ってきました。20年以上別メニューを作らせていたので大変だったと思います。どう考えても長年の私の身勝手なので、ここはちゃんと謝罪しておくべきですから。
子供達は「お父さん大丈夫?大丈夫だったら次はステーキを食べに行こうね。」と、とんでもない事を言ってきます。いきなりハードルを上げずに、まずはハムかベーコンぐらいからで、お手柔らかにお願いします。