最新型 N box の質感に驚く

今日は木曜日で休診です。朝5時に起きてブログを書き、7時から診療所の草刈をしたり洗濯をしたりして一仕事終えました。

10時から我が愛車 初代 N box の車検の為にホンダさんに行きました。代車で夕方迄最新型(3代目)の N Box を貸して下さるとの事。

車内に乗り込んでビックリ。もうほとんど普通車の質感です。

随分進歩するものですね。

エアコンも凄く良く効きます。

あえて問題点を指摘するならば、価格上昇とブレーキの効きでしょうか。

乗っている感じがほぼほぼ普通車なので、普通車の感覚でブレーキを踏むと、その効きの甘さに焦ります。もちろん危険なような甘さではありませんけれども。

今からSQ2に乗って、違いを体感してみようと思います。


天気が良いので猪名川の道の駅迄ドライブ。入道雲が出ているし、海も良かったな。淡路島に行ったら良かったかも。

我が愛車SQ2もエンジンに火が入って喜んでいるようです。

諦める事にしました

英保歯科は個人商店で法人や株式会社ではありませんので、私はステークホルダーに還元するために利益(売り上げ)を上げる事を考える必要がありません。これはかなり自由な人生で、しがらみや束縛が無く、精神的に健全な状況だと思います。

こんなことを書くと「個人商店はいいよな。株主の事なんか考えずに、何でも自分の好きなようにできるんだから。」なんて声が聞こえてきそうですね。

個人商店は資金調達も含めて店主が100%経営責任を負います。ですから、店主は波乱万丈で非常にダイナミックな人生を送る事ができるのは事実でしょう。私はこの「激しい波乗りをやっているような人生」を選択して良かったなと思っていますが、万人に合うかどうかは人それぞれだと思います。無難で安定した人生を好まれる方も少なからずおられるとは思いますし。

英保歯科は全ての無駄を完全に排除していますので、何もかもがミニマルです。規模がミニマルなので、何も無理する必要が無いから無理しないので、当然売り上げもミニマルです。
ドカンと行っていないのは、社会的にはカッコよくは無いですが、食うには困っていないからそれで良いと思っています。

その一方で、今の世の中で出会うほとんどの人は

「どこに住んでいるか?(芦屋なら、凄い!)」
「どの大学を出ているか(東大や慶応なら、凄い!)」
「どのような仕事か?(一流企業なら、凄い!)」
「収入や家の大きさや車は?(年収1000万円超えで、大きな家に住んで、高級車に乗っていると、凄い!)」
「子供の学校は?(灘や甲陽なら、凄い!)」

といった事を基準にして、目の前にいる人が自分より凄いか凄くないか(=上か下か)を判断しているように感じます。

私もそのような「凄い」人と出会うと一瞬「凄い・・・。かな。」と思うのですが、続けて「でも、まあ、そうとも限らないか。重要なのは『どのような哲学で生きているか』だからな」と思うのです。

私はいつも自由席で移動します。500円がおしいのではなくて、自由席の方が自由なので好きなのです。

ペスカタリアンでありミニマリストである私の価値観は多くの普通の人の価値観とはかなり違っているように感じます。ここ10年位、上で述べたような(普通の)価値観を理解してみようと努力してみたのですが、どうしても自分には難しい。

私はこれが正論だと思いますが、皆さんはどう思われますか?

それで、最近次のような結論に至りました。

「諦めよう。もし自分の価値観や哲学が正しければ、英保歯科は潰れないはずだし、絶対に潰れない自信がある。」

顎咬合学会2日目

今日も学会で勉強します。朝7時に起床してクラブラウンジで朝食を戴きます。

クラブラウンジはこんな感じです。

朝食のサービスです。

東京ってすぐ向こうに海があるんですね。

さらば、マリオット東京。又来ますね。

今日の午前中はこの部屋に籠もって勉強します。

友人の技工士の先生にバッタリ出会う。お互いにビックリ。

インプラントに与える噛み合わせについて3時間学びます。

私が凄く尊敬している日高先生のご講演を拝聴します。

この時に、私も挙手して質問しました。日本人は恥ずかしがりなのでほとんど誰も質問しません。会場からの質問は私だけでした。疑問点を持ったまま帰ると精神衛生上良く無いので、私はいつも質問します。まるで外人みたいだね。

その後、もうすぐ発売になる新しい歯科用接着剤についての講演を1時間拝聴しました。東京医科歯科大学の先生のご講演です。とても勉強になりました。すぐにこの新規接着剤を注文しましたので、発売になり次第英保歯科に届くはずです。到着し次第使いますね。

それから移動して14時に東京駅に到着。階段を駆け上がって新幹線に乗り込む。3号車に無事自由席の空席を見つけました。良かった。さあ、三田に帰ろう。

今回の出張ですが、泊まったマリオットホテル東京はクレカのポイントを使ったのでタダ。夕食とお酒と朝食はラウンジのビュッフェでタダ。新幹線は新三田−東京の往復割引切符と自由席の最強エコノミークラス、という節約出張でした。

一番の贅沢は(早朝でバスが無かったので)新三田の Times に2日間車を停めてしまった事かな(2日で1400円)。

充実した2日間でしたが、流石に疲れました。

明日は月曜日なので英保歯科は通常通りの営業です。

スタッフからのメールによるとアポイントは本当に目一杯で、どうやら明日の私の昼休み時間は一切無しの予定のようです。(T_T)。

でも、多くの皆さんに来て頂けて有り難い事ですので、明日も一生懸命頑張りますね。

噛み合わせの理論のアップデートのために東京ヘ

今日は土曜日ですが、院長は臨時のお休みを頂いて東京出張です。

朝5時に起床して出かけました。5時31分のJRに乗ります。

行ってきます。電車は早朝でもガラガラでは無く、遊びに行く人が沢山。皆さん楽しそうでちょっと羨ましい。

新幹線の中で学会抄録に目を通しております。聞きたい演題が盛り沢山。しっかり取捨選択しなければ。

今回はドイツからの演者による、口腔内スキャナーを使ったデジタルワークフローの講演が目玉です。10時からスタートなのですが、間に合いそうです。

会場の国際フォーラムに到着

コロナの間はオンラインだったので、何年かぶりの国際フォーラムです。

東京だけが他の都道府県と別世界。まるで日本じゃないみたいですね。

国際フォーラムは美しい。

さあ、頑張って勉強するぞ。

海外からの招待講演です。

その後、岡山大学の後輩の小田先生のレクチャーを拝聴。

企業展示もスケールが大きい。歯科医療のトレンド情報の宝庫です。

今夜の宿はこちら。

品川駅から徒歩10分です。

快適です。

関東在住の友人のお嬢様のお口の状態をホテルの部屋で拝見。セカンドオピニオンと予防歯科のアドバイスをさせて頂きました。

その後、26階のクラブラウンジで寛ぎます。


周りはカップルばかり。おっさんは一人寂しく食事中。雰囲気や日本語と英語が半々で聞こえてくる環境はまるで海外のホテルにいるように錯覚します。

風景が時間と共に変わっていきます。

三田市ではなくてこの大都市東京で開業していたならどんな人生だっただろうなんて考えつつ、1人で夜景を眺めて過ごしました。

根面う蝕(こんめんうしょく)は令和の新しい現代病?

根面う蝕(こんめんうしょく)という言葉を耳にされた事はありますか?保険治療でも最近クローズアップされているキーワードです。


昭和の頃は日本人全員が 65歳くらいで歯が1本も無い「総入れ歯の老人」になるのが普通でした。昭和は「人生に於いて歯石を取った事が一度も無い。歯医者は歯が痛くなった時にだけ行くところ。」が常識としてまかり通っていた時代ですからそうなっても当然です。それが昭和の人々(当時の歯科医師も含む)の歯に対する価値観だったのです。


令和の日本はますます超高齢化社会になりつつありますが、同時に近年は予防歯科が一般にかなり浸透してきていますので、高齢の方でも自分の歯がたくさんある人が増えています。それはそれで良い事なのですが・・・。

84歳の男性の下の前歯。中央に大きな虫歯があるのが解りますか?
こちらの方はバリバリのビジネスパーソンだった54歳の頃から、30年間ずっと英保歯科で年に3回の予防歯科治療を受けてこられています。
いかにキッチリ予防歯科的に管理していても、高齢になればだれでも唾液量が激減してしまって虫歯のリスクが高まってしまいます。また、同様に、高齢になれば歯肉が下がって歯の根の部分が露出してきます。この歯の根っこの表面(=根面)はフッ素で強化することができにくいので「根面う蝕」という歯科医師や歯科衛生士泣かせの虫歯が多発するようになってしまうのです。

Eはエナメル質。Rは歯根です。Eは 30 年間のフッ素コートでしっかり強化されているので虫歯になっていません。
Rの部分は本来は歯肉の中に隠れているのですが、高齢になると歯肉が下がってこの写真のように根面が露出してしまいます。若いうちはカルシウムや抗菌成分に富んだ唾液がこの根面をジャバジャバ洗ってくれるので虫歯にならずに済むのですが、唾液量が減るとあっという間にこのように虫歯になります。

更に困ったことに、この手の「根面う蝕」は並行して何本もの歯に同時に進行してしまうのです。(上の写真をご覧ください。)そしてR(=歯根)の部分がどんどん溶けて無くなってしまうと、E(=エナメル質)とRの境の部分から歯がポキッと折れたように思える現象が起こります。
そんな時には「何本もの歯が突然折れてしまいました。」という表現をされて来院されます。

この根面う蝕は
①予防歯科の普及で歯のある中高年が増えた
②その人達が高齢になってきて、唾液量が減ったり、ブラッシングのスキルが低下したり、認知能力が低下したりした
といった事に起因する「令和の新しい現代病」と言えるかも知れません。

令和の時代の歯科医療に従事する歯科医師も歯科衛生士も、まさに手探り状態でこの忌々しい根面う蝕への対応策を模索中なのです。

誰ですか?「そんな事なら早めに歯を抜いてしまって総入れ歯にした方がマシかもね。」なんて言っている人は。

最近、健康で活発な高齢者が増えている理由の一つは「高齢でも自分の歯がたくさんそろっているから」なのは疑いの余地がありません。

その歯を何歳まで使うつもり?

この写真(下顎の前歯の写真です)を見てどう思ったり、何を考えたりされますか?

どうですか?「歯の先っちょが欠けていて、ベロに当たって痛そう。」といったところでしょうか?


さて、私が自分の患者様に「歯をいたわって使って下さい。」とお話しする事が多いのですが、最初はほぼ全員が方がキョトンとした顔をして『この先生、何を言ってはるんやろ?』という反応を示されます。


40歳のAさん。「下の前歯が欠けたのでなおして欲しい」とのご要望です。

確かにここの部分が「欠けた」というか「壊れた」というか「壊した」というか、そういう状況です。

その他の部分にも目をやると、歯は縦にズバッとヒビが入ってしまっていますし、先っちょの部分はバキバキに破壊されてしまっています。

私:「人生85年として、今までの40年間でこの壊し方。同じような歯の使い方をして、後45年の間も、この前歯は耐えてくれそうですか?死ぬまでこの前歯が存在していますかね?無くなったらどうされるつもりなのか、教えて頂けませんか?」

Aさん:「・・・・。考えた事も無かった・・・、です。」

私:「人間は包丁やナイフと言った便利な道具を持っています。それらを上手に使って自分の歯を85年間使えるように工夫された方が賢明ですよ。」

Aさん:「解りました。これってヤバいですよね?」

私:「これから、歯をいたわって使うようにされたら大丈夫ですよ。」

もう一度この写真を見て下さい。今なら「歯の先っちょが欠けていて、ベロに当たって痛そう。」とは違った感想を持って頂けると思います。

「どうやったら85年間、死ぬまで自分の歯を使える?よく考えて、いたわって、大切にしよう。」

と思って頂ければ良いのですが。