良縁は連鎖し、幸(さち)をもたらす

昨日、ついに新しいデジタルパノラマ機が設置されました。今日は土砂降りでしたから作業日が昨日で良かったとホッとしています。

さて、今回は熟慮に熟慮を重ねた末、数社の候補の中から朝日レントゲン工業という会社の製品を選択しました。

朝日レントゲンに決めた理由は性能と信頼です。

京都で製作している高性能な日本製である事も理由の一つなのですが、もう一つの理由は信頼なのです。

友人の(朝日ユーザーの)先生方が「朝日レントゲンはアフターサービスが本当にしっかりしている。自分は次に入れ替えるとしても朝日レントゲン以外考えられない。」と口を揃えておっしゃっいます。

そして、今回担当して下さった森岡様が「デンタルの画像は弊社よりドイツのDÜRR DENTAL 社のスキャナーの方が優ります。」と正直に述べられた時に「他社の製品を褒めるなんて、何て正直な人を育てている会社なんだ。よし!パノラマは朝日さんに決めよう。」と決断したのです。

男性数人がかりでの搬入、設置です。ゴールデンウイークの最中に一日仕事で、本当に頭が下がります。

今回 HDMI ケーブルや LAN ケーブルを部屋をまたいで設置する必要がありました。できればコードが壁の中に隠れる方が良いのですが、以前相談した電気屋さんや工務店さんは「無理」の一言でした。

その事が頭にあったので、今回森岡様に「コードの取り回しの後の化粧ですが、最低限この程度は格好がつくようにして欲しい。」と自分なりの希望を詳細に伝えてみました。(私らしく、何時間もかけて考えに考え抜いたアイデアです。)

森岡様は最後までしっかりと希望を聞いてくれた後に「解りました。でも、なるべく壁の中を通す事ができないか、天井裏に入って探ってみます。それからケーブル類ですが、今回は不要でも将来使う可能性を見越してしっかりと設置しておくようにします。こんな機会じゃないと出来ないと思いますので。」

「そうですか。無理だと思うのですがトライして頂けたら有難いです。院長室で待機していますので何かあったら教えて下さい。」と私。

それから2時間程して「先生、ちょっと見て頂けますか?」と森岡さんが呼びに来て下さいました。

見てビックリ!ほぼすべてのケーブルが「壁の中→天井裏→壁の中」という経路で(全く目立たず)設置されているではありませんか。しかも不細工な仕上げがしてあったモジュールまで新しい部品に交換して、美しく仕上げてくれています。

私「プロの工務店や電気屋さんでさえ無理の一点張りだったのに、どうやって通したんですか?スパイダーマンみたいですね!」
森岡さん「意外に簡単でしたよ。」
朝日レントゲンの他のスタッフの方「先生、ウソですよ。相当苦労してやってましたよ。ここからオペ室まで HDMI も行ってますし LAN も念のため2本入れてます。分岐だと不安定になる事があるので。」
私「皆さん、本当に有難う。もう、感謝しか無いです。」

誠実な仕事と端正な仕上がりに感激。

今回、友人の池田の谷口先生や三田の黒瀬先生のお勧めもあって朝日レントゲンさんにお願いしました。良縁の連鎖によりこのような幸せな経験をさせて頂く事ができました。

良い方と巡り会えると不可能も可能になります。歯科治療も同じです。私も森岡様のように常に自分のベストを尽くし、お客様の期待や夢をも上回る仕事をしようと思わせてくれた良い経験となりました。

セファロ君、パノラマ君、26年間ありがとう

先週の土曜日、診療が終わる午後3時頃にアサヒレントゲン(株)の森岡様他2名のスタッフの方が英保歯科に来て下さいました。私が33歳に開業した時からずっと大切に使ってきたアナログ式のレントゲン装置2台を解体・撤去する為です。

左はセファロ君。右はパノラマ君。長い間私に付き合ってくれて本当に有難う。君達が居てくれたおかげで、正しい診断と良い治療ができたよ。感謝しかないよ。
解体作業が始まりました。大切に使ってきたのですが、心臓部に相当する管球が弱っており、もう修理の部品が無いのでデジタル機に移行するしかないのです。画像の美しさはアナログフィルムに軍配が上がるのですが、しょうがないね。
作業が始まると同時に急に大雨とヒョウが降り出して、しばらくするとピタッとやみました。セファロ君とパノラマ君の涙雨か?なんて思いました。
見るに忍びない姿。時代を感じさせるフルアナログの内部構造。でも、アナログ構造の頃は「もの作り」が楽しかった良き時代だ。
普通の2倍はある広いレントゲン室。

開業した時はインターネットが世に出始めた頃です。当時はWiFi などなかったので LAN ケーブル用の配管を診療室のあちこちに隠し施工しておいたのですが、(昨今、セキュリティーの関係から有線 LAN に回帰する必要が出てきたため)それが今頃になって役に立っています。

ただ、レントゲンがデジタルになるなんて夢にも思ってもいなかったのでレントゲン室にはLAN 用の配管は来ていません。

信頼できる工務店さんにお願いして壁紙と照明を新調してもらい雰囲気がソフトで明るくなりました。レントゲン室は壁全面に鉛が入っており音が反射してエコーが効きくので、一人カラオケには持ってこいの部屋になりました。スマホカラオケで一曲歌ってみたかどうかは秘密です。

今日の9時から新しい装置の設置が開始されます。楽しみです!

ピッツア・ペスカトーレ・ヒロちゃんスペシャル

コロナによる非常事態宣言で厳戒下のGWですが、皆さん如何お過ごしですか?
子供が4人もいる我が家は万年家計が非常事態宣言中ですので、コロナがあっても無くても Stay Home の予定でした。まあ、もしも出かけてもいつものように淡路島でしょうか。
そんな訳で、家で如何に楽しむかを子供達と相談して、今日は色々なプチイベントを行いました。

朝は私個人の楽しみ、ノルディックウォーキングにそーっと出かけました。どこまでも続く青い空と幾何学的な建築が LA の Disney Concert Hall をちょっとだけ思い出させてくれました。
まあ、本物はこんな感じでかなり違うけど、ちょっとだけ似ているとも言える。
そんな事を考えながらテクテク、ウロウロ。非常事態宣言中のせいか、晴天なのに誰もいない駒ヶ谷。
新緑が美しいリングロードも人通りが少ない。
お昼ご飯は次男の提案で、(玄関先で)BBQとなりました。

午後は挽きたてのコーヒーを飲みながら、顕微鏡学会のアーカイブ視聴などをして有意義に過ごしました。学会がオンライン開催だと、印象に残った講演を繰り返し何度も聞けるので本当に有難いです。

夕食は長男の提案でピザを焼く事に。我が家にはガスのオーブンがあるのでクリスピーなピザが焼き上がります。手前のピザはペスカタリアンの私の為に焼いてくれた「ピッツア・ペスカトーレ・ヒロちゃんスペシャル」(イカのピザ)です。南淡路のオリーブオイルを少量かけて、イタリアに想いを馳せながらご馳走になりました。

地味で安上がりなGWを過ごしていますが、体も心も休まり、それなりに楽しく過ごしております。

明日は診療所に新しいレントゲン装置が設置されるので出勤です。

南淡路のオリーヴオイルはギフトに最適

皆さんも、お世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈り物をされる事があるでしょう?

最近数人の方にお渡しして、その時の先方の表情がパッと明るくなったものがあります。それは南淡路のオリーヴオイルなのです。

淡路島の西海岸が外来資本によって醜く乱開発されているので、淡路島 lover としては心穏やかではないのですが、それでも「淡路島ブランド」の力は強力です。フグやしらすに代表される魚介類、野菜、塩、等々、挙げたらきりが無い程に良いイメージがあります。

パッケージに印刷された淡路島の外形がイタリアの長靴みたいにカッコいい。老後は南淡路に移住しようかな?

お渡しした時に満面の笑みと共に「えー、淡路島の?小豆島じゃなくって?凄く嬉しい!」というリアクションを戴けるのが楽しくてしょうがありません。癖になりそう。

「南淡路オリーヴ園の土居所長は長年イタリアで過ごされた後、故郷の淡路島に帰られて、そこで純イタリア式のオリーヴ栽培法を実践されているのです。淡路島南部は降水量も少なく、日本で一番オリーヴの栽培に適した場所だそうです。だから、このオリーヴオイルは本当に美味しいんです。加熱せずに召し上がってみて下さいね。」と思わずうんちく自慢をしてしまいます。

不飽和脂肪酸で健康にも良いので、淡路島にドライブに行かれた際は売店で購入して召し上がってみて下さい。私は毎朝少量を納豆にかけて食べています。最近始めた ABM 乳酸菌とノルディックウォーキングの併用効果もあるようで体調がすこぶる良好です。

体の調子が良いと心理状態も安定して何にでも前向きになります。家族やスタッフやお客様に対しても心に余裕を持って接する事ができて良い事ずくめです。

皆さんも是非、美しい淡路島の自然に思いを馳せながら「南淡路のオリーヴオイル」を楽しんでみて下さいね。もう、強くお勧めしますよ!

水と安全と医療はダダ同然?

私が18歳からベジタリアンを続けている理由は、動物を殺してまで食べたくないからです。虫も殺さぬ何とやらと言いますが、虫を殺す時すら「ごめんな」と謝る程の殺生が嫌いな平和主義者です。それでも日本が侵略されたら、自衛隊員の皆さんと共に戦う覚悟はあります。中高生時代に白陵で軍隊式教育を受けたせいかな?

イザヤ・ベンダサン氏は彼の著書『日本人とユダヤ人』の中で「日本人は水と安全はタダと思っている」と述べています。

私は長年日本で歯科医療に従事してきた者として、これに「医療」を加えたいと思います。

大半の日本人は、歯が痛くなってから健康保険証を持って歯医者に行けば数千円で「歯が治る(=ほぼ元の状態に戻って、あわよくばそれが一生持つ)」と無意識に思っているのです。
まさに、水は「蛇口をひねれば、飲める水が出てくるのが当然」で、安全は、例えば「中国軍が本州に上陸してきたら、自衛隊と米軍が戦うのが当然」と無意識に思っているのと同様です。

そして大半の日本人は、いよいよ歯の状態がどうしようも無くなってからも「どこかに保険治療で(=タダ同然で)完璧に元の歯のように戻してくれる歯科医院があって当然。だってここは日本だから。」という幻想を抱いて、その結果、自称「歯医者難民」になるのです。

残念ながら、水も安全も質の高い医療もタダでは無いのです。

令和3年の時点の平均的な日本人の口の中。数千万円の家と、新車が買える経済力があってもこの状態。
平均的な保険の治療が施してあります(黄色のところ)が、素人目から見ても、どうですか?Poor に見えませんか?(ここで言う Poor は貧乏という意味ではありません。念のため。)
我々日本人歯科医師は米国はおろか、今では台湾の学会でもこのような日本人の歯の実態の写真を見せる事ができません。余りにも恥ずかしいから。

ただ、幸いな事に、歯科医療に関しては「タダ同然」にする方法があります。親から貰った最高で最強の「持って生まれた歯」を大切に大切にして、完全に予防するのです。そうすれば本当に一生「タダ同然」で行けますよ。歯医者難民にもならずに済みますし、もう、この手を使うしかないね。