垂水区からようこそ

5年前に看板を外して、これからはこじんまりやって行こうと思っているのに、だんだん忙しさが増しているじゃないか!?若い方も沢山来て下さって、老若男女・千客万来といった感じで、最近の英保歯科は本当にいい雰囲気です。
今日は女性のお客様が垂水から電車を乗り継いで来て下さいました。2年ほど前に近所で転医し「銀歯のかぶせ(クラウン)が保険で白いかぶせ(クラウン)にできますよ!」と勧められて、何本かの歯にその治療(?)を選択されて受けられたそうです。それがすぐに外れて再治療を行って・・・。等々。

(*´з`)・・・。ふう。削った歯は元に戻せないのに・・・。歯医者も国民も簡単に歯を削り・削られ過ぎじゃない!?

さて、今回はその内の一本について「歯が割れています。抜きましょう。」と診断され、抜きたくない一心で調べに調べて英保歯科に来て下さってそうです。

次回歯の内部を確認させて頂く予定です。遠方から来て下さっていますし、期待にお応えできると良いのですが。

とにかく、ベストを尽くしてみるつもりです。

今日からまた、新しい雰囲気で

GWも終わり、だんだん夏めいてきましたね。今日はとても良いお天気でしたので、Tシャツにパーカーを羽織ってノルディックウォーキングで出勤しました。駐車場の掃き掃除をする際にはTシャツ1枚が丁度良い位に体が暖まっていました。気持ちよく履き掃除をしていると、今日から TEAM 英保歯科に本格的に加わって下さる新しい衛生士の先生が「おはようございます!よろしくお願いします。」と素敵なスマイルで挨拶して下さいました。

月曜日の午前中は電話もひっきりなしに鳴りますし、衛生士の先生も土曜日並みの人数になりましたので、受付のスタッフのリーダーの和気さんと森さんにお願いして、シフトを変えて午前中の受付を3名に増員してもらいました。

ですから今日の午前中はまるで土曜日を思わせる活気でした。新しいデジタルレントゲンの装置も本格稼働し、数台のモニターにお口の中の写真やレントゲンが映っている感じは(本当はガジェット大好きな人間としては)嫌では無いのです。断捨離で我慢をしてはおりますが、元来オーディオとかパソコンとかは大好きだからね。

そんな訳で、今日からますます活気が増した英保歯科です。私も体調管理に細心の注意を払って、ますます頑張ります!

私、普段から断捨離していますので

今日の日経新聞の朝刊に、皆さんに是非読んで頂きたい記事が載っていましたので(こっそりと!)引用しました。こんな良い記事ばかり載っていますので、是非日経新聞を取りましょうね(と、書いておこう)。下にはテキストをコピペしあります。シニアの方は新聞面ではなく下のテキストで読んでね。

現代人は「引き算」が苦手 労働や環境問題、解けぬ一因(日本経済新聞 5/9 朝刊より抜粋)

働きすぎや非効率な仕事、環境破壊といえば、いずれも現代社会が直面する深刻な問題だ。新たな選択ができるはずの人間がなぜ、これほどまでに解決にてこずるのか。その原因を「人間は引き算の決断が苦手で、足し算にこだわるから」とする説を米バージニア大学のチームが英科学誌ネイチャーに発表した。整理整頓の難しさが思い浮かんだ人も多いだろうが、「引く」という選択肢を見落とす「思考の欠陥」が人々を翻弄している。

いま、ベッドの4本ある脚のうち、3本が外れてしまった。ベッドが傾き、寝心地が悪い。さて、どうするか。3本の脚を付け直そうと思ったあなたは、何かを見落としている。「残った1本の脚も外す」という選択肢だ。

寝心地の改善なら、残る1本を取り除けばベッドは平らになる。人間は「足し算」を意識し「引き算」を軽視する傾向がある。バージニア大学のチームは様々な実験からこう指摘する。

板を支える脚が一本なのでぐらつく問題(写真上)の解決には脚を外して土台にじかに取り付ける方法もあるが、多くの人は脚を追加して(同下)板を取り付けようとした=バージニア大の研究を紹介するユーチューブから

197人に同様の実験をした。土台から伸びる一本の脚が板を支える模型がある。板のぐらつきを抑えると1ドルの報酬をもらえる。

「脚を1本足すと10セントかかる」とだけ説明した。脚の撤去にコストはかからないが、41%の人しか思いつかなかった。「脚の追加は10セント、脚の撤去は無料」と伝えると、61%がもとの一本の脚を外すだけで板を固定できると察した。

研究チームが気にかけるのは、コストをかけずに解決できる方法があるにもかかわらず、それが「引き算」だと見落としてしまいがちな点だ。選択肢が狭まれば、過重労働や地球環境の問題は解決できないと研究チームは憂う。

研究のきっかけはメンバーの1人と2歳の息子のブロック遊びだった。ブロックでできた橋に柱が2本あり、短い方の柱にブロックを無意識に付け足そうとしていた。人間は「引く」より「追加」で物事を解決する傾向があるとメンバーは気づいた。人間は時に非合理的な行動をとる。バイアスがかかるためだともいわれる。今回の実験結果も人間味にあふれるが、社会問題を克服できない一因だとすれば放置できない。

引き算の発想があっても、引く決断は葛藤を生む。米チームの研究とは別だが、周りからみたら価値がないとも思えるモノをため込み、処分できない行為を「ホーディング」と呼び、精神医学や臨床心理学の研究対象になっている。ふつうの人にも表れる。

専門家の1人である関西大学の池内裕美教授によると、対処方法は「獲得の抑制」と「モノの処分」に大別できる。「後者がはるかに難しい」(池内教授)。一因として「獲得場面(足し算)では対象がある程度特定されるが、処分場面(引き算)ではその対象が定まっていない場合が多い」からだという。「何を処分するかの判断には、相当な認知資源(エネルギー)が必要になることなどが考えられる」(池内教授)

引き算は過去の労力が無駄になる負い目もある。引き算の決断にどれだけの価値があるのか。米チームはペダルがなく足で地面を蹴って進む子供向け二輪車を例に出す。「ペダルを外しただけでブレークスルーが起き、新商品ができた」

「勇気をもって引き算を」と企業改革を訴えるのが静岡県立大学の岩崎邦彦教授だ。市場の成熟や多様な需要、国際競争に焦り、新規事業に手を出す誘惑に駆られる企業は多い。そんなときに「引き算が革新につながる」。携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」やスマホ「iPhone」が好例という。前者は録音機能にこだわらず、後者はダイヤルボタンを無くした。

岩崎教授は中小小売業748社を調べた。新型コロナウイルス感染拡大下の影響を2020年10月に探ると、規模の拡大よりも質の拡充を志向する「引き算」企業は影響が小さかった。

人間が引き算に気づきにくいとしたら、対策は自覚しかないだろう。「政府や議会が部門を削らず追加ばかりしたらコストが膨らむ」(米チーム)。

注意すべきは大切なものを引き去らないことだ。重要な何かを見極められたら引き算もしやすいが、それができないから苦労する。 (藤井寛子、サイエンスエディター 加藤宏志

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どうでしたか?
ちなみに上の質問、私の答えは引き算の発想ばかりでした。
私は普段から「捨てられないか?不要じゃないか?やめられないか?」ばかり考えていますので、当然といえば当然ですね。

One Drive が意外に便利だった件

診療室で使ういくつかの業務用アプリに加えて、100GB の Google Drive(Google One), You Tube Premium の家族契約など、断捨離中の身なのにサブスクリプションで課金される契約がどんどん増えています。Net Flix や Amazon Prime に入っていないだけまだマシか。
(私は本当にテレビを持っていないので)熱心な NHK 様にはいつも丁寧にお引き取り頂いておりますし、Kindle unlimited は先日一旦解約したりと頑張っております。

歯科医師にはMac ユーザーが多く、私もデザインやアプリはMac の方が断然好きなのですが、診療室で使う業務用のパソコンはすべて Windos ベースなので Microsoft の呪縛から離れる事ができません。
その Microsoft も「サインインしてサブスクで毎月定額払え。」とひっきりなしに言ってきて、ちょっと油断すると Office 365 の契約をさせられそうになるのですが、私はビジネスパーソンではないので、ほとんど使わない Office に毎月1000円払う気になりません。ですから先日も Amazon でダウンロード版の Office を買って頑なに抵抗してきました。

一方、 Google Photo に写真をバックアップしているので Google One の契約をしているのですが、Microsoft Office との連携が悪くいまいち不便です。 過去には Microsoft Office から Google Drive のファイルに直接アクセスできるプラグインがあったようですが今は廃止されています。

年額 ¥2,500払って Google One (One drive と似ててややこしいなァ)にすると100GB 使えて、しかもアイコンがこんな風に虹色で囲まれるようになります!(別に嬉しくないけどね。)
こんな虹色のアイコンを見た事が無いのですが、ほとんど誰も Gogle One を使っていないという事でしょうか?トホホ。

そういう訳で、今では利便性から考えると One Drive 一択のようです。かなり悔しいけどサインインして使ってみました。

使ってみると・・・。Office からパソコン内のファイルにアクセスするのと全く同じ感覚で使えて超便利じゃないですか!こんなことならもっと早く使ってみれば良かった。 5GB までは無料で、100GB でもたった¥224 /月だったら安い・・・。おっと、気を付けないと、またサブスク契約が増えそうだ。まあ、時代の流れで仕方が無い部分もありますかね。

また明日からトップギアで頑張ります!

連休明けの初日の今日は本当に良いお天気になりましたね。夏日になった場所も多いのだろうと思います。

ノルディックウォーキングで歩いていると気分爽快。

英保歯科は木曜日が定休日ですので、今日も休診させて頂きました。ただ、受付スタッフは朝から4人全員が出勤し、朝日レントゲン工業から来て下さった女性インストラクターによる2時間の研修を受けて頂きました。ご苦労様でした。

レントゲンがデジタルに変わったので、パソコンを使ってデータ管理をしなければなりません。パソコンが得意とは言いにくい4人ですが、それでもとても前向きに取り組んでくれて、同席していた私も気持ちが良かったです。良く頑張ったね。

連休でしっかりチャージが出来て、気分はスカーンとこんな感じです。明日からの診療も頑張るぞ!

最近の私は、誠実なスタッフや情熱的な衛生士の先生方に囲まれて、素晴らしい英保歯科のお客様の為に仕事をしている時が一番幸せです。こんな風に思えるなんて、私を支えてくれているチームのメンバーやお客様には感謝しかありません。まるで「はやく友達に会いたいな。はやく学校が始まらないかな。」と休みが終わるのを待っている、昔の小学生のようでしょ?

明日はオペもありますし、きっと電話もジャンジャンなって超多忙な一日になる事でしょう。本当に有難い事です。心から感謝して、ベストを尽くして頑張らないと、きっとバチが当たるよね。

良縁は連鎖し、幸(さち)をもたらす

昨日、ついに新しいデジタルパノラマ機が設置されました。今日は土砂降りでしたから作業日が昨日で良かったとホッとしています。

さて、今回は熟慮に熟慮を重ねた末、数社の候補の中から朝日レントゲン工業という会社の製品を選択しました。

朝日レントゲンに決めた理由は性能と信頼です。

京都で製作している高性能な日本製である事も理由の一つなのですが、もう一つの理由は信頼なのです。

友人の(朝日ユーザーの)先生方が「朝日レントゲンはアフターサービスが本当にしっかりしている。自分は次に入れ替えるとしても朝日レントゲン以外考えられない。」と口を揃えておっしゃっいます。

そして、今回担当して下さった森岡様が「デンタルの画像は弊社よりドイツのDÜRR DENTAL 社のスキャナーの方が優ります。」と正直に述べられた時に「他社の製品を褒めるなんて、何て正直な人を育てている会社なんだ。よし!パノラマは朝日さんに決めよう。」と決断したのです。

男性数人がかりでの搬入、設置です。ゴールデンウイークの最中に一日仕事で、本当に頭が下がります。

今回 HDMI ケーブルや LAN ケーブルを部屋をまたいで設置する必要がありました。できればコードが壁の中に隠れる方が良いのですが、以前相談した電気屋さんや工務店さんは「無理」の一言でした。

その事が頭にあったので、今回森岡様に「コードの取り回しの後の化粧ですが、最低限この程度は格好がつくようにして欲しい。」と自分なりの希望を詳細に伝えてみました。(私らしく、何時間もかけて考えに考え抜いたアイデアです。)

森岡様は最後までしっかりと希望を聞いてくれた後に「解りました。でも、なるべく壁の中を通す事ができないか、天井裏に入って探ってみます。それからケーブル類ですが、今回は不要でも将来使う可能性を見越してしっかりと設置しておくようにします。こんな機会じゃないと出来ないと思いますので。」

「そうですか。無理だと思うのですがトライして頂けたら有難いです。院長室で待機していますので何かあったら教えて下さい。」と私。

それから2時間程して「先生、ちょっと見て頂けますか?」と森岡さんが呼びに来て下さいました。

見てビックリ!ほぼすべてのケーブルが「壁の中→天井裏→壁の中」という経路で(全く目立たず)設置されているではありませんか。しかも不細工な仕上げがしてあったモジュールまで新しい部品に交換して、美しく仕上げてくれています。

私「プロの工務店や電気屋さんでさえ無理の一点張りだったのに、どうやって通したんですか?スパイダーマンみたいですね!」
森岡さん「意外に簡単でしたよ。」
朝日レントゲンの他のスタッフの方「先生、ウソですよ。相当苦労してやってましたよ。ここからオペ室まで HDMI も行ってますし LAN も念のため2本入れてます。分岐だと不安定になる事があるので。」
私「皆さん、本当に有難う。もう、感謝しか無いです。」

誠実な仕事と端正な仕上がりに感激。

今回、友人の池田の谷口先生や三田の黒瀬先生のお勧めもあって朝日レントゲンさんにお願いしました。良縁の連鎖によりこのような幸せな経験をさせて頂く事ができました。

良い方と巡り会えると不可能も可能になります。歯科治療も同じです。私も森岡様のように常に自分のベストを尽くし、お客様の期待や夢をも上回る仕事をしようと思わせてくれた良い経験となりました。

セファロ君、パノラマ君、26年間ありがとう

先週の土曜日、診療が終わる午後3時頃にアサヒレントゲン(株)の森岡様他2名のスタッフの方が英保歯科に来て下さいました。私が33歳に開業した時からずっと大切に使ってきたアナログ式のレントゲン装置2台を解体・撤去する為です。

左はセファロ君。右はパノラマ君。長い間私に付き合ってくれて本当に有難う。君達が居てくれたおかげで、正しい診断と良い治療ができたよ。感謝しかないよ。
解体作業が始まりました。大切に使ってきたのですが、心臓部に相当する管球が弱っており、もう修理の部品が無いのでデジタル機に移行するしかないのです。画像の美しさはアナログフィルムに軍配が上がるのですが、しょうがないね。
作業が始まると同時に急に大雨とヒョウが降り出して、しばらくするとピタッとやみました。セファロ君とパノラマ君の涙雨か?なんて思いました。
見るに忍びない姿。時代を感じさせるフルアナログの内部構造。でも、アナログ構造の頃は「もの作り」が楽しかった良き時代だ。
普通の2倍はある広いレントゲン室。

開業した時はインターネットが世に出始めた頃です。当時はWiFi などなかったので LAN ケーブル用の配管を診療室のあちこちに隠し施工しておいたのですが、(昨今、セキュリティーの関係から有線 LAN に回帰する必要が出てきたため)それが今頃になって役に立っています。

ただ、レントゲンがデジタルになるなんて夢にも思ってもいなかったのでレントゲン室にはLAN 用の配管は来ていません。

信頼できる工務店さんにお願いして壁紙と照明を新調してもらい雰囲気がソフトで明るくなりました。レントゲン室は壁全面に鉛が入っており音が反射してエコーが効きくので、一人カラオケには持ってこいの部屋になりました。スマホカラオケで一曲歌ってみたかどうかは秘密です。

今日の9時から新しい装置の設置が開始されます。楽しみです!

ピッツア・ペスカトーレ・ヒロちゃんスペシャル

コロナによる非常事態宣言で厳戒下のGWですが、皆さん如何お過ごしですか?
子供が4人もいる我が家は万年家計が非常事態宣言中ですので、コロナがあっても無くても Stay Home の予定でした。まあ、もしも出かけてもいつものように淡路島でしょうか。
そんな訳で、家で如何に楽しむかを子供達と相談して、今日は色々なプチイベントを行いました。

朝は私個人の楽しみ、ノルディックウォーキングにそーっと出かけました。どこまでも続く青い空と幾何学的な建築が LA の Disney Concert Hall をちょっとだけ思い出させてくれました。
まあ、本物はこんな感じでかなり違うけど、ちょっとだけ似ているとも言える。
そんな事を考えながらテクテク、ウロウロ。非常事態宣言中のせいか、晴天なのに誰もいない駒ヶ谷。
新緑が美しいリングロードも人通りが少ない。
お昼ご飯は次男の提案で、(玄関先で)BBQとなりました。

午後は挽きたてのコーヒーを飲みながら、顕微鏡学会のアーカイブ視聴などをして有意義に過ごしました。学会がオンライン開催だと、印象に残った講演を繰り返し何度も聞けるので本当に有難いです。

夕食は長男の提案でピザを焼く事に。我が家にはガスのオーブンがあるのでクリスピーなピザが焼き上がります。手前のピザはペスカタリアンの私の為に焼いてくれた「ピッツア・ペスカトーレ・ヒロちゃんスペシャル」(イカのピザ)です。南淡路のオリーブオイルを少量かけて、イタリアに想いを馳せながらご馳走になりました。

地味で安上がりなGWを過ごしていますが、体も心も休まり、それなりに楽しく過ごしております。

明日は診療所に新しいレントゲン装置が設置されるので出勤です。

南淡路のオリーヴオイルはギフトに最適

皆さんも、お世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈り物をされる事があるでしょう?

最近数人の方にお渡しして、その時の先方の表情がパッと明るくなったものがあります。それは南淡路のオリーヴオイルなのです。

淡路島の西海岸が外来資本によって醜く乱開発されているので、淡路島 lover としては心穏やかではないのですが、それでも「淡路島ブランド」の力は強力です。フグやしらすに代表される魚介類、野菜、塩、等々、挙げたらきりが無い程に良いイメージがあります。

パッケージに印刷された淡路島の外形がイタリアの長靴みたいにカッコいい。老後は南淡路に移住しようかな?

お渡しした時に満面の笑みと共に「えー、淡路島の?小豆島じゃなくって?凄く嬉しい!」というリアクションを戴けるのが楽しくてしょうがありません。癖になりそう。

「南淡路オリーヴ園の土居所長は長年イタリアで過ごされた後、故郷の淡路島に帰られて、そこで純イタリア式のオリーヴ栽培法を実践されているのです。淡路島南部は降水量も少なく、日本で一番オリーヴの栽培に適した場所だそうです。だから、このオリーヴオイルは本当に美味しいんです。加熱せずに召し上がってみて下さいね。」と思わずうんちく自慢をしてしまいます。

不飽和脂肪酸で健康にも良いので、淡路島にドライブに行かれた際は売店で購入して召し上がってみて下さい。私は毎朝少量を納豆にかけて食べています。最近始めた ABM 乳酸菌とノルディックウォーキングの併用効果もあるようで体調がすこぶる良好です。

体の調子が良いと心理状態も安定して何にでも前向きになります。家族やスタッフやお客様に対しても心に余裕を持って接する事ができて良い事ずくめです。

皆さんも是非、美しい淡路島の自然に思いを馳せながら「南淡路のオリーヴオイル」を楽しんでみて下さいね。もう、強くお勧めしますよ!

水と安全と医療はダダ同然?

私が18歳からベジタリアンを続けている理由は、動物を殺してまで食べたくないからです。虫も殺さぬ何とやらと言いますが、虫を殺す時すら「ごめんな」と謝る程の殺生が嫌いな平和主義者です。それでも日本が侵略されたら、自衛隊員の皆さんと共に戦う覚悟はあります。中高生時代に白陵で軍隊式教育を受けたせいかな?

イザヤ・ベンダサン氏は彼の著書『日本人とユダヤ人』の中で「日本人は水と安全はタダと思っている」と述べています。

私は長年日本で歯科医療に従事してきた者として、これに「医療」を加えたいと思います。

大半の日本人は、歯が痛くなってから健康保険証を持って歯医者に行けば数千円で「歯が治る(=ほぼ元の状態に戻って、あわよくばそれが一生持つ)」と無意識に思っているのです。
まさに、水は「蛇口をひねれば、飲める水が出てくるのが当然」で、安全は、例えば「中国軍が本州に上陸してきたら、自衛隊と米軍が戦うのが当然」と無意識に思っているのと同様です。

そして大半の日本人は、いよいよ歯の状態がどうしようも無くなってからも「どこかに保険治療で(=タダ同然で)完璧に元の歯のように戻してくれる歯科医院があって当然。だってここは日本だから。」という幻想を抱いて、その結果、自称「歯医者難民」になるのです。

残念ながら、水も安全も質の高い医療もタダでは無いのです。

令和3年の時点の平均的な日本人の口の中。数千万円の家と、新車が買える経済力があってもこの状態。
平均的な保険の治療が施してあります(黄色のところ)が、素人目から見ても、どうですか?Poor に見えませんか?(ここで言う Poor は貧乏という意味ではありません。念のため。)
我々日本人歯科医師は米国はおろか、今では台湾の学会でもこのような日本人の歯の実態の写真を見せる事ができません。余りにも恥ずかしいから。

ただ、幸いな事に、歯科医療に関しては「タダ同然」にする方法があります。親から貰った最高で最強の「持って生まれた歯」を大切に大切にして、完全に予防するのです。そうすれば本当に一生「タダ同然」で行けますよ。歯医者難民にもならずに済みますし、もう、この手を使うしかないね。