良き自然環境と、善き人々の中に身を置くと

今週は忙し過ぎて、帰宅して食事・入浴・即布団の日々が続いております。今日は午前中学校健診、午後はお役所に医療従事者ワクチン関係の書類を貰いにリアルに行かなくてはなりません。(書類の受け渡しくらい、バーチャルで済ませてくれないかなァ・・・。)最近は夜中に起きてブログの更新をする毎日で、現在夜中の3時であります。それでも毎日100人ほどの訪問者がありますので、有難い事だと感謝しながら頑張って更新しております。

さて、昨日、ある女性のお客様が北区からお見え下さいました。私のブログを熱心に読んで下さっているとの事で、「こんな先生に診て欲しいと思って来ました」との事。有難う御座います。
彼女:「先生のブログ、ずーっと読んでしまって、3年ぐらい前まで遡って読みました。生意気な言い方かもしれないけど、『昔と今と、考え方が変わられたな』なんて思ったりしながら読んでいます。」
私:「ブログは私の日記みたいになっているからね。変化の記録だよ。それだけブログを読んで貰っていると今日初対面のような気がしなく無い?良くそう言われるんだけど。」
彼女:「ホント、そうです(笑)。」

養老孟司先生は『バカの壁』の中で「  ”私は、私ではない”  一般に、情報は日々刻々と変化しつづけ、それを受け止める人間の方は変化しない、と思われがちです。情報は、日替わりだが、自分は変わらない、自分にはいつも「個性」があるという考え方です。しかし、これもまた、実はあべこべの話です。」と言われています。

私は20年以上前にテレビを捨てて見ていませんが、お出かけの時にテレビを見る事があっても「20年前と全く同じだな。」と感じます。逆に自分自身は「よくまあ、ここまで変わったものだ。」と思えるほどの変化を自覚できます。

彼女は「英保先生の考え方が変わった?」と言ってくれましたが、自分で自分の考え方を変える事はできないと思うのです。周囲から様々な影響を受けた結果として変化が起こったのだと思います。

5年前にモノとコトの断捨離を徹底して開始してから、少しずつ少しずつ、人間関係の良縁に恵まれるようになりました。そして、自分の人生を心穏やかで(物質的ではなく心理的に)豊かにしてくれるのは「善き人との出会い、触れ合い(良縁)」だな、と痛感しています。

加えて、三田という素晴らしい自然環境の中に住んでいる事も心に良い影響を与えてくれていると思います。

晴れの日も良いですが、雨の日に散歩した時の、あの土の匂いが大好きです。

良き自然環境の中に住み、善き人々と時間を共有すれば「自分の性格変えなくちゃ」なんて自分では出来もしない事を思わなくても、時と共に少しずつ少しずつ自然に穏やかな方向に変化して行くようです。

以上、体験からの主観で、スミマセン。