インプラント学会(名古屋)に参加

毎年、シルバーウイークの時期に日本口腔インプラント学会が開催されます。我々会員にとってはシルバーウイークは行楽ではなく学問の為の休診日という事になります。

金曜日の午後から3日間の学会がスタートします。台風が来ているので、余裕を持って三田を発ちました。新幹線は1時間だけだから自由席でGO!
着いたよ。どえりゃー人が多い。目指すは名古屋国際会議場。
金山駅で乗り換える時に昼食をとります。折角だからきしめん食べとこ。
イタダキマス!
まずは学会のIDを使って、学会参加登録を済ませます。もしもこれがマイナカードで管理になったら怖いな。行動も勉強量もせーんぶ国に把握される。
メインホールのスクリーン。講演中は写真撮影禁止だから、今のうちにパチリ。こんな雰囲気なんですよ。
ノーベルバイオケア社の企業展示ブース。洗練された雰囲気でひときわ目立っていました。
岡山大学の同級生、出席番号1番と2番の仲良しと、偶然の再会を喜ぶ。彼は開成出身の秀才で哲学家。英語もペラッペラ。私が自分らしく振舞っても違和感の無い、本当に数少ない人間の一人。
夕食を一緒にしようと、二人で栄の歓楽街を歩く。
二人とも基本的に肉を食べないから、ここはダメ。他の居酒屋でノンアルコールビールと野菜サラダや刺身、ご飯などで談笑すること2時間。
ここに場所を変えて、コーヒーで談笑する事更に2時間半。明日があるからホテルに帰って寝る事にしよう。
グループの世話役の人が団体早割りで2泊で1万5000円と破格の値段で取ってくれました。ちなみに当日料金は1泊2万2000円だそうです。
岡山大学の後輩の先生が座長として登壇。皆、頑張ってくれていて嬉しい。
学会場に缶詰めで勉強します。ランチョンセミナーで配ってもらったお昼ご飯はこれ。
食べながら講演を聞きます。講師の先生、スミマセン。
3日間の学会が終わって帰る頃にはすっかり台風も去って新幹線も通常運行でした。

今回も多くの事を学びました。学術的な事だけで無く、親友からのアドバイス(人生相談)や、社会貢献を主目的とした企業(歯科医院)を運営する者としての考え方をアップデートする必要性など、多くの気付きがあり新たな目標が出来ました。

価値観の近い、旧知の友人は本当に良いものです。人生で上手く行かない事があっても、自分が100%間違っているのでもなく、自分が100%悪い訳でも無い事を気付かせてくれました。

今後の人生を意義あるものにしたいと思いながら帰って来ました。明日からまた頑張ります。

充実した2日間でした

悪玉コレステロールを減らすには有酸素運動が大事。なので、最近はほぼ毎日ノルディックウォーキングで通勤しています。片道2キロ、往復4キロだけですが、この暑い中では結構体温が上がります。診療所に到着したらそのまま駐車場の掃き掃除と草引きをしますので、それが終わる頃には額に汗が滝のように流れて気分爽快。院長室に設置したシャワールームで汗を流して着替えたら、まるで朝からジョギングで通勤する、デキるビジネスマンの気分です。(私のメインは掃除と草引きだから、やってる事はだいぶ違うケド・・・。)

今私が解決すべく必死に取り組んでいるのが、この悪玉コレステロールの問題です。

水曜日の診療終了後も歩いて一旦帰宅。再びシャワーを浴び、軽く食事をとったら武庫之荘に向けてS660でドライブです。月1回のノーベルバイオケアプランニング教室に参加するのです。ホットな勉強会が終わって帰宅したら夜の11時でした。

勉強会の会場。左側の最前列が私の指定席です。学生時代から「どうせ参加するなら最前列」と決めています。

それから軽く You Tube を見て布団に入りました。

翌日、今日の木曜日の午前中はプチカスタムした電動自転車を駆って藍本駅までいつものライドを楽しんできました。

10年以上経ってくたびれたグリップを換装しました。
Amazon で買ったカウホーングリップに変えました。
シートも Amazon で買って換装しました。
更に、荷台と泥よけを外して軽量化しました。
10年以上乗っていますが、気分一新で大満足。これからも大切に乗ろう。
藍本駅にて休憩。キンキンに冷えた岡山の天然水が旨い。
虚空蔵山に繋がる道にて。三田は自然豊かで本当に良いところ。三田の住民で良かった。
青野ダム湖畔の木陰で休憩。いつまででも座っていられそうです。今度はここでコーヒーを淹れて飲もう。
10年で、塵も積もれば8500キロ。

少し昼寝をして、夜は岡山大学インプラント科のセミナーにZOOMで参加しました。こちらもとても勉強になりました。

近年の歯科医療は日進月歩で、例えば数年前では考えられなかったような移植手術が普通に行われるようになってきています。アップデートされた歯科医療は、勉強しても勉強しても最先端にはまだまだ追いつかない感じで、前向きでチャレンジングな人間にとっては本当にやりがいのある世界です。歯医者になって本当に良かったと思っております。

明日からも頑張りますので、宜しくお願いします。

ランチの前に、野菜生活一気飲み?

血糖値スパイクという言葉がポピュラーになってきています。砂糖に代表される糖質類をガツガツ一気に食べてしまうと起こる現象です。

午後の仕事中にとてつもなく眠くなる方はこの血糖値スパイクが起こっている可能性があります。眠くなって仕事の生産性が下がるだけでなく、将来の人生が変わってしまう可能性すらあります。

なぜなら、血糖値の乱高下が続くと、癌発生率が1.6倍、心血管病は2倍になるというデータがあるそうです。怖いですね。

血糖値スパイクを起こす習慣が続くと、血糖値をコントロールする臓器が疲弊してしまうからだそうです。

血糖値スパイクを起こさせずに穏やかに血糖値を上げるには、野菜を最初に、おかずを次に食べて糖質は後半に食べるようにすると良いようです。
つまり、「食べる順番を守って口に入れて行く」事が大切みたいですね。

歯科の見地から追加させて頂くと、よくかんで粉々になってから飲み込むようにする事も忘れないで下さい。

思えば懐石料理のコースなどは最後にご飯が出てきて、その後フルーツやデザートが出てきます。和食って栄養バランスのみならず食べる順番まで完成されていて、長年の歴史の中で極限まで洗練された食文化という感があります。

「時間がないから」とガツガツ流し込むようにうどん定食やカレーを「飲む」と、この「食べる順番」を守る事ができません。というか、外食の定食にはまともな野菜の存在そのものがありません。

コンビニに寄って野菜ジュースを買って食前に飲んでおくことをお勧めしたいと思います。

悪玉コレステロールを減らす必要がある私も、最近冷蔵庫に野菜ジュースを置いて朝食前と夕食前に飲んでみています。自分の体を使った実験なのですが、体調がなかなかエエ感じなので、皆さんにも「悪くないと思うよ。」と、お勧めしたいと思ってブログにアップしました。

先日の東京出張の帰り、新幹線内での昼食も、血糖値スパイクを抑える工夫をしてみました。

参考になれば幸いです。

さくら夙川から車で数分、そこはアメリカ西海岸だった。

友人の N さんと Y さんをお誘いして食事に行ってきました。私は先月から(ほぼ)断酒していますので食後の運転も可能です。そういう訳で今回は三田から車で出て行って、西宮のヨットハーバー近くのイタリアンレストランでディナーと洒落込む事にしました。

今回 N さんが予約してくれたのはここ。ALMARE Sea Terrace です。
三田民単独では絶対に行く事の無い場所。教えてもらえて幸せ。
「波の数だけ抱きしめて」世代には涙ものの雰囲気。
ディナーなのに 1980円でコースメニューが食べられる。ある意味くら寿司よりリーズナブル。まずは前菜から。行儀悪いけど、ペスカタリアンの私はお肉は残させて貰いました。
メインディッシュも選べます。私はこれ。それから、ライスとジンジャエールとデザートまで付いてきます。
食後は周辺を散策。ええ雰囲気です。
こんな感じのレストランが何軒かあって、雰囲気はまるでアメリカの西海岸。

N さんのオフィスにあるカフェバー風スペースに移動して話し込む事 4 時間。合計 6 時間の楽しい時間はアッという間に過ぎました。
N さん、Y さん、お付き合い有難う御座いました。

あのまま我慢していると、人生終わっちゃいますから。

数年前から、私はまるで吹っ切れたように、自分の価値観のみを信じた歯科医院運営を行っています。

周辺の歯科医の価値観や大半の日本人の歯に対する常識に合わせず、業界団体にも一切忖度しない事にしました。

このブログでも相当好き勝手な事を言っています。自分の価値観や哲学をわかりやすく表現して、それに共感して下さるお客様に集まって頂きたいのです。

「本当の事を言う人は一番嫌われる。(哲学者プラトン)」


何のためですって?人生短いのだから、自分が理想と思うところの歯科医療を実践してから死んでいきたいのです。

価値観には多様性があります。お互い相手に押し付けることなく、それぞれの道を頑張って切り拓いて行きましょう。
強く、強く、生きる。一人で。理想を求めて。(英保歯科のスタッフと衛生士はついて来てくれています。感謝。)
最初は苦難ばかりでも自分を信じて進めば、奇跡が起こります。

そして、その結果として最近、過去に経験した事の無いほどの患者様からの感謝の言葉や信頼の心を頂くようになりました。有難い事です。

皆さんも自分の好きなようにやって、素敵な人生を送って下さいね。

歯も、大切な人も、失なう事はできないよ。絶対に。

33歳で英保歯科を開業して間もない頃、高校生の女性が「治療しても外れたりするのは歯医者が下手なせいだ。今日やってもらった(保険の銀歯の)治療は一生持つんでしょうね!?」と聞いてこられた事があります。
「いやー、一生は持たないと思いますよ。(人工物をセメントで歯に留めているだけだから。)」と答えると、物凄い形相で私を睨みつけて帰って行かれました。そして二度と現れなかった。彼女は「やってもらった治療が一生壊れない」ような、理想の歯医者さんに出会えたかな?

失ってしまってから、その存在の大切さに気が付いて後悔し始めた人の行動にはふたパターンあると思います。諦める人と、何とか取り戻そうとする人と。人間の歯は食べる事に必ず使います。前歯が無いと心から大口を開けて笑う事もしなくなります。(文化的な生活シーンでは無意識に隠そうとする気持ちが常に働く。)

つまり、歯は生きていく上で「必須」なので、諦める=死を近づける 事になります。ですから、多くの本数の歯を失ってから気が付いて、何とか取り戻そうと必死になる方が非常に多いです。残念ながら元々の歯は絶対に取り戻せないんですけどね。

先の高校生の夢を簡単に叶える方法があります。幼少期から虫歯と歯周病を完璧に予防して悪くしなければ治療を受けなくて良いので、一生壊れないのです。

大切なものを失ってから後悔しない方法があります。かけがえのないものである事を早く悟って、努力して失わないようにするのです。パートナーがまさにそうですね。

家族を大切に。家にいてあげよう。それだけでOK。

持って生まれた歯の価値に一日も早く気が付く事が大切です。あなたのそばにいてくれる人の大切さに気が付く事もまた、大切です。