日本万歳!

私のブログ(性格)の良き理解者 Y さん。国際的な経験とグローバルな視野を持ったビジネスパーソンの彼は、関学の運動部の部長に選ばれる人格を併せ持つ、本当に素晴らしい方です。

私がブログで「人間は経済活動と称して、ろくでもない事しかしないから、いっそのこと禅宗のお坊さんよろしく無になった方がマシ」みたいな事や、チマチマした事に文句ばかり書いていても、いつも優しく見守ってくれております。

昨日、そんな Y さんに LINE で下のような日経新聞の記事の切り抜きを送って「ガソリンエンジンで発電機を回す方式でリッター100キロメートル位走るような車を日本のメーカーに作って貰いたいです。」と意見しました。

ガソリンエンジンの開発が終了だなんて。まあ、インターネットの出現によって役目を終えた機器も数え切れないか。

ハイブリッド車はいつから「悪役」になったのか正義の味方「EV」をめぐる2つの大きな誤解
江田 健二 : RAUL代表取締役(東洋経済オンライン)

それから、↑この記事に共感を覚え、「EUの完全EV化計画は頓挫すると思いますが、どう思われます?」とも聞いてみました。

すると、

「後進国や不便な土地にはハイブリットがまだまだ残ると思うのですが、個体電池等バッテリーの圧倒的進化が、EVのエリアを限りなく広げていくのではないでしょうか。5分の充電で、1000km走れ、その電力は水素から作る、そんな世界がもう見えているのではないでしょうか。」
「大手企業が、川崎重工と三菱重工の水素発電用のタービンを使った水素発電を開発しようとしていますが、とてもリアルで手が届きそうな実感でした。課題ももちろんあるのでしょうが巨大な水素用タービンでガンガン発電出来たら凄いし、それで車が走ったら最高ではないでしょうか。わざわざ個々の車の中で水素を反応させる必要はないのです。電気には色が無いので、石化由来の発電と同じような供給インフラを使い、次第にそのシェアを増やしていくイメージ。とてもリアリティを感じます。よって結果的に世界のEVは自動化・シェア・環境の3つを進んでいけるのではないでしょうか。日本の大手重工も、輸出する気満々です。」

という素晴らしく前向きな返事が返って来ました。彼の実務から得られた情報に基づいた前向き意見で気分がパッと明るくなりました。有難う御座いました。

私が中高時代を過ごした高砂にある工場でこのような機器の開発がされているようです。凄い。原子力発電に代わって日本発の水素発電プラントが世界中で使われて、地球温暖化が止まったら、どんなに素晴らしいでしょう。

診療所に籠ってチマチマ歯を削っている者や実験室で研究ばかりしている理系のオタクはどうしても視野が狭くなり唯我独尊になりがちです。Yさんのように全く違う世界で経験を積まれた方とお話させて頂けると、多くの学びや気付きに繋がって本当に有難い事だと思いました。

英保歯科のお客様、スタッフ、出入りの業者さん、宅急便屋さん等々。私が出会う事ができる全ての方々も又、私に多くの学びや気付きの機会を下さっているはずです。それを自分の人生に活かすも殺すも自分次第です。

Y さんのメッセージによって「私はもっと謙虚になって周囲の人の生き方から学ぶ姿勢が必要だ。」と反省させてもらえました。そして、「日本人も頑張っているんだ。」と解ってとっても元気が出て来ました。Y さん、ご指導有難う御座いました。