マイナ保険証で誰が笑う?

元産経新聞の読者、今は日経新聞の読者の私なので、そこそこ中庸の人間だと思っています。ですから、あまり左寄りな事は書きたくないのですが、マイナンバーカードの普及に国が税金をジャバジャバ投入しているのに嫌気がさして来ています。皆さん、このマイナ保険証の普及って、何の為、誰の為にやっているのか考えた事がありますか?

国は医療機関に於いても保険証としてマイナンバーカードを使わせようと必死です。高額なリーダーを無料配布(=皆さんの納めた税金で買ってタダで医療機関に配る)してまで普及させようとしています。私も思わず(同調圧力に飲み込まれそうになって)一旦申し込んでしまったのですが、慌ててキャンセルの電話をしました。何とかなりましたが危なかった。

何でここまでむきになって普及させようとしていると思いますか?

個人的な見解を述べさせて下さい。

①無料で配布するリーダーを作っているのが大手企業などの数社に限定されている。私が申し込んだ時には「3社の中から好きなやつを選べ」でした。
②一旦導入したら保険証のデーターを管理する公的機関のサーバーと、安全に常時接続できる回線契約が必要。格安のインターネット回線で許してもらえる訳が無く、特定の業者が持っている専用の回線を月額8000円とか払って契約しなければならないはず。
最近の政府のやり方を見ていると、既得権益や利権の文字が浮かんできます。どこかの人材派遣会社よろしく、特定の企業にばかり自動的に、継続的にお金が流れ込むようになっているんじゃないでしょうか?

P社やP社にお勤めの方には何の恨みもありませんが、政策によって一流巨大企業にばかりお金が流れ込んでいる感は半端無いですね。
読み取り機を導入した医院では初診料や再診料の一部負担金が10円から20円アップしてしまいます。普通の保険証を提示しても、です。一生懸命働いて税金を払っている皆さんが、このシステムを普及させるために毎回受診するごとに10円から20円多めに払わされるのですよ。ひどい話だと思いませんか?

このように、政府はめちゃくちゃ強引にやろうとしています。そのうち普通の保険証しか扱わない医療機関は初診料や再診料をマイナスにするようにする気じゃないかな?

コロナワクチンも物凄い勢いで税金を使っていますが、どこかの誰かの笑いが止まらないのは事実だと思います。少なくとも我々中小企業に関係する小市民じゃ無い事だけははっきりしている。

英保歯科がこのリーダーの機械を入れていたら、使わなくても皆さんに迷惑がかかるところでした。同調圧力大国ニッポンに於いて、どこまで頑張れるかわかりませんが、一匹狼の私は私はなるべくマイナ保険証の制度に抵抗してやろうと思っています。皆さんの初診料や再診料を10円から20円安く据え置く事もできますしね。