教養は邪魔にならない

英保歯科の受付スタッフは全員短大卒以上の学歴を持っています。学歴も申し分無いのですが、それに似合うだけの教養と人格を身に付けてくれていますので、私は安心して100%診療に集中する事ができています。(下手に私が受付に登場するとかえって良くない事もしばしばです。)私と英保歯科は今、あり得ないほど恵まれた状況にあるのです。

さて、英保歯科には数人ですが、外国人のファミリーの方もおられます。国籍はアメリカ、ニュージーランド、中国、台湾、そしてフランス。皆さん年に数回のメインテナンスに欠かさずお見えになります。流石ですね。

今日はフランス人の男性がお見えになりました。英保歯科の受付スタッフには、大学で仏文学を専攻しその後大学院レベルの上の学校でフランス語に磨きをかけて、欧州に1年以上住んでいたという才女がいます。

私:「(ニヤニヤしながら)院長命令があります。今日フランス人の〇〇さんがお見えになりますが、一切日本語を使わずにフランス語だけで対応してみて。きっとビックリすると思うんで。」

受付スタッフ:「わかりました。(余裕の表情)」

私:「(ちょっとひるみながら)ホントに大丈夫?絶対日本語ダメやで!?」

受付スタッフ:「やってみます。(余裕の表情)」

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「外国人が異国の地で完璧な母国語を話してくれる現地人に出会った時の驚きや喜びとは、こんなにも大きいものなのか」と、知る事が出来ました。

教養って、全然場所も取らないし、ガソリンも電気もガスも消費しないし、身に付けていて邪魔にならないものだなとつくづく思いました。

私もサボってないで、彼女を見習ってせめて英語の勉強くらいは継続しなくっちゃ。下手な英語喋ってたらスタッフに笑われちゃうからね。