とある60歳代の女性のお客様。英保歯科のファミリーとして年に3回予防に通院されているのですが、歯以外の事で私に相談したい事があるとの事で今日お見えになりました。
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彼女:「寝ても覚めてもワクチンをどうしようかと悩んでいます。毎朝起きる度に逆の決心をしています。
私は体も小さいので外国人と同じ量を打たれると心配だから、もう少し日本人の接種が進んで副反応がわかってから受けようかとも思うし・・・。受けてなかったら受けた人から非難されそうだし、ネットで情報が手に入り過ぎるのも善し悪しですね。先生は受けられましたか?」
私:「自分と体格が同じような日本人が受けてどうなるか様子を見るなんて、他人に先に人体実験を受けさせているみたいでセコくないですか(笑)?
私が受けたかどうかはご想像にお任せします。自粛警察の次は換気警察やマスク警察がひどくて、最近はワクチン警察がうるさいからね。同調圧力に従わない人は日本ではえらく差別されるので、受けたとも受けていないとも言わない方が身の為でしょう(笑)。とにかく自分で決めないと。」
彼女:「そうですね。」
私:「m-RNAワクチンは人類初の試みですね。壮大な人体実験を全世界参加で行っているようなものです。コロナの後遺症が出る確率は数パーセント程度、ワクチンの副反応はその100分の1程度の確率ではなかったでしょうか?私はテレビもネットもほとんど見ないので、きっと貴女の方が正確な数字をご存知でしょう?ただ、それぞれの確率が何パーセントであっても、発現してしまった当事者にとっては100%起こった事になる訳です。」
彼女:「本当にそうですね。どうしようかな、どうしようかな。ちなみに、インフルエンザのワクチンは毎年受けていますが、受けなかった年が2回だけあって、その時にはインフルエンザにかかりました。」
私:「コロナも変異株が次々出てくるから、次々と新しいm-RNAワクチンを受けないとダメかもね。私はインフルエンザのワクチンは生まれてから一回も受けた事がありません。でも、かかりませんね。普通の風邪も数年に1回かかるかどうかです。歯磨きをしっかりするから、かな(笑)?ま、しっかり考えて自己責任で判断して下さい。」
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日本政府もその関連の医者達もメディアで「m-RNAは体内で速やかに分解されるので安全です」と言っています。偉い先生方が言っているのだから、確かにそうなのでしょう。
私は、m-RNAワクチンという、過去に人類がやった事の無い方法を、全世界で一気にやってみるように持って行けた事が凄いと思います。このm-RNAワクチンという手法自体が根本的に安全なら、今後、ワクチンは細菌やウイルスに特異的なタンパク質のアミノ酸配列の情報からm-RNAを大量にシンセサイズするだけで作れる訳ですから、すごくスピーディーになりますね。次々変異株が出てもその変異部分のアミノ酸配列を解析すれば、その設計図であるDNAやRNAをシンセサイザーを使って大量に合成する事が出来るはずです。
今回m-RNAワクチンを世界中で使わせる事が出来た人達は、ノーベル医学賞と、(そんなのは無いと思うけど)ノーベル政治学賞と、ノーベル経済学賞に相当する偉業だと思いますよ。但し、10年後の人類の体調に異常が起きていなければの話ですが。そんな事はビットコインの将来の価値と同じように、誰にも予言できないね。
あんまりこんな事ばかり言うと誰かに暗殺されるかも知れないから、この位にしときます。