戻れるものなら、戻りたいあの時代(とき)

時々、私のブログに「いいね!」を押して下さるHaLu さんというブロガーがおられます。多分、北海道在住の文系の女性だと思うのですが、そのブログのスピリチュアルな表現が「関西人(注:関西人はムダが嫌いで超合理的)の、しかも、理系の男」の私のブログと対照的でありながら、深い部分で共感できる事が多く、いつも興味深く拝読しています。

その Halu さんの最新のブログ手放して初めて気づく想いにフィルムカメラを一旦断捨離してしまったがその大切さに気が付いて、同じ製品の中古を再度購入したら前より状態が良い完動品が手に入ったという事が書いてありました。
心と宝物(これは絶対にモノでは無いな)の両方の点で「本当に良かったですね。御目出とう御座います!」とお伝えしたいです。

Halu さんが再度入手された CONTAX Aria
まあ、今度こそは一生もんだな。絶対に離さないであげて。
写真は鳥井工房ブログ より転載

その Halu さんの最新のブログ手放して初めて気づく想いにこのカメラとCarlZeiss Planar50mm/F1.4 で撮影された写真が載っていますので、是非是非ご覧になって下さい。

Zeiss のF1.4 の明るいレンズ、しかも50mm の固定焦点です。素晴らしい写真ですね。シャッター一押し一押しに魂がこもっているのが伝わって来て、胸がキュッとなって泣きそうになります。

「フィルムはリバーサルか?フジかコダックか?そもそも今でもそんなのが手に入るのか?現像してくれる写真屋さんが存在するのか?」なんて考えてしまいます。

スマホでテキトーにパシャパシャ撮っている自分がみっとも無い。

読者の皆さん、聞いてくれてます? 起きてますか? 何を言っているか解りますか? 解りませんよね・・・。

・・・。さて、今日の寒さも尋常ではありませんでした。

贅沢三昧、消費三昧で原子力発電にまで頼り、地球に異常な負荷をかけている現在の社会ですが、 Halu さんのように「やっぱりあの頃の方が良かった。あの頃にもう一度戻ってみたら、当時より今回の方が、その良さが更に良く解った!」なんて、出来たらいいんですけどね。