正直に告白すると、私は還暦を迎えて様々な事に対する気力や、体力が徐々に衰えてきたなと自覚していました。
例えば
「海外に年に1回は行って刺激を受けていたのにコロナでストップしてしまっているし。」
「学会発表も倫理審査というのが厳しくなって以来、開業医が発表しにくくなってしまって発表回数が減ったし。」
「海外に行かないから、英会話の勉強もサボり気味だし。」
「認めたくないけど、体重も(年相応に)増えてきちゃったし。むしろ髪の毛が増えて欲しいのになァ。」
なんて感じていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、どうやら、まだまだ年を取る事は許して貰えないようです。
2023年7月には英保歯科が開業して以来28年間で、最高の来院患者数を記録したのです。「どうなってんの?有難すぎる。もう、頑張るしかないやん。」
更に、先日、親交のある台湾の歯科関係の方からメールが来ました。「是非、台湾に来て下さい。私の会社の後継者にあたる人物に会って頂きたいのです。」と嬉しいお誘いでした。
11月に数日間休診させて頂いて台湾に行く事になりました。久し振りの海外出張になります。楽しみです。
そして、何故か、学会発表も俄然やる気が出てきました。今月に北海道で発表してきましたが、来月にも大阪のインプラント学会で発表する予定です。又報告しますね。
さらに、どういう訳か、英会話もやる気が出てきて、2000年代、私が40歳代に聞いていた Marsha Krakower 先生の NHK 英会話の音源を引っ張り出してきて毎日聞いております。
ついでに、この際、体重のコントロールも頑張ってみようと思って、徒歩通勤に戻す事からスタートしました。予防医療に携わっている身ですから、不健康そうな体で「おまいう」状態になるとカッコ悪いからね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな事で、私が少々前向な気分になっていた事を神様が知って、そのご褒美か、アメリカはニューヨークから感動的なメールが届きました。Whitecatinnyさんという方です。
私は彼女のブログを好んで読んでいます。(アメリカ留学の夢が叶わなかった)自分の魂を彼女のポジションに置き換えて、彼女の米国での活躍や奮闘を通して「アメリカでの生活を疑似体験」しているのです。そんな訳で、過去に(2020年4月9日と2020年5月7日)彼女のブログの事を英保歯科のブログで紹介した事があります。
そのご縁で、今日、Whitecatinnyさんから直々に心温まるメールを頂戴したのです。メールの中で「いつか会える事があるかも知れません。」と言って下さっています。そう。いつか N.Y. でお会いする事ができたりしたら、どんなに素晴らしい事でしょう!
とにかく「いざ鎌倉」に対応できるように、体と心と頭脳をしっかりチューニングして良い状態に保つように努めたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下に2020年5月7日の英保歯科のブログを再掲します。我ながら真面目に書いていたなと感じました。現在の自分を戒めたいと思います。
↓ こちらも是非読んでみて下さいね。
私の大好きなブロガー Whitecatinny さんの、これまた私が大好きな N.Y. に関するブログをいつも楽しく拝読しています。皆さんも読んでみて下さいね。最新記事はコチラ↓ N.Y.に恋して☆人生を変えるコロナ期の過ごし方 彼女はこの中で「このロックダウン期に、今後どのような生き方をしたいのか、という俯瞰的な視点から、それを実現するためにはいま何をどこまで進めておく必要があるのか、と考えることがとても重要」と言っています。私も同感です。 インターネット・エラに入ってから、人々は無意識のうちにITの速度に合わせて自らの人生をドンドン加速させて行きました。今回のコロナ禍はそれが正しいかったかどうかを顧みる良い機会なのでは、と思います。 高性能の車を手に入れても、追い越し車線ばかりを超高速でぶっ飛ばすのは馬鹿のする事です。同じように高性能の車を手に入れても、賢者は車速を律して心の余裕を保ち、愛車との対話、車窓の風景、好みの音楽、大切な同乗者とのかけがえの無い会話や時間などを楽しみます。 人生も同様で、高い能力があっても、いや、ある人こそ自分の人生に適度のブレーキをかけ、速度を制御して「人生の走行を楽しむ」べき時が来たのではと思います。これは仕事をサボったり横着したりして楽しましょうという事では全くありません。むしろ無駄な行為を減らして効率化を図りましょうという事なのです。 この静かな時期に、自分が通勤中や職場、あるいはテレワークなら自宅で行っている仕事が実際にはどのような(社会的)価値を産んでいて、それが本当に人類や地球の役に立っているのかを静かに自問してみて下さい。個々の日本人が自分の仕事の社会的貢献度を高める努力を始めれば、それは自然に企業の生産性を向上させ、ひいては日本の国際競争力の回復に繋がるはずです。 例えば、誰かが企画して郵送したダイレクトメールが、現実にはほとんど読まれもせずにゴミ箱に直行しているとしたらどうでしょう。その人がやっている事は社会貢献どころか環境破壊を引き起こしています。会社に対して利益を産む効率も非常に低いか、あるいはマイナスでしょう。日本人一人一人が自問して、こいうった小さな愚行を一つずつ除去してゆけば、徐々に高効率でスッキリした会社(会社=あなたの人生の一部)になってくるはずです。 私も英保歯科がスッキリするように日々努力しています。なお、予防歯科の普及というミッションが社会と人の役に立つ事は明白でしょう。
大阪の小室歯科といえば、知らない歯医者はいないほど有名です。代々続く歯科医院の老舗で、高級で良い治療を提供されることで知られている歯科医院のグループです。
その一つ、あべのハルカスにある小室歯科・矯正歯科は大阪大学歯学部出身の秀才、小室暁先生が運営される大診療所です。
小室暁先生は日本インプラント学会指導医、大阪大学歯学部同窓会副会長で、社会的貢献度が半端じゃ無いのですが、同時に若い先生方への教育にも非常に積極的に取り組んでおられる教育者です。例えば、小室歯科・矯正歯科は開業医の診療所なのに厚生労働省から臨床研修医の正規研修機関に認定(!)されているのです。凄いでしょ?
岡山大学の卒業生で関西出身の方も、卒業後のUターン時に小室歯科で臨床研修を受けている人が多いそうです。有難う御座います。
その小室暁先生と私は友達なんです(自慢)。そのような関係で、小室歯科の10人ほどの勤務医の先生方にZOOという防湿装置(英保歯科のお客様なら皆さんご存知の、例の「お水を吸う機械」です)を使った接着歯科の講義をして欲しいと依頼がありました。月曜日の夕方6時から1時間半ほど時間を下さるそうで、最近元気とやる気がウルトラ回復中の私は「喜んで!」とお引き受けしました。まるまる1週間かけて全てのスライドを新調し「ZOO接着セミナー2023」を作り上げて当日に臨みました。
講義、実習共に小室暁先生のお眼鏡にかなったようで、とても喜んで頂けました。「近いうちに食事を共にしましょう。」と約束してJRで三田に向かいました。(二人とも)翌日は朝から診療がありますから。
小室先生、この度は素晴らしい機会を与えて頂き本当に有難う御座いました。しかし、若い人に教えるって、逆に彼・彼女達からパワーをもらえるから本当に不思議ですね。
木曜日は休診日。駐車場に停めっぱなしになっているS660のエンジンに火を入れて機関の状態を保ち、バッテリーを充電するために高速道路でどこかにソロドライブする事にしました。
「岡山の牛窓まで2時間以上かァ。山陽道はトンネル事故で一部通行止めだしなァ。」「日本海も遠いしなァ。」
という事で、やっぱりパリピな私はパリピに人気の淡路島に行く事にしました。高速道路を一定速度で長時間走るのが車のエンジンには一番良いですしね。
今回は1人なので、今まで行った事の無い場所を探検してみる事にしました。(実は道に迷って、結果的に探検になったんですけど。)
尾崎を過ぎて更に南下するとそこには郡家(グンゲ)という小規模な町があります。昔ながらのレストランなども数軒ある、味のある町でした。
多賀の浜で私の N Box+ を見かけたら、きっとソロ車中泊中だと思いますので声を掛けてやって下さい、海を見ながら一緒に一杯やりましょうよ。淡路の魚をツマミにして。
日曜日に息子二人を連れて淡路島までドライブに行ってきました。三田から高速道路で45分。信号も渋滞も無いので、ちょっとした気晴らしのドライブに、淡路島は持ってこいのリゾートです。
北淡インターより北側の西海岸は、パソナの開発によって多くの観光施設があり、一般的には人気があるのですが、私は「観光客が多すぎて」あまり好きになれません。
むしろ北淡インターから南下する方の「ちょっとこじんまりした」地域の方がお気に入りなのです。
そのお気に入りの地域の一つが尾崎です。
痛くなった時にだけ歯医者に行って、神経を取ってもらったり、歯を抜いたり。
抜いた部分に歯を入れるのに「インプラントは高いので無理。保険の範囲内で治療してもらおう。」
という事で、歯を抜いた部分の前後の歯を大きく削って「保険の銀歯のブリッジ」を入れて貰ったそうです。
ところが、10年ほど経って、その部分の歯の調子が悪くなったそうです。拝見すると上の写真のような状態になっていました。何が問題かわかりますか?
一番左に写っている虫歯になっている歯は犬歯です。一番右に写っている第2大臼歯はとりあえず残せますが、奥歯が3本も無くなってしまうので、まともに食事をする事ができません。
この方の年齢が40歳としたら、後40年から50年は余命がある可能性があります。どう思われますか?
主観的な見解ですが、こういった治療(?)はその場しのぎをしているだけで、そのツケを払うのを先延ばしにしているだけのように思うのです。昭和の時代のように75歳位で寿命が来ていたなら、この「日本の保険治療」でも何とか一生過ごせたのだろうと思いますが、今は人生100年時代です。このペースで歯を失っていったら、なかなかタフな長~い老後が待っていると思います。
インプラントがベストだと言う気はありませんが、前後の歯を削らずに抜けたところにインプラントを入れていたらどうでしょうか?
「とりあえず」「その場しのぎ」「今は安い治療で」の繰り返しのその先にある、貴方の老後のお口の中を想像して下さい。
早目にちゃんとした治療を選択するのも、一つの生き方だと思いますよ。
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発