最近頭の中から離れず、繰り返し鳴っている曲があります。あいみょんさんのマリーゴールド という曲なのですが、最初に聞いた時には スガシカオさんの黄金の月 を初めて聞いた時のような衝撃を受けましたね。「久々に出て来た天才!?」といった感じでした。あいみょんさんの君はロックを聴かない も名曲だと思います。
今月末は私の誕生日なのですが、私はここ数年間モノや仕事や人間関係の断捨離をやっているお陰でむしろ年々若返っているような気すらしています。ペスカタリアンを継続しているお陰か体調も良くすこぶる元気ですし、いい歳のくせに恥ずかしい位に何にでも興味が湧くのです。
でも、一つだけ明らかにドンドン劣化しているものがある事を自覚しています。何だかわかりますか?
それは「感性」です。20歳の頃を思い起こすと、自然や人への感謝もまともにできないバカな若造だったのですが、それでも感性だけは今と比べて遥かに敏感で強烈でした。
スガシカオさんやあいみょんさんなどの素晴らしいアーティストに共通するのは、その普通ではない「鋭い感性」だと思っています。そしてその感性は悲しいかな誰でも年齢と共に必ず劣化してしまうのです。
宇多田ヒカルでさえ、そうだったように。