「英保歯科に来るためだけに東京から来ました。」

流石に今日は驚きました。
先週から受付とお客様がLINEで繋がるようにしているのですが、私も(やらなくても良いのに)嬉しがって返信したりして、受付に「先生、保険証持って来てもらうのをお伝え下さいましたか!?」などと叱られたりしています。
で、本日早速そのLINE経由でアポイントを頂いた方がお見えになりました。

住所が東京だったので事情をお伺いしたところ、「英保歯科に来るためだけに東京から来ました。」とのお返事。「英保歯科のホームページを見て、腑に落ちる部分が多くて。ここに来て、それでも抜かないといけないと言われたら諦めようと思って。」

良いですね!自分の歯を大切にするためならこの程度の苦労はいとわないという感覚、理想的には全ての方に、歯に対してこのような価値観を持って欲しいのです。ガンの治療だったらそうするでしょう?

遠方からお越しになる方には通常より長めのお時間を用意させて頂いているのですが、今回は40分間しか用意していませんでしたので説明もそこそこに治療に入りました。

光栄な事だと思うと同時に、ホームページやLINEなどのインターネットの力を再確認できた出来事でした。ブログをコツコツ書いているのも、少しは皆さんのお役に立てているのかなと感じて嬉しく思いました。

今日は土曜日で超多忙。お昼ご飯を食べる時間も無くひたすら終業まで働きました。(スタッフにはちゃんと休憩をとって頂いております。念のため。)
コロナ禍の中、昨日はお昼休み10分、今日は0分という忙しさで本当に有難い事だと感謝しています。

「この街で歯医者をさせて頂いていて、自分の人生は間違いじゃ無かった(まだまだ終わる気はありませんが)。」としみじみ思う事が多い今日この頃です。こんな風に思えるなんて本当に有難い事です。全てのお客様に感謝、感謝です。

 

 

ウッデイタウン、GW明けてマスク装着者が3割程度減少?

ゴールデンウイークがやっと終わって、やっと今日から仕事ができます。もう休みが多すぎて流石に飽きてきましたね。私の歯科医師としての人生の時間は限られています。こんなに休むのはリタイヤした後で十分。はやくコロナが去って社会が活気を取り戻して欲しいものです。

徒歩や自転車で通勤していると、街の人々の様子がよくわかります。この人間観察ができる事が自動車通勤より楽しい理由の一つです。

ウッデイタウンでは連休前はほぼ100%の人がマスクをされていたのですが、連休明けは約3割程度の方がマスクをせずに外出されている感じでした。気持ちは良くわかります。ウッデイタウンの中を歩いている限りは密になりにくいし、都市部との往来さえ無ければコロナが流入する危険性も少ないのではと思っています。三田市は都会より早く、6月あたりからは「蜜を避けつつも緊急事態解除」になるのではないでしょうか?期待したいですね。

今回のコロナ対策の知識や方法はそのままインフルエンザや風邪などのウイルス感染対策に使えます。今後は今回の経験を生かして、例えば冬の電車の中では全員がマスクをしたりするような「社会習慣の変化」を手に入れたいものです。そして、この冬には日本のインフル患者を激減させて「コロナ禍転じて戦果となった」と、胸を張って言いたいですね。

この際、ウイルス感染症においても予防をより強く意識して、社会習慣(日頃から蜜を避ける)や個人の生活習慣(テレワーク等)、衛生習慣(マスクと手洗いの頻度)などを変化させましょう。歯の予防と同様に、ハードルは低く、やる気になったら誰でも出来る、ちょっとした簡単な事です。

 

賢者は人生の速度を制御する

私の大好きなブロガー Whitecatinny さんの、これまた私が大好きな N.Y. に関するブログをいつも楽しく拝読しています。皆さんも読んでみて下さいね。最新記事はコチラ↓
N.Y.に恋して☆人生を変えるコロナ期の過ごし方

彼女はこの中で「このロックダウン期に、今後どのような生き方をしたいのか、という俯瞰的な視点から、それを実現するためにはいま何をどこまで進めておく必要があるのか、と考えることがとても重要」と言っています。私も同感です。

インターネット・エラに入ってから、人々は無意識のうちにITの速度に合わせて自らの人生をドンドン加速させて行きました。今回のコロナ禍はそれが正しいかったかどうかを顧みる良い機会なのでは、と思います。

高性能の車を手に入れても、追い越し車線ばかりを超高速でぶっ飛ばすのは馬鹿のする事です。同じように高性能の車を手に入れても、賢者は車速を律して心の余裕を保ち、愛車との対話、車窓の風景、好みの音楽、大切な同乗者とのかけがえの無い会話や時間などを楽しみます。

人生も同様で、高い能力があっても、いや、ある人こそ自分の人生に適度のブレーキをかけ、速度を制御して「人生の走行を楽しむ」べき時が来たのではと思います。これは仕事をサボったり横着したりして楽しましょうという事では全くありません。むしろ無駄な行為を減らして効率化を図りましょうという事なのです。

この静かな時期に、自分が通勤中や職場、あるいはテレワークなら自宅で行っている仕事が実際にはどのような(社会的)価値を産んでいて、それが本当に人類や地球の役に立っているのかを静かに自問してみて下さい。個々の日本人が自分の仕事の社会的貢献度を高める努力を始めれば、それは自然に企業の生産性を向上させ、ひいては日本の国際競争力の回復に繋がるはずです。

例えば、誰かが企画して郵送したダイレクトメールが、現実にはほとんど読まれもせずにゴミ箱に直行しているとしたらどうでしょう。その人がやっている事は社会貢献どころか環境破壊を引き起こしています。会社に対して利益を産む効率も非常に低いか、あるいはマイナスでしょう。日本人一人一人が自問して、こいうった小さな愚行を一つずつ除去してゆけば、徐々に高効率でスッキリした会社(会社=あなたの人生の一部)になってくるはずです。

私も英保歯科がスッキリするように日々努力しています。なお、予防歯科の普及というミッションが社会と人の役に立つ事は明白でしょう。






倍率118倍のシャープのマスクが我が家に、キタ――(゚∀゚)――!!

妻が申し込んでいたシャープのマスクが当選したとの事。当選倍率が118倍だったのでにわかには信じられない家族。
喜んでカード決済を済ませた後、当選を釣りにした詐欺が横行しているとのニュースを見てすっかり凹んでいた彼女ですが、現物が到着して安堵の吐息を漏らしていました。

SHARPと書いてあると電気製品が入っているように思ってしまいます。電池は要らないかな、なんてね。それにマスク自体も高性能に思えてくるから不思議。
マスクの中央には水戸黄門の印籠よろしく、プラズマクラスターのロゴがドーンと!
・・・そんなはずも無く、ごくフツーのデザインです。
下部にあるSHARPの文字を指さしながら歩こうかな。(←小学生か!)

池田のダイハツもマスクの生産ラインを作るとの事。まずは社員に供給するためだそうです。このように多くの大企業に小規模の生産ラインを確保すると同時に、地方にある休止ラインのメンテに国の補助金を出し「いざ鎌倉」に備えておけば良いと思います。このアイデア、アベノマスクより優秀だと思いませんか?

すぐそこに第2、第3のコロナが来ていると思って準備しておいても悪くないでしょう。「備えよ常に」(ボーイスカウト)です。

今年のGWは「新世界」を迎える準備期間

緊急事態宣言が延長されましたね。個人的には6月から経済活動と学校が再開されるだろうと思っています。そうしないとかなりの数の企業が危険ゾーンに突入しかねません。英保歯科を含む医科歯科業界も他人事ではないのです。

学校は夏休みの2カ月間を返上して、来年は4月スタートのままだろうと予想しています。9月に変える事ができるか否かは官公庁のシステムと思考回路のデジタル化(効率化)の進捗程度に依存すると思うからです。受験生は波乱万丈でしょうが、ラッキーな事も起こり得ると思って前向きに捉えて頑張って頂きたいと思います。

ウッディタウンでは運動不足解消のためにジョギングやウォーキングをしている人が本当に多いですね。STAY HOME で社会的役割を果たしつつ、御自身の免疫力アップのために運動をして感染拡大を防止しようとしている方がいかに多いがわかります。素晴らしい街ですね。コロナ後の事を色々と考えながら歩かれている事でしょう。

今しばらくの辛抱です。コロナ後は、今回の経験を踏まえ、全く新しい価値観の社会がやってくるでしょう。今は「新世界」を迎える準備の期間です。

テレワークは公私の境界を壊す?

コロナでホワイトカラーの方のテレワーク化が進んでいます。我々ブルーカラーは現場で手を動かして初めて価値を生産しますので、自宅にいながら仕事ができる方を羨ましく思います。
テレワークになるとプライベートの時間と仕事の時間の境界なくなるという意見もありますが、本当にそうでしょうか?

少し前なら「24時間戦えるサラリーマン」はケータイを常にオンにして上司からの電話に対応できるようにしていましたよね。

LINE などが普及した今、電話を使ってリアルタイムで会話をしている人がどの位いるのでしょうか?今なら、終業の時間が来たらPCの電源をオフにして、仕事関係のメッセージを開かなければ明日の朝までどっぷりと個人の時間に浸れるのではないでしょうか?

それに報酬は仕事の内容と挙げた成果で評価すれば良い事で、何時間PCの前に座っていたかなんて関係無いですよね?

ちなみに我々自営業者は仕事とプライベートの境界なんて全くありません。プライベートが無いのですから嫌な仕事を我慢して続けていると人生そのものが本当にダメになります。ですから「自己責任で自由に仕事と人生を取捨選択する」ようになります。そのダイナミックなチャレンジ(まさに挑戦です!)がまた楽しいのですが、この感覚は自分でビジネスを立ち上げてみたらわかると思いますよ。



コロナで連休は青野ダムを封鎖

先日、ゴールデンウイーク前半の青野ダムの盛況ぶりをお伝えしました。

コロナなのに青野ダムは大賑わい

三田市が対策を立ててくれないかな、無理だろうな・・・。と思っていたのですが、何と!市長や職員の皆さんがバッチリと「ゴールデンウイーク中の封鎖」を即断してくれたようです。

やるじゃないですか!さすが我が故郷、三田市。

今日も運動不足解消に青野ダムに出かけて、この看板を見つけて感動。
市が素早い判断で、頑張って予防線を張ってくれました。
駐車場が封鎖されているので、周辺道路には大阪や京都ナンバーの車がご覧のように路駐。
でも封鎖してくれていなかったらもっともっと来ていたと思います。
迅速な対応ありがとう、三田市。

ゴールデンウイーク中の外出自粛が鍵との事。市民全員が耐えて自粛して、一日も早く平時に戻しましょう。きっともうすぐ光が見えてきますよ。

ウッデイタウンの良さを再確認

ウッデイタウンのリング道路を歩くと、本当に多数の方がジョギングやウオーキングをされているのに気がつきます。STAY HOME による運動不足とストレスの解消のためですね。

私も息子と散歩に出かけました。

マスク越しとはいえ、三田の奇麗な空気を肺一杯に吸いながら、ゆっくりと歩きます。子供と色々な話をしながらバッタを捕まえたり・・・。コロナさえ無ければ本当に贅沢でプレミアムな時間です。

ウッデイタウンの素晴らしさ、美しさを再確認しつつ、静かな静かな連休の始まりです。

今は耐えるだけですね。頑張ろう、三田!

住宅街の中にこんなに恵まれた公園がある地域って、他にあるかな?
はじかみ池には大きな鯉が泳いでいました。

我慢は大切。だけど自分に正直になれるのも大切。

幼少の頃から母親に「我慢ができる人間になっておきさえすれば、大人になっても困らない。」と言われ続けて、欲しい玩具やお菓子などは一切買ってもらった事がありませんでした。

「英保先生、またまた大袈裟に言って!」と思われるかも知れませんが、本当なんですよ。

百貨店におもちゃ売り場というのがあって、行く度にその階に見学に連れて行かれたのですが、「これ買って」と言っても絶対に「我慢しなさい」だったので4歳の頃には「この人達(両親)にはお願いしても無駄だな」と悟り、もう言わなくなったのを覚えています。
5歳の頃、あるお菓子が近所の駄菓子屋に売っていて、それがどうしても欲しくて欲しくて何回も「買って」とお願いしたのですが当然「ダメ」でした。ある日の昼間、母親が寝そべっている時にお願いしてみたらなぜか「うーん」と言ったので、奇跡的に許してもらえたと思い大喜びして、お財布から1000円札を取って買って来た事があります。帰ってからこっぴどく叱られましたね。「昼寝をしている時に聞くなんてお前は卑怯な人間や!」と言われたのを強く覚えています。そんな気はなかっただけに「お前は卑怯」と言われた事が今でも強烈に記憶に残っています。
小学校を卒業し、高砂にある「軍隊式教育(←教育?)」を売りにしていた中高一貫校の寮に入れられた私は、卒業して解放されるまでず~っと我慢我慢の人生を強いられてきました。

弁護すると、私の母親は子供の頃に戦争を経験しているので、そのような価値観になるのも仕方がなかったのではと思います。戦争が子供の躾にまで影響すると思うと、戦争ってやっぱり怖いね。

まあ、世の母親の常で、歳の離れた末っ子には何でもOKになっていましたけどね(笑)。

さて、こういった躾と教育(?)を受けて来て、良かった点と悪かった点があります。
良かった点:確かにかなり我慢ができる!これは私の人生に於いて、強力な武器となっている。
悪かった点:自分が本当にやりたい事がわからなくなってしまう。我慢できない人ならとっくに投げ出したり逃げ出したりする状況でも、我慢できちゃうので我慢しちゃう。

まあ、今回のような有事には本当に役に立つ「我慢」ですが、自らの経験を踏まえて、我が子には異なったアプローチをしています。

例えば小さい頃は「明日も明後日もどうしても欲しいと思うなら買ってあげるけど、今日は我慢してみたら?」などと問いかけて自発的に我慢させるように指導しています。

高校を卒業した頃からは「あなたの人生はあなたのものだから、何でも好きなようにしたらいい。」とだけ言っています。もう大人だからね。

我慢は大切。だけど自分に正直になれるのも大切。

皆さんは子供の躾、どうされていますか?