青野ダム記念館、地場産レストランより「青野ダム・ランナー/サイクリストステーション」はいかがでしょう?

三田市は2020年度(つまり今年)に青野ダム記念館を民間企業と協力して地場産レストランに生まれ変わらせるそうです。また、淡路風車の丘(中内神)、有馬富士公園(福島)も地場産レストランに改修する計画を立てているそうです。

ハコモノの整備費などに計7173万円の三田市民の血税が投入された後の民間委託のようですが、一旦は地元の建設業者さんが市民の税金で潤うのはまあ良しとして、その後の経営は委託された民間業者さんのお手並み拝見といったところでしょうか。

皆さんなら、このコロナで外食産業の先行きが不安視されている時代に、ここで地場産レストランを黒字経営をする自信がありますか?
私なら、平日の売り上げの低さと週末だけ増員させる雇用確保の問題、それでもサービスの質を確保する困難さ、総合的な固定費等を考えただけで「即辞退」ですけどね。

ほとんど利用者が無く、かび臭い程の記念館の内部ですが、風景などはとても美しいですね。
建築もお洒落で、ちょっとリフォームして上手に運営すれば「活かせる」設備だと思いますよ。

私だったらこう考えます。素人の考えですので甘いかも知れませんので悪しからず。

①記念館はレストランでは無く、シャワー設備とロッカーを持った「青野ダム・ランナー/サイクリストステーション」とする。フードの提供はレストラン形式ではなく、「三田の無農薬野菜と最高級三田牛のハンバーガー」(合鴨コシヒカリのコメ粉製バンズが選択できても良いかもね)や「コヤマのカットロールケーキ」「Woody キャビン珈琲」などを(委託)ワゴン販売して、テイクアウト形式で楽しめるようにする。週末限定でのふうぞさんや藤原農園さんなどの無農薬野菜などのプレミア感の高い商品の販売も行なう。

②BBQサイトを整備して有料にする。デイキャンプでテントを張る人は追加料金を徴収する。

③青野ダム周遊道路の少なくとも半分、できれば全周を、住人の車と管理者の車、そしてBBQサイト予約者の車以外は通年侵入禁止として自転車・ランナー・歩行者のみ通行可とする。無人ゲートを設置してね。どうしても入りたいバス釣り客には通行券や出艇券を買ってもらいましょう。カヌーイストもウインドサーファーも有料でドンドン受け入れたら良いでしょう。

④「青野ダム・ランナー/サイクリストステーション」がこのBBQサイトの運営や通行券の販売も行う。収益の増加に繋がります。

⑤利用料金については写真入りマイナンバーカードで三田市民か否かを確認して値段差をつける。インフラは我々三田市民の血税(7173万円!)で整備したのだからね。

これだったら、最近何かとマナーの問題の多いBBQサイトの問題や釣り客の路上駐車が浄化されるし、健康志向の強い若い人達が週末中心に集まってくれて、場合によってはその若い家族が環境の良い三田を気に入って移住してくれます。また、週末中心に(バイト・パートで)働きに来てくれる人も健康増進に関与する仕事に誇りを持ってくれるだろうと思うのですが。

でも、正直言ってこれでも黒字になるかどうかは判りません。半官半民なら赤字でも良いのかな?

私のブログの読者で三田市の公務員の方がおられるのですが・・・。

〇〇さん、このアイデアってどうですかね?もし気に入ったら市長に伝えてね。

素晴らしい自然の宝庫を生かすも殺すも三田市の戦略次第ですね。