歯をガリガリ削らずに済む治療法についてUSC(南カリフォルニア大学)のHPで紹介されていました。
Dentists without drilling: Minimally invasive dentistry is on the rise
ここで紹介されているフッ化ジアミン銀は日本では「サホライド」と呼ばれる薬剤で昭和30年代には既に存在しており、現在でも治療が困難な小さな子供の虫歯の進行抑制に使われています。塗った所が黒くなる欠点がありますが、確かに虫歯の進行を抑える事ができます。こんな昔からある薬剤を利用するとは、Back to the classic といったところでしょうか?
9月に米国の顕微鏡歯科学会に参加予定ですので、その時に米国の先生方にも質問したりして、もう少し詳しく勉強してみるつもりです。