日本人の生産性と国際競争力をを高めるには(5・完)

最後は歯医者らしい提案をします。

もし日本のビジネスパーソンの98%が毎日正しいブラッシングを実践し、毎晩フロスをして、更に年に3回以上の歯のメインテナンス(予防治療)を受けたとしたら日本人の国際競争力はロケット並みに上がると、本気で思うのです。
黄色人種という暗黙のハンディに加え高くない英語力と高くないコミニュケーション力が日本人の国際的地位を低下させていますが、それに加えて歯の美しさの問題や口臭のコントロールの問題が存在するとますます対等な関係で会話が始まるとは考えにくいでしょう?
一般的に先進国では喫煙や飲酒や体重のコントロールなどの自己管理ができないビジネスパーソンは一流ではないとみなされます。日本でもそれは同様ですが、もう一つの重要なチェックポイント=歯の状態 がなぜか日本においてのみブラックアウトしているという摩訶不思議が存在します。企業にとっても、40代の働き盛りのビジネスパーソンが歯周病が引き起こす心筋梗塞や脳梗塞で倒れると、それまでに積み重ねてきた経験やスキルをロスするようになって生産性や競争力が低下します。

LAの学会にて展示販売をした時の模様です。
私は歯科医院の院長ですが、私達が開発した歯科医療器具を販売する小さな有限会社の役員と営業の仕事もしています。国際的なビジネス現場の最前線の経験からも「歯の美しさ」は国際競争力として必須であると確信します。