寿命100年越えの時代です。今すぐ歯ブラシを口腔洗浄機に持ち替えよう!

SHIROE(ジェット水流式)とパナソニック・ナノクレンズ(ナノクレンジング水流方式)の2種類の口腔洗浄機を購入し、実生活で使用してみました。そして、最近の口腔洗浄機の清掃・洗浄性能は私の予想を遥かに上回る素晴らしいものでした。

年々寿命が延びて100年も現実的ですが、医療費の財源は枯渇傾向。歯も体も「自己防衛」して良好な状態で100年持たさななくてはなりません。

方や、若い人は(若くない人もですが)地球の将来に対しては無意識に絶望し、SNSからの(盛りに盛った)情報には妄信して真に受ける傾向があるようで、「今さえ良ければ良い。今の瞬間の見た目と映えが全て」といった価値観の人が増えています。行き過ぎたルッキズムですね。

歯についても全く同様で、清潔志向が強いと言えば聞こえが良いのですが、歯がすり減ってしまい、歯肉が下がってしまうほどに延々と歯ブラシや歯間ブラシをやってしまう人が本当に増えています。「過ぎたるは及ばざるがごとし」なので何とかしたいのですが、誰にも彼・彼女達を止める事はできません。

歯ブラシを口腔洗浄機に持ち替えて下さい。ノーマルモード以下の出力なら歯や歯肉を傷めることは少ないでしょう。

口腔清掃器具使用する時間についてですが、

従来:
歯ブラシ:フロス:歯間ブラシ = 65% : 30% : 5(~0)%  (フッ素入り歯磨剤による仕上げは必須)

これからは:
口腔洗浄機:歯ブラシ:フロス = 70% : 25% : 5%   (フッ素入り歯磨剤による仕上げは必須)

自然派主義の予防歯科医の視点からは、このようにして頂きたいと、切に願います。