「院長日記」カテゴリーアーカイブ

ゴメンナサイ。久々に一杯いきました。

私は禁酒をして12年位経つのですが、最近ちょっとその節制を緩めて、年に何回かは(大好きな)お酒を楽しむようにしています。「私も長年、自分なりに頑張って来たし、そろそろちょっとは好きな事をしてもバチは当たらんだろう。」なんて思ってね。

そんな訳で、KALDIに寄ったついでに大好きな白ワインを3本、ゲットしてきました。

最近はワインの値段が驚くほど安いですね。でも、実はコストコで売っている甲州のワインが一番好きです。

でも、17日には市民病院で血液検査を受ける予定なので、ほどほどにしておかないと内科の先生に怒られちゃいそうです。

来月の7日、七夕の夜に友人(NさんとYさん)と飲みに行く約束をしています。その日は私の誕生日の丁度1週間後なのですが、お二人が誕生日のお祝いをして下さるそうです。

今から本当に楽しみです。Nさん、Yさん、お付き合いの程、宜しくお願いします。

さあ、目を覚ましましょう。

私の友人であり、英保歯科のお客様でもある関学出身の実業家のYさん。長年海外で活躍されて、最近帰国されてキャリアアップして新しいビジネスを成功させておられます。学業やビジネス、人生や家庭の面で絵に描いたような幸せな状況で、色々と教えて頂く事も多く、本当に羨ましい限りです。

ただ、歯に対しては長年「日本人らしい」価値観で過ごして来られていました。が、最近やっと「覚醒」され、インプラントやセラミックを使った自由診療で過去のつけの清算を行い、今は一生懸命予防に努められております。

Yさんにはノーベルバイオケア社の昨年9月に発表されたばかりの Ti Ultra インプラントとXeal On1 アバットメントを使って、ノーベルガイドで手術を行いました。

友人ですので、個人的なメールを頂戴する事が多々あります。私と違って社会経験が豊富で人間が出来ていらっしゃるので、文面からお人柄の良さが伝わってきて、メールを貰って嬉しいし、勉強にもなります。

今回このようなメールを頂戴しました。

金曜日のブログ見ました。僕も5本ブリッジの人みたいな道を歩いていたのを、方向転換させていただいたのだと、しみじみ読みました。写真は気持ち悪いですが、治療開始時、英保さんにどぶ掃除をしてもらったときに、臭かった・・と言っておられたので、まったく同じようなレベルであったことを実感しました。考えたら恐ろしい末路です。」

私はこのように返信しました。

「早く気が付いて良かったですね。その気持ち悪い現実を見ないふりをして、誰かが何とかしてくれると無意識に思っているのが日本人なのです。社会と学校とマスコミからそういう教育を受けるので、そうなって当然です。金曜日のブログを周囲の人に広めて下さいね。このままだと日本が終わるので。」

一般的な40歳代日本人の典型的な口腔内の一例。まだまだ人生長いですよ、この先、どうななさるつもり?

第2次世界大戦に大敗する以前の日本人は、武道を学び、優れた日本文化を尊重し、同時に世界文化にも興味を持ち、肉体と精神のバランスが取れた強い国民だったはずです。先の大戦で小さな島国の国民がその底力を見せてしまったせいで、GHQが「日本人が2度と立ち上がれないようにする」ために「思考回路を停止させ、骨抜きにする」教育をする事にしました。思惑は見事に成功し、洗脳はますます広がっています。今の日本人を見ているとそう感じます。

私のように自営業を長くやっていると、「私がいくら困ろうが、国も市も団体も全然助けてくれない。(良く考えたら当たり前です。国や市や団体ですから・・・。)私がいくら困ろうが、他人は助けてくれない。(良く考えたら当たり前です。他人ですから・・・。)私がいくら困ろうが、家族であっても助けてくれない。(良く考えたら当たり前です。自分じゃないのですから・・・。)」と、現実を知る事ができます。そしてそのような経験が自分を強く、逞しくしてくれました。

「結局、人生で頼れるのは自分だけ。」(よく考えたら当たり前ですね。)

皆さんはどうですか?心のどこかで「歯を悪くしても(保険でタダ同然で)誰かが何とかしてくれる。ずーっと。」と考えていませんか?

私は、そうは思いません。

保険のブリッジ外して、腰抜かした

右下の3番(犬歯)から7番まで、5本分の歯を3本で支えるブリッジを入れてもらっているのですが、中央の歯が痛いとの事でそのブリッジを外してみる事にしました。「外す」と簡単に言いますが、金属をひたすら削り取る、過酷でやりたくない仕事です。作業している私達、歯科医師の肺に金属が入りますからね。

白でマークしてある3本の歯を支えにして、オレンジの部分の義歯が維持されてきました。橋みたいになっているからブリッジと呼びます。
赤でマークしてある歯が痛いとの事。周囲からウミがでているのが分かりますか?
外してみると・・・。内部はエライ事になっています。臭いし・・・。右側に写っている歯(ウミが出ていた歯)は腐っちゃっているから、抜歯やむなしですね。左側に写っている歯はどうでしょう?
削っても、削っても綺麗にならない・・・。
何とか残す事はできそうです。でも、これから隔壁を作って、再根管治療をして、抜歯もして、歯が無い所にはインプラントを埋入して・・・。気が遠くなる作業が続きます。

私が言いたい事は「保険のブリッジは全然ダメで、セラミックのブリッジならずーっと大丈夫」という事では全くありません。誤解の無いようにお願いします。

日本人あるある。小学生の時に虫歯にして詰める。数年したらその歯をまた虫歯にして、20歳代の頃に歯の神経取ってかぶせる。更に10年したら、30歳代にはその歯の根っこが割れて、抜いて前後の歯を大量に削って保険でブリッジを入れる。更に15年ほどして40歳代後半か50歳代には支えに使っていた歯がダメになる。つまり、上の写真のような感じになって、何本も抜歯して、いよいよ入れ歯かインプラント。

日本では昭和の時代から「歯の治療」と称して延々こんな事を繰り返しやっているのですが、歯科医師も厚生労働省も国民も、それが「歯の治療」で、それが当たり前だと思っているのです。全員が、かなりの人生の時間と医療費を使ってね。本当にバカみたいだと思いませんか?

もしも、日本の歯科医師も厚生労働省も国民も、予防歯科が「当たり前」と考えていたなら、このような不毛な状況は全て消滅します。

戦後復興期の昭和は仕方がなかったとしても、バブルに浮かれていた平成の頃には気が付いて変わるべきだったね。
誰もが少しは努力したり、我慢したりする事によって、楽しく、美しく、有意義な人生を手に入れる事ができます。食生活を少々コントロールし、歯の手入れを「普通に」して、予防歯科に年3回通うだけの事なのですが。

このような危険な作業をやらされている時にいつも福島の原発の除染作業の事が頭に浮かんできます。

大都会から経済的な見返りが提示されても、踏ん張って原子力発電所を受け入れていなければ、今の福島の苦悩は起こっていないのです。リーダーか自分自身が賢明に判断して、頑張らないと。

明日は土曜日。衛生士の先生方は「予防歯科」という非常に意味のあるミッションで、私は「世間の後始末」という過酷なミッションで、共に忙しいはずです。

頑張ります。

欧州の感染対策を学ぶ

欧州の感染対策は理論的・実践的で非常にシステマティックです。妥協は一切許されず、EUで検証された、正しい方法に正確に則って運用される事が求められます。「消毒?ああ、ウチはこんな感じでやってまんねん。」といった事は許されないのです。

今回、その欧州の感染対策の方法論を完璧に習得し実践する為に、第三者機関(欧州の歯科関連会社のドイツ人の方と、そこに所属する、感染対策の特別な資格を有した歯科衛生士)による視察と指導を受けております。現在進行形ですが、裸にされてしまうので、やっぱり何かと緊張します。

休診日ですが、2時間のZOOM会議に熱中しました。英保歯科のためのカスタムメイドの指導をマンツーマンでしっかりと受講しました。講師の鈴木先生(滅菌管理の資格を有する歯科衛生士の先生)、ご指導有難う御座いました。

26年前に開業する時に院内のレイアウトを自分で一生懸命考えました。大学院時代、口腔外科で手術室に入っていた知識と経験を活かして、「清潔域」「不潔域」を徹底して分別する工夫をしたのですが、それが正しかったようです。ちなみに英保歯科の機械室は「エアーの入り口(コンプレッサー)」と「エアーの出口(バキューム)」の機械が置いてある部屋を個別にして、空気の流れが完全に一方通行になるようにしてあります。当時から拘りが強かったようですね。LOL。

良く考えられた、安全で管理しやすい配置の一例だそうです。英保歯科も同様の考え方が出来ています。

英保歯科の滅菌室も26年経って年季が入ってはおりますが、現地視察をして頂いた鈴木先生やハウル氏にも「26年も前の設計なのに、驚くほど良く出来ています。最近の歯科医院でも(テナント開業で面積の制約があるので)ここまで余裕を持ったゾーン二ングは難しい事が多いですよ。」と褒めてもらえました。良かった。

近いうちにスタッフ全員と衛生士全員が参加するZOOM講習会を鈴木先生に行って頂く運びです。その後、再度英保歯科に来て頂いて、実際の運営を指導して頂く予定です。

楽しみです!

「虫歯予防?歯磨き!」←パブロフの条件反射?

幼い頃から「ウチの子」だった(=英保歯科に年3回予防に通院していた)中学3年生の女の子。進学校に通い、テニス部で活躍する文武両道の立派な女学生になっています。頑張ってるね!

でも、最近はとても忙しいようで、半年以上予防に来てくれていませんでした。今回学校健診で「要観察歯2本」との指摘を受けて、即来院してくれました。感心、感心。「どれどれ?歯の写真を撮って、見て、一緒に考えてみよう。」と私。

どこが虫歯かわかりますか?
赤の所から穴があいてきており、オレンジの範囲まで広がっています。もう一度、前の写真を見て下さい。オレンジの範囲の色が違う(何となくグレー見える)のがわかりますか?
しかし、学校健診のような環境で良く見つけてくれたと思います。こちらの校医の先生の熱い想いが伝わってきます。
今日のところは説明と、歯石除去と、矯正用のゴムを挿入するところまで行いました。一旦歯の間を0.5ミリほど広げて、そこから虫歯にアプローチする予定です。歯をなるべく削りたくないからね。
どこが虫歯でしょう?何が問題なのでしょう?
オレンジの所が初期虫歯。黄色の所には歯垢がべったり。


さて、どうしたら良いのでしょう?→黒くなっている部分を削ってつめる。
何が問題なのでしょう?→磨き方が悪い。
どうすれば予防できるのでしょう?→歯みがき。

皆さんはこのようにお答えになるかも知れませんね。

同じ質問を彼女にしましたが、流石ウチの子です。「歯みがき!」とは言いませんでしたね。答えに困って無言で考えていましたが。

黄色の所の歯垢はブラシで取らなければなりません。磨き残しの癖があるだけなので、指導をすれば今日から上手に取れるようになるでしょう。ところで、オレンジの所って歯ブラシの毛先が入るの?2番目の写真の赤い〇の所(歯と歯の間)も歯ブラシの毛先で掃除できるの?

私:「最近塾通い始めた?食生活環境が変わった?コンビニでジュースを買っていない?夜勉強しながら何か食べていない?」
彼女:「塾には行っていない。甘いものはあまり食べないようにしていますが、テニス部なので、そういえば、スポーツドリンクをよく飲みます!」
私:「それだな。可能な限り、冷えた麦茶に変えて。フロスも、週に1回、月に1回でも良いからやって。そして予防の為に通院して欲しい。歯はその人の考え方や価値観で重要度が決まる。英語なんか喋れなくても日本に籠っているなら関係ないとという人もいれば、そうじゃ無いと考える人もいる。歯も『虫歯でボロボロになっても日本に籠って住むなら大丈夫』という人もいれば、そうじゃ無いと考える人もいる。(日本人には人権があるから)どう考えるかはあなたの自由だけどね。」
彼女:「(将来に備えて)ずっと綺麗な歯でいたいです。スポーツドリンクは控えて、以前のように予防に来ます。」
私:「そうだね。未来あるあなたなら、そう考えるべきだと思うよ。」

日本人の多くは「虫歯予防=歯磨き」と、パブロフの条件反射のように答えるのですが、それって正しいのでしょうか?

正解はこうでしょう。家庭では、食生活習慣、フッ素、フロス、歯ブラシ。歯科医院では予防歯科治療(プロケアー)を受ける。

日本人も、もうそろそろカリオロジーを知って、その条件反射を卒業しませんか?

「来た時よりも美しく!」~日本単独陸(おか)サーファー協会

日本単独野営協会をご存知ですか?  Facebook でそこの会員の皆さんの活動を見ているだけでも癒されますので是非覗いてみて下さい。
カーキ色のジムニーに乗り、迷彩服にサングラスの怖そうな男性が、軍幕と呼ばれる軍隊仕様のテントを張り単独で野営をしたりしているのですが、皆さん空いた時間には黙々とゴミ集めや直火の清掃奉仕をしているという何ともミスマッチな構図に思わず吹き出してしまいます。

その協会の理事のミナト ゲンゴさんが「来た時よりも美しく!」というスローガンを主張されており、非常に共感を覚えています。キャンプやBBQに来た人が自分のゴミを持ち帰るのは当然として、全員が、更に「来た時よりも美しく!」と、もう少しだけも良いので、散乱しているゴミを持ち帰ったらどうでしょう?素晴らしい事が起こると思いませんか?

私も日本単独野営協会を見習って「日本単独陸(おか)サーファー協会」を作る事にしました。会員は当面、私の家族だけの予定です。

白いTシャツを着てボロボロのミニバンで海に出かけ、波が無い時は「今日はスネか・・・。」波があっても「今日はちょっとダンパー気味だな・・・。」などと、何だかんだと海に入らない理由を付けて、車内で冷えたノンアルビールと波の音と潮風だけを楽しんでいるのは?そう。陸(おか)サーファーです。(←私の事です・・・。)
どうせ海岸まで出かけるのだったら、陸(おか)サーファーも「来た時よりも美しく!」で行きましょう。海岸でゴミ集めをしていると、良い感じで紫外線に当たってリアルサーファーみたいな肌の色にもなれます。

そんな事で、偶然5月30日が「ごみ(53)ゼロ(0)」の日でもありまして、私達「日本単独陸(おか)サーファー協会」は吹上浜の清掃奉仕を行ってきました。

私の家族がこよなく愛する吹上浜。約2年振りに来たのですが、SNSで広がってしまったのか、以前より釣り客や観光客の車が多く、同時にゴミの量が凄く増えていてガックリです。
・・・。さあ、清掃しよう。
完璧にはできないけど、まあ綺麗になったでしょ?
吹上浜はBBQ禁止!でも、もしBBQしたなら、せめて道具は持って帰って欲しいなァ。
だいぶ集まった。きりが無いけど、まあ「来た時よりは美しく」なったぞ。
放置も出来ないので、マイカーに積み込んで、ごみ処理場まで持って行く。オンボロ国産車だから為せる技。

独身の時にはこんな事をする気になった事が無いのですが、海や山に行った時に妻がいつも黙々とゴミ拾いを始めるので、影響を受けて私もこのような事をするようになりました。今回も子供には「来た時よりも美しく!ペットボトル1本でも良いからゴミを拾ってこい。」と指導しました。子供達も喜んでやってくれます。

大阪ナンバーの高級ドイツ車のSUVに乗って、黒い大型の洋犬を2匹も連れたリッチでお洒落な夫婦が、その犬を海岸で放し飼いにしてドッグランをさせて楽しんでおられました。そこにトヨタ・シエンタで登場した地味な家族が、着くなり海岸の清掃を開始したので、あっけにとられてボーセンと見ておられました。何だか面白かった。

あの人達も、私達「日本単独陸(おか)サーファー協会」の影響を受けて、次に吹上浜にお越しになった時には「来た時よりも美しく!」で、他人の残したゴミも少しでも持って帰って頂けるようになると、嬉しいな。

淡路島でバーガー三昧

今日は日曜日で休診。朝9時からZOOMで学会に参加して勉強していたのですが、中一の息子が「淡路島にハンバーガを食べに行きたい。」と言い出したと、妻からの情報。息子達が難しい年頃になってきたので、家族で出かけたいなんて言ってくるチャンスを無駄にするのはもったいない。12時になったら教育講演が終わって一般口演になるので12時以降は抄録だけ読めば何とかなるな。という訳で、12時になりましたので、ZOOMはそのままオンにしたままで・・・。そーっと、そーっと・・・。

三田から淡路島北部まではたった45分で到着します。Let’s Go!

あっと言う間にハイウェイオアシスに到着です。

淡路バーガーの聖地、南淡路の道の駅うずしおまでは更に約45分。息子たちの胃袋がとても持ちそうに無いので、とりあえずハイウェイオアシスで1個目のハンバーガーを買って食べさせておくことにしました。

ハイウェイオアシスのバーガーは冷めても美味しいような工夫がしてあります。

観光地で家族分のハンバーガーを何個も買うと結構な出費になるので、私は途中のファミマでカップラーメンを買って出費を抑えるようにしました。高速代も馬鹿にならないからね。

英保先生がコンビニの前でこんなもの食べているとは誰も思っていないだろうな。

というのはウソで、ハイウェイオアシスのテラスで潮風を肺一杯吸い込むと、気持ちが大学生時代のウインドサーフィンに明け暮れていた頃にフラッシュバックしてしまい、その当時海に行く時に買って食べていたようなものが食べたくなっただけなのです。目前に広がる青い海と潮の香りで、気分はすっかり学生時代だ。

南淡路に到着。残念ながら道の駅うずしおはコロナ対策で閉店中でした。でも、建物の後ろをひたすら下って行くとこのような風景を満喫する事ができます。
道の駅うずしおから車で数分の「うずの丘・大鳴門橋記念館」は通常営業していました。今や日本的に有名になった「たまねぎキャチヤー」には人の列が絶えません。
裏の駐車場にはTAMAKOとNEGIKOの兄弟車が停まっていました。淡路島の勢いは衰える気配なし!
南淡路といえばタマネギ。
そして、天然の塩と・・・。
そう。オリーヴオイル、ですね。
2個目のバーガーはこちら、うずの丘・大鳴門橋記念館でゲットしました。

さあ、お腹も膨らんだし。この後は吹上浜に移動して家族全員で清掃奉仕だ。今日は 5/30 で「ごみゼロ」の日だしな。その模様は明日のブログでお話したいと思っています。

Yさん、有難う御座いました。

最近、本当に忙しい日が続いています。オペもひっきりなしに続いていて、私の集中力が試されている感じです。金曜日には友人の実業家、Y さんにもインプラントのオペを行いました。

上顎洞までの距離が6ミリ程度しか無いので、ソケットリフトと長径7ミリのショートインプラントで対応しました。オペの術式も10年前とは様変わりしています。まさに日進月歩です。

スタッフの献身的なアシストのお陰で、集中力を欠かす事無く完了する事が出来ました。有難うございました。

関学出身のYさんは何でも洗練されていてお洒落です。岡山大の私とはちょっと、いや、かなり違うな。羨ましい限りです。

翌日のチェックに来て下さった時に、このような素晴らしい逸品をお持ち下さいました。忙しくて疲れが溜まりつつあったのですが、優しい御心遣いのお陰で元気が出て来ました。本当に有難う御座いました。

Bruno Mars に自分を重ねて

Bruno Mars は天才だと言われています。

Billbord Japan のニュースから:ブルーノ・マーズ、全米レコード協会から史上初となる5曲のダイヤモンド認定を受ける

凡人の私がとやかく言える立場では無いのですが、親が歯科医師で生まれた時から歯科医師になる運命であり、その運命を受け入れてこれまで生きてきた自分自身の人生と重ね合わせて、彼に想いを馳せると・・・。

彼はフィリピン人のフラダンサーの母親と白人の父親を持つダブルであり、ハワイで音楽の興行をやっている家庭に生まれ、4歳からエルビスプレスリーの衣装を着て、ナイトクラブの舞台に立たされていたそうです。

最終学歴は高卒だそうで、本人の受け取り様によってはタフな人生とも言えるでしょう。

“this man aged like fine wine.”というコメントにいいね!が2433も。私も同感です。

Bruno Mars に天性の優れた才能があるのは事実ですが、その一方で、彼の成功は「幼少期からの運命を素直に受け入れて地道に努力してきた結果」であるとも思っています。

半分は有色人種であるため、米国では生きづらい面もあると思うのですが、そういった点も、幼少期からの経験も全て「プラス思考で自分の人生に活かす」ようにして、結果として唯一無二の存在になる事ができています。

モータウン時代のテイストや80年代のディスコの雰囲気を上手にちりばめたり、半分は有色人種であるという特徴を見事に利用してブラックミュージック的な演出をしたりと、世界中の老若男女に受け入れられるのも頷けます。

とにかく見ていて楽しい。60歳代から10代の若者まで、これが嫌いな人がいるかしら。
和訳を見ると、更に曲の良さが伝わります。Imma :〈米黒人俗〉=I’m going to 。あえてこれを使うのもカッコいい。
私が好きなカバーはコチラ。girl が boy に変わっているのも気が付いてね。

同様に素晴らしい才能があったマイケルジャクソンですが、彼は白人になりたかったという点でブルノマーズとは対照的です。

私も Bruno のように自分の運命を肯定的に受け入れて、堂々とポジティブに明るく生きようと思います。見習います。

所用で緊急事態宣言発令中の大阪ヘ

今日は木曜日で休診です。所用で緊急事態宣言発令中の大阪に行ってきました。

さすが水の都大阪。雨降りの日も風情があります。

街はそこそこの人出で、JRの乗客も丹波路快速のシートでは隣合わせに座るなど、一時ほどのピリピリ感は無いものの、百貨店は11時からの営業、お店も軒並み閉まっており、非常事態宣言発令中である事を思い知らされました。

小さなカフェなどは完全に死活問題。息の根を止められつつあるように見えます。
大阪出張時の定番昼食メニュー「ソーシャルディスタンス・立ち食いソバ」。いつもの「かけそば大」は私の密かな楽しみです。
雨降りが続いて武庫川も増水中です。コロナが早く去って、世の中がパーッと明るくなって欲しいですね。

緊急事態宣言を3週間延長するとのニュースが入って来ました。小さな企業やお店がどうなろうと早急にコロナ禍を縮小させて、絶対にオリンピックを開催するつもりのようですね。政治家の息のかかった大企業が先行投資をして準備をしてしまったから、何が何でも開催してせめてトントンの収支には収めないといけないのだろう。