「院長日記」カテゴリーアーカイブ

ブログがフロスのリマインダー

A lady who reads my blog almost every evening said that reading my blog reminds her to do floss. Writing blog every day is a little bit tough but I was encouraged by her comment. It works in an unexpected way.

ある女性のお客様がこのように言って下さいました。「英保先生のブログをほぼ毎日、夜寝る前にスマホで読んでいます。『スマホを寝る前に見るのは良く無いよ』って怒られそうですが、英保先生のブログを読むと、邪魔くさいけど頑張ってフロスやってから寝ようって思うんです。」

毎日ブログを更新するのは大変ですが、このように言って頂けると、思わぬ形で役に立っているんだなと、元気を貰うことができました。有難う御座いました。

何気なく発した、ちょっとした一言が目の前の相手に元気や勇気を与えてくれる事があります。

その逆に不本意に傷つけてしまう事もありますね。

「考えて喋る・言葉を選ぶ」って大切な事ですね。

昭和な家庭と令和の家庭

Young generation family in Woody Town have already realized how tough their life is going to be in the future.

So, they choose minimal lifestyle to save everything, but they seem rather enjoying their simple daily life with family members.

Their thiking way like “simple is best” has them understand the importance of preventive dentistry, too.

Young generation family are so cool, aren’t they? I am so impressed.

梅雨で雨が続きますね。

我が家の男子は雨降りで家に閉じこもって体を動かさずに過ごしているとストレスが溜まってきて取っ組み合いの兄弟げんかを始めます。

でも、見ているとお互い慣れたもので急所を避けて大きなダメージを与えないように手加減するすべを習得しているようです。

時々学校でもクラスメートに同じ調子でやってしまうようで、よく担任の先生から電話がかかってきます。「相手が馬鹿にしたりからかったりしたのがそもそもの原因のようですが、(いつものように)英保君の方から先に手が出てしまったようです。今の時代、先に手を出した方がダメなので・・・。」

妻はしょっちゅう学校や塾にに謝りに行っています。まるで昭和の家庭みたいで、困ったものです。

我が家にはゲームも無いので、ストレス解消の為に雨降りの合間に男子を連れて徒歩で街の探索に出かける事にしました。

今の日本は富の一極集中が進み、家庭や子供を持つ事自体がタフな状況です。ウッデイタウンでも例外では無いと思います。

そんな中、平谷川沿いの散歩道では小さなお子さんを連れた若い夫婦が沢山おられました。贅沢な服装でもなく、遠くに旅行に行くでも無く、近場で家族の絆を確かめ合いながら、この瞬間が宝物のような時間である事を理解できている姿には、清々しささえ感じました。若いのに立派なものです。

長く住んでいますが、まだまだ通った事の無い小道があります。

今の若い人達の方が(色々な意味で良い時代を過ごしてきた世代の人より)、遥かに色々な事を悟っていて、腹をくくって生きているように思えます。

彼・彼女らの世代が予防歯科の重要性をしっかりと理解してくれるのも頷けます。この先、虫歯なんかにしている暇も余裕も無い事が解っているのです。

令和の家庭の皆さん、本当に立派ですね。見習いたいと思います。

雰囲気とは「Σ “KI”and AURA in the place」。解るかな?

An around 30 years woman who had visited our clinic asked a staffer like “Does this clinic have closed door membership? As is fulfilled with special atmospheres that I have never experienced in other dental clinics.”
We were pleased to hear that as atmospheres mean the total amount of KI power and aura from the people being there.
Ours might be so special comparing other ordinary dental clinics.
If so, glad to know that.

歯医者選びの際、若い世代の方は周囲の方からのリアルな口コミだけでなく、ネットでザッと検索してピックアップ→現地に出向いて外観等をチェック→再度ホームページを熟読→自分に合うか総合的に判断、といったプロセスを欠かすことがありません。本当にCOOLですね。

私は英保歯科のホームページで「リスクヘッジの為に500円だけ投資して、市の健診で歯科医院を偵察してみよう。」とお勧めしているのですが、最近、阪神間から三田に引っ越して来て下さったばかりの若い世代の方が「三田市の健診のハガキ」で来院して下さっています。先週も数人来て下さいました。有難う御座います。

「ホームページやブログを読んで、良さそうだと思って来ました。」と言って下さった、神戸から引っ越して来られたばかりの30歳代の女性。予約の日に、一連の検査・説明と、防湿装置ZOOとコンポジットレジンを使った虫歯の治療(英保歯科のファミリーなら「ああ、あれね。」と、良くご存知の例の治療です)とをさせて頂き、無事終了しました。

こちらのお客様、お帰りの際に受付スタッフと何やらお話になっておられます。大丈夫だったかな?

その後、受付スタッフがニコニコしながら私の所に飛んで来て「先生、先程のお客様が『ここの歯医者は会員制か何かなんですか?他の歯医者とは全然違う、独特の雰囲気がありますね。』と言って下さいました。『いえいえ、会員制ではありませんよ。』とお答えしておきました。」と教えてくれました。

受付スタッフはこの言葉が私達チーム英保歯科にとって最高の誉め言葉であり、私が聞いて喜ぶ事が解っているのです。普段何も言っていないのに、肌で理解してくれている。流石です。

「まあ、確かに独特の雰囲気はあるかも知れないね。ここの雰囲気が気に入ってもらえるといいね。」と私。「そうですね。」と穏やかに、そして嬉しそうに答えてくれる受付スタッフ。

熟慮を重ね、家族の為にウッデイタウンに住む事を選んで下さった皆様です。私やチーム英保歯科の価値観や世界観に共感して頂けると、そう確信しています。

大阪まで出て、ヘトヘト。

今日は朝から緊張しており、気持ちが落ち着かない土曜日となりました。午後2時半に新梅田研修センターに行って人と会う約束があり、早めに診療を切り上げて大阪行きの電車に乗る必要があったからです。

会う約束の相手は大阪歯科大学名誉教授と大阪口腔インプラント研究会会長のお二人。私が行おうとしている臨床研究の書類を倫理委員会にかけ、それを認可してもらうために、学術面と臨床面からご指導、ご尽力頂いたので、ご挨拶とお礼の為に面会して頂く事にしたのです。

倫理委員会のメンバーには著名な歯科医師だけでなく、弁護士や患者代表のような方もおられます。これらのメンバー全員を納得させる事ができるちゃんとした研究の計画や内容が整っていないとパスしません。私も大学病院を離れてはや27年。さすがに一人では太刀打ちできませんでした。書類の内容を整える為に、このお二人の先生のお力を借りて、見事承認を得る事ができました。感謝の気持ちで一杯です。

新三田駅で電車を待つ。新三田駅の周囲にはスタバやコメダ珈琲が出来て、ちょっとだけ都会になってきたな。最近のカフェは昔の喫茶店と違って禁煙だから行く気がするな。まずはお小遣いを貯めてスタバデビューからだな。
着いた、着いた。大阪は人が多いし、暑いなァ。この時点ですでに三田に帰りたくなっている私。
この会場の講師控え室にお二人の先生がおられるはず。ドキドキ。しっかりお礼を言わなくては。

お二人の先生は私を笑顔で迎えて下さいました。今回お二人の先生にエスコヤマのお菓子をお持ちしたのですが、「これって有名なパティシエですよね?」と大変喜んでもらえました。今は、エスコヤマのお菓子はネット予約・カード決済で買えるようになっていて、受け取り専用窓口で並ばずにピックアップできるシステムになっていて本当に便利です。先方にこんなに喜んで頂ける事が判りましたので、今後はエスコヤマの出番が増えそうです。

面談は20分程で無事終了。大阪駅まで引き返して、ホームに停まっていた新三田行きの区間快速(≒普通列車)に乗り込んで「フー。」と一息。

さあ、空気の旨い三田に帰ろう。街も家族も待ってくれているからね。

嫌われちゃダメ!

私は読んでいませんが、The courage to be disliked という本があります。日本では「嫌われる勇気」というタイトルで翻訳本が出て大ヒットしましたね。How to free yourself, change your life and achieve real happiness. という内容だそうです。

嫌われる事を恐れずに自分の心に正直に生きれば、やがて自由と幸せがやってくる、といった感じでしょうか?

まあ、概ね同感ですが、この「嫌われる勇気」という言葉に対する受け取り方が、欧米人と日本人では違うのではないかな?気に入らなかったら銃で殺す文化と、自殺する文化の違いがありますので。

日本文化圏では嫌われる勇気を持って行動しても自分もしんどいばかりでデメリットが多い。自分も周囲も外人じゃないからね。

私の考えはこうです。なお、以下は「自分には常に高い向上心がある」という前提で聞いて下さい。

得るものが無い人達のグループや足を引っ張ってくる人達とは不用意に軋轢を起こさず距離を保ち、あちらから嫌ってくれるのを待つ。自然と無視されだしたら超ラッキーだ。(戦わずして勝つ=孫子の兵法)

自分を(人間的に)上の方に引っ張ってくれるような人格者には、やはり嫌われちゃダメでしょう。これからも色々と教えを請って成長させてもらいたいからね。それに、人格者から嫌われる=自分の人間性がまだ大した事無い という証拠だろう。

本のタイトルの日本語訳はむしろ「悪縁を断ち切る勇気」の方が、日本人にはしっくり来たのではないかと思います。皆さんはどう思われますか?

尼崎や伊丹も良いけれど

今日は木曜日で休診です。妻に誘われてコストコに行く事になりました。最近はいつも(明石海峡大橋が見えるので)垂水のコストコに行っています。

今週英保歯科に初診で来て下さった女性が「昨年の11月に尼崎からけやき台に引っ越して来ました。元々姫路の田舎の方の出身なので、三田の方が快適です。」とおっしゃっておられました。

「尼崎か。大阪まですぐなんてどんなに便利だろう?」そんな訳で、今日は尼崎や伊丹周辺の街や人の雰囲気を感じてみたいのもあって、あえて尼崎のコストコに行く事にしました。

尼崎や伊丹はJRや阪急の駅もあって便利そうです。街自体が巨大な駅直結マンションみたいで、ちょっと羨ましく感じました。

でも、帰って来る時に、神戸三田インターを降りてウッディタウンに入る頃から、その緑の多さ、余裕のある空間、空気の美味しさを再確認しました。

「心身共に健全でいたいなら、ある程度の余裕や自然があった方が良いな。家族の為にも自分の為にも、三田って本当に素晴らしい所だな。ここで良かった。」と心から感じました。

価値観を同じくするウッディタウンの皆さんのお役に立てるように、これからもしっかり頑張りますね。

良い誕生日となりました

今日は私の誕生日。何回目の誕生日かは秘密、でもないですが、流石に40歳代に比べると若くはないのは事実です。

少し前までは単にストレスを減らす為に断捨離を行っていたのですが、最近は、自分の処理能力は限られており、今後増える事はないのだから、悪縁や悪運に繋がる可能性のある様々な要素は大胆にカットして人生の質を落とさないようにする為に断捨離を続行しようと思っています。

例えば、労働時間を減らすために、最近は水曜日の診療を3時過ぎで終えさせて頂いております。お陰様で今日の誕生日も夕方6時頃には家族揃って近所のお寿司屋さんで誕生日のお祝いをする事が出来ました。贅沢な話です。

誕生日ですので、寿司三昧の贅沢をしてきました。
いつも大変お世話になっております。ここで英保先生を見かけても見なかったことにしてあげて下さいね。

でも、夜8時から歯科医師会の会合があって1時間半のリアル会議に出席する必要がありました。コロナ禍の最中ですから(実は誕生日だったのもあって・・・。ウソ。)リモートでの開催を提案したのですが、大きな会には様々な価値観があって急激な変化を受け入れるのはまだまだ難しいようです。一旦寿司屋から帰宅し、歯科医師会館へ行って会議に出席してきました。

会議終了後は超特急で帰宅して、お誕生日会の続きを家族や妻と楽しみました。スナック菓子と安いワインでたわいもない話をしていただけですが、至福の時でした。

ストレスや過労でやられてしまう前に、人生にとって不毛な要素を予め大胆に断捨離して、心や体に不調が起こるのを予防する。歯だけでなく、何でも予防が大切です。

キリスト教がベースにあるから、かな?

CNN.co.jp で良い記事を見つけました。是非下のリンクをクリックして最後まで読んでみて下さい。

ホットドッグ注文の客、170万円のチップ 米飲食店

米国ではこの記事のような事が時々起こりますが、日本ではこんな事はほぼ起こり得ないのではないかと思います。

欧米はカトリックやプロテスタントの違いはあっても基本的にはキリスト教が価値判断のベースにあります。人間は誰もが、神によって作られた「神の子」だから、お互いに助け合うのが当然という感覚でしょうか。それともイエス様を見習って救いの手を差し伸べようとするのかな?

片や日本は仏教というよりむしろ無宗教がベースにあるので、例えば宝くじや株などで1億円以上の不労収入を得た「億り人」になっても、まず自分がフェラーリを買ったり腕時計を買ったりするのには使うでしょうが、資産を手に入れた瞬間には「今すぐこれで困っている人を助けてあげよう」とは思わないのでしょう。

キリスト教徒にならなくても良いのでキリスト教の事を少し勉強すると、欧米人の行動や考え方、文化や習慣についてより深く理解する事ができるはずです。それはそれで結構楽しいものです。

プラセボのシナモンロールは世界一美味しい!

アメリカの味と言えばシナモンロール。米国の学会に参加する為に西海岸や東海岸の空港を利用するのですが、最終日に日本向けのフライトを待つ空港では「今日でアメリカともおさらば。名残惜しいなァ。アメリカらしい食べ物を食べて帰ろう」と、必ずシナモンロールを買って食べるようにしています。皆さんならハンバーガーといった感じでしょうが、私の最終日のルーチンはシナモンロールなのです。

若い頃アメリカ留学やアメリカでのホームステイに憧れていたのですが、夢が叶わなかった私は、10年ほど前にその旨をLAの友人(歯科医師)に話して3日だけ彼の家にホームステイさせて貰った事があります。丘の上にあるプール付きの巨大な家にはホームステイの学生専用の部屋があり、そこに滞在した白髪混じりの私の心は、まるでUCLA に留学してきた若い日本人の学生のように高揚していました。その時にも奥様が「アメリカの味はアップルパイとシナモンロールですよ。」と、シナモンロールを振舞って下さいました。

このように、シナモンロールには強い思い入れがあって、かつ、本場米国ではシカゴやサンフランシスコやLAでシナモンロールを食べまくって来た私が断言します。「プラセボのシナモンロールの味は世界一です。」と。

以前パンプキンがあった場所に、こじんまりしたパン屋さんがあります。それがプラセボです。
マーガリンを使わない健康志向のパンがずらり。店内は虚飾を排したナチュラル系の雰囲気で、英保歯科と共通する価値観を感じます。

先日妻がプラセボに行った時にシナモンロール好きの私のために一つ買ってきてくれました。「ケッ!日本のシナモンロールなんて邪道だろ?この米国仕込みの舌を持つ私に、よくもまあ、買ってきたもんだ。」と、なめてかかって食べてみたのですが、もう、その美味しい事、美味しい事。まさに晴天の霹靂でした。

日本人好みの口あたりの生地に、しっかり味がしみ込んだアップルと強めのシナモンの味が、もう最高に美味です。
プラセボに行ったら必ずシナモンロールを買ってね。これを買うためだけにプラセボに行く価値がありますよ。

味は私が保証します!皆さんも是非お試しあれ。

息子と青野ダムまでサイクリング

今日は日曜日。家族でゆっくり過ごしています。
午前中は小3の末っ子と自転車の掃除をして過ごしました。歯ブラシやスポンジを使って隅々まで掃除すると、新車そっくりさんとまでは行きませんが、すっかり垢抜けて見違えるようになりました。

お昼ご飯を食べた後に「宿題も全部終わったし、運動靴も洗い終わったから自転車で出かけてもいいよってお母さんが言ってる。青野ダムに行こう!」と末っ子が誘ってくれました。私は電動自転車なので平気なのですが、彼のマウンテンバイクではちょっと大変だ。

「お父さんは電動だから大丈夫だけど、元気ある?最後まで頑張れる?」
「大丈夫!」

という訳で、雨宿りも含めて2時間半のツアーに行って来ましたよ。気持ちよかった。

日曜日なのでUNBYの周辺には多くの人出がありました。
UNBYが出来てから、こっちの方にバスファイターの船が集まってくるようになりました。カッコイイ自慢の船を観光客に見せたいのかも知れませんね。
今にも雨が降りそう。自転車で出かける最大の喜びは土の匂いや雨の匂いに直接触れる事ができる点です。オープンカーでもこれは無理。スピードが速すぎるし、好きな所で停まったりもできないからね。
もう少し足を延ばそうとしたら、ついに雨が降り出した。さあ、UNBYに戻って雨宿りして、小降りになった家路に着こう。5時までに家に着くように頑張って漕ごうね。

小2の時には登れなかった坂が今回は登れるようになっていて、最後まで弱音を吐かずに家まで辿り着きました。子供の成長を実感すると共に、いつまでも一緒にサイクリングできるように自分自身も元気でいようと思った一日でした。