昨日の新年会ではコース料理が振舞われました。同じテーブルの先生方は肉類に一切手を付けない私を見て「英保先生はお肉が嫌いなんですか?」と不思議そうです。
「パスタにペスカトーレというのがあるのを御存知ですか?魚介類のパスタですが、私はペスカトーレならぬペスカタリアンといって、魚は食べるベジタリアンなんです。」とお答えしたところ、一同「え~%$!お肉食べないんですか!」と興味津々です。
「何で食べないんですか?」「いつ頃から食べていないんですか?」「食べなかったら何か良いことがあるんですか?」「え~、お酒も飲まないんですか?」「何を楽しみに生きているんですか?」「残る楽しみといえば・・・。やっぱりそっちですか?」「死ぬときにもっと楽しい事をしておいたら良かったなと思ったらどうします?」「やっぱり血液検査の結果なんかはバッチリですか?」「栄養失調にならないんですか?」等々、嵐のような質問責めです。「屠殺している人が動物を殺しているのであって、我々は殺していないからいいじゃないですか。」という意見もありました。
思わず吹き出すような内容もありましたが、どこまで何をお答えしたら良いのやら。「内なる浄化といいますか・・・。精神の世界でして・・・。私みたいに40年位食べるのを止めてみたらわかりますよ。」と(テキトーに)お答えしておきました。
何を楽しみに生きているのかと聞かれたら確かにつらい所はありますが、口には出しませんでしたが、例えば焼き肉食べてビールを飲んで妻に内緒で怪しげな事をするのがそんなに楽しいとも思えないのが正直な所です。外国人と英語で上手にコミニュケーションできた時などは心から楽しいと思いますけどね。
数年前に参加した、アメリカのトップレベルの歯科医師が集う学会の昼食会では、同じテーブルの半数近くがベジタリアンという事がわかり、私の方が非常に驚いた経験があります。ご参考までに。