中心結節という小さな突起が下顎の小臼歯に存在している事があります。
時々、この中心結節がポキッと折れてしまって、しかもその中に入り込んでいた歯の神経が死んでしまった上に、顎の骨まで溶けてしまうというとんでもない事が起きてしまいます。
怖い話ですが、本当に起るのです。下の例を見て下さい。
最近では、このような不幸な出来事を予防するために、中心結節を接着性レジンで強化しておくのが良いと言われています。ここでも接着の技術が生きてくるのです。
保護者の方で子供の仕上げ磨き時などに中心結節の存在に気が付かれた場合は早急に、歯科医師か歯科衛生士に相談して下さい。
予防さえしておけば「タダに近い値段で完璧な状態」が保てます。
中心結節でも「予防が一番楽で得」ですね。