「院長日記」カテゴリーアーカイブ

人知れず・・・。

今日は始業前の時間に、三重大学の学生さんの歯の治療をさせて頂きました。今日の午前中に三田を発って三重に帰るとの事で、エキストラの時間で治療をしたのです。21歳と若い女性でしたが、何度もお礼を言ってくれて礼儀正しい子でした。さすがウッデイタウン育ちと感心しましたよ。
私が早出の約束を忘れないようにと、スタッフが付箋を書いてくれていました。パソコンのケースの裏側に張り付けていたので、しっかり8時前には出勤してキッチリ治療ができました。
彼女の2本の虫歯は神経に至る虫歯で、1本は痛みが出てしまっていたのですが、英保歯科が得意とする「神経を残す治療」を行いました。痛みもすっかり消えて、安心して三重に帰っていったようです。
普通の歯科医院なら、ひょっとしたら神経を取られていたかも知れません。彼女と何かのご縁があったと思って、「人知れず(彼女知れず)」私の知識と技術をフル活用して、しっかり治療をさせて頂きました。
若い子の歯の神経を2本も守れたと思うと、幸せな感覚で満たされて、早めの出勤など何の苦もありません。冬休みには予防歯科治療で来院するように強く言っておきました。来てくれるかな?自分の歯を大切にしてくれるかな?

陸上にもマイクロプラスチックかァ~。

蚊の成虫からもマイクロプラスチックが見つかって学者は「食物連鎖による影響が考えられる。」と言っているようです。マイクロプラスチックによる海洋汚染がトピックですが、陸上でも影響が出ていたんですね。

我が家では、妻の発案で納豆の蓋の方を白いトレーとしてリサイクルに出すようにしています。「塵も積もれば山となる」で、バカに出来ないほどたまりますよ。

何事も小さな一歩から。トイレットペーパーの芯をリサイクルに出したりと、日本人らしい、きめ細やかな努力で子供たちのために少しでも良い地球環境を残しましょう。

 

お店を禁煙にするのと同じだと思います。

先日、ある先生から「英保歯科はどうしてそんなに予防の意識の高いお客様が多いのですか?」と質問を受けました。
答えは簡単。ひたすら予防歯科の重要性を強調し続けて23年、そのような考え方を好むお客様だけが残って下さっているだけなのです。

レストランを禁煙にすると、喫煙者のお客様のいくらかはお見えにならなくなるかも知れませんが、禁煙を好む家族連れなどが新たに増えると思います。お客様の層が変わるのでしょうね。

英保歯科は「夜遅くまで空いている、痛いときだけ行っても大歓迎してくれるコンビニ歯医者」ではありませんが、「予防志向・本物志向」である事を好まれる「コアな」お客様に支えられております。有難い事だと、感謝しております。

ちょっと出来過ぎ?

初めに謝っておきますが、もしリバウンドしたら、本当にゴメンナサイ!!
デルタ血糖値コントロールダイエットを提唱・実行して4か月が経ちました。ここ1か月は体重の減少が止まって、安定した状態になっています。一応今のところ・・・。
昨日、自分自身の体組成を計測してもらったのですが、「何か運動でもされているんですか?珍しいくらい、非常に良好ですよ!」と褒めてもらいました。「通勤の往復にちょこっとウォーキングしているだけですけど。」と答えておきましたが、褒められると嬉しいですね。
「ミドルエイジが筋肉を維持しながら、健康に痩せる方法」としてデルタ血糖値コントロールダイエットの理論に自信を持つことができました。

皆さんも是非やってみて下さいね。

岡山大学の仲間と共に

インプラント学会では運営委員として働いておりました。
学会終了後の慰労会で、岡山大学出身の先生方とお話をしていたら、あっという間に終了時間。
ある先生が「英保先生、お酒も飲まずに最後まで居たんやね。」と言われましたが、久しぶりに良く喋って、そして後輩に私の最近の考え方(断捨離について)を聞いてもらえたので、嬉しかったです。
岡山は田舎でゆっくりしたペースで物事が進み、優しくて素直な方が多い、という印象です。そこで教育を受けた仲間は「波長が合う」感じがします。
私は(予防歯科と接着歯学の教育をきっちりしてくれた)岡山大学に縁があって本当に良かったと思っています。

インプラント学会

今年のインプラント学会は大阪国際会議場で開催されています。
金曜日と土曜日は早めに診療を切り上げて学会に参加しています。頑張って勉強しますね。
日曜日は朝の7時から終了時まで、会場のお手伝いをしなければいけません。
明日は5時に起きて6時前に三田を出発しないと・・・。
月曜日が休みなのが救いです。

朝顔

用があって宝塚に行ったのですが、駐車場のフェンスに、野生だと思うのですが、可憐な白い朝顔を見つけました。

小学校に上がったばかりの頃、登校班の集合場所に紫色の朝顔がたくさん植えてあって、毎朝近所の奥様がじょろで水をあげていたのを思いだしました。そして、夕方になると情けないほどに小さくなる朝顔の花に、「花なのに時間がわかるとは、なんて賢いんだろう。」と感心していたことも覚えています。

通りすがりにこの朝顔を見た瞬間、あの頃毎朝感じていた、夏の朝のちょっと涼しい空気と、水の匂いを不思議なくらいハッキリと思い出しました。肌で感じた感覚や匂いの記憶ってすごいですね。

この純白の朝顔の種が採れる季節になったら、分けてもらいに行こうかな。
来年あたり、英保歯科のどこかに白い朝顔を見つけるかも知れませんよ。

こんな見方、酷いよね。

昨日女性のお客様が、他の歯科医院で「抜くしかない」と診断された歯に対して、「英保歯科での接着治療で残す事ができないか?」と、わざわざ三田まで来て下さいました。今後、英保歯科のファミリーとして通院して頂けるかお伺いすると同時に自由診療でキッチリと治療をする必要性を説明して、御一考頂くように説明しました。
受け答えがしっかりした感じの方なので、「どのようなお仕事をされているのですか?」とお伺いしたとこと、自衛隊の職員さんとのことでした。
「災害時など、本当に有難うございます。」とお礼を言うのを忘れていました。残念。

一方でこんな記事があったのですが、「よくこんな失礼な事を書けるな!」と、呆れるしかないですね。

自衛隊幹部が異様な低学歴集団である理由

今の時代、上の学校に行けるかどうかは主に子供時代の社会的、あるいは家庭の事情や状況によるのであって、簡単に言うと「本人のせい」ではないし、日本では高校や大学でも全く勉強せずに卒業できる所がたくさんあるので、ほぼ小学生程度の学力の学士や修士が存在しています。
私だって家庭の事情によっては高校に行けなかったかも知れません。見かけ上の学歴で人を判断するのは、ブランド品を身につけている人を尊敬するに等しい、愚かなことだと思います。

自衛隊幹部が高卒で何が悪い?

自衛隊の皆さんの強靭な精神力と鋼のような鍛え上げられた肉体にかなう一般人がいますかね?
一般人に炎天下の災害時の激務が務まりますか?
大学で学んだビジネス英語で米軍の軍隊の連中と会話が成り立つとでも?彼らは米軍の隊員と英語で喋って、一緒に演習していますよ。

私は右でも左でもありませんが、自衛隊の皆さんは感謝し尊敬できる存在であることは明白だと思っています。

 

 

 

 

歯は習慣の鏡

目は心の鏡と言いますが、歯は習慣の鏡と言えるのではないでしょうか。

私が小学校だった時に見た米国の映画で、ある青年が彼女を父親に紹介した時に、その父親が「彼女は歯が奇麗だから結婚しても大丈夫だよ。」と言ったのを今でも鮮明に覚えています。すごくショッキングクなセリフだったので。

美しい心

「先生、○○さんがこの封筒を先生にと・・・。」

「〇×△%$!」

彼女は、私の大好きな台湾にルーツを持つ素敵な女性で、岡山のノートルダム清心女子大学出身です。岡山大学出身の私としては「一体何?」とドキドキものです。

中身には彼女のご主人に、先日検査データーをお渡しした時のUSBが入っていました。なーんだ。

しかし、わざわざUSBを返しに来るためだけに来て頂いて、しかもこんなに素敵な封筒に入れてお名前までキッチリ書いておられるなんて、流石としか言いようが無い。

私だったら、次の予約の時に、小さなジップロックにでも入れて渡しちゃうだろうなー。

英保歯科のお客様からはこのような「美意識」「常識」「繊細さ」など、沢山の事を学ばせて頂けます。

自分はまだまだだなと、反省しきりです。