東京オリンピックの柔道代表を決める為の異例の一騎打ち、阿部と丸山の巌流島の決戦をドンマイ川端の解説付きでご覧になった方も多いと思うのですが、え、多くない?
私は柔道の黒帯を持っているのですが、柔道の黒帯を取るには昇段試験で3人に勝ち抜かなければなりません。つまり、試合で相手を倒せる実力が無いと黒帯になれないのです!
なんて偉そうな事を言っていますが、告白すると中学生の時に身長と体重が大きかったのでたまたま初段が取れた、ただの「なんちゃって黒帯」なのです。
さて、土曜日は多種多様の社会人のお客様が英保歯科に来て下さいます。今日はそのお一人で柔道2段の本格派の方(Aさん)がお見えになられて、柔道の話で盛り上がりました。
私:「Aさん、私こう見えても柔道初段の黒帯なんですよ(エヘン)。」
Aさん:「あ、そうですか。初段は誰でも取れるからね。2段からが難しいんですよ。」
私:「・・・・・。 そういえば阿部と丸山の試合、凄かったですね。あれを見ていると、もう一回柔道をやってみたくなって来ましたよ。」
Aさん「無理無理。若くないと。先生が怪我でもしたら大変ですよ。私も今は完全に足を洗ってゴルフ三昧ですよ。」
私:「えー、そうなんですか?もったい無い。2段レベルになっていたら柔道にずっと関わっていたいとか思わないんですか?」
Aさん:「歳だけ取って名誉何段とかもらっても、ヨボヨボで弱かったらバカにされるだけですよ。柔道は勝った負けたが全ての実力勝負の世界ですからね。その点、剣道は年齢がいっても本当に凄い人がいますけどね。」
私:「そうですか・・・。この歳でもう一回柔道というのは、やめといた方が良さそうですね。」
そんなこんなで、診療が終わってから、いつものように歩いて帰っていると、とあるバス停の掲示板に・・・。
まあ、今の私にそんな時間の余裕があるわけ無いか・・・。