小学生時代に姫路に模擬試験を受けに行ったり、白陵時代に寮から自宅に帰省する時に、姫路発山崎行のバスをよく利用したものです。1時間以上の遠距離バスで「林田経由・夢前経由・龍野経由」の3つの路線があります。
その中でも龍野経由は(宍粟の田舎者の私から見ると)龍野という都会を通るので時間はかかるが一番好きな路線でした。新宮町には姫新線の播磨新宮駅や踏切があり、その辺に差し掛かかった時に「電車が(正確にはディーゼルですが・・・。)通っているなんて、何て都会なんだろう。羨ましいなあ。ここに住んでいたら自宅から通学できるのに。」なんて思っていた記憶があります。
ご縁があって、その龍野市から複数名のお客様が高速道路を使って三田の英保歯科まで通院して下さっています。不思議ですね。
しかも、有難い事に、その(憧れの街)新宮にある老舗のお菓子屋さんの逸品を頂戴する事が多いのです。
以前はA様から櫻屋の醤油饅頭を頂戴しましたが、今回はB様から縁起の良い大黒餅を頂戴しました。本当に有難う御座います。
新宮駅前には高級な箱入りお菓子を扱う老舗のお菓子屋さんが多いのですが、この播磨新宮駅は過去には姫新線を経由していた急行「みささ」・「みまさか」などの優等列車が停車していた事も関係があるのかも知れません。
井戸糀製造所は(現在の所)後継者がいらっしゃらないそうで、もしこの歴史が途絶えたら、もったいないの極みですね。龍野は古い町並みがあり、観光の名所でもあります。私もまた久しぶりに訪ねてみたいと思っています。その時にはこの井戸糀製造所にも必ず行ってみるつもりです。
両方共、少年時代の新宮町への憧れの想いや、バスの車窓からの風景の記憶を思い出しながら、有難く、有難く頂戴致しました。特別な味がしましたよ。
お気遣い本当に有難う御座いました。