2020年を振り返って-受付スタッフに感謝

もうすぐ2020年が終わろうとしています。皆様、今年はどのような年でしたか?良い年になりましたか?

中国の武漢から発生したコロナウイルスが世界中に広がって、贅沢三昧、消費三昧に慣れてしまった社会構造をグジャグジャに引っ掻き回しましたね。人類に価値観のパラダイムシフトを強制的に起こさせるトリガーとして相当なインパクトがあるのですが、それでも変わりたくない人が 99.9% 以上ではないのでしょうか?

綺麗に雪化粧し、澄んだ空気が心地よい大晦日のウッディタウン

平成28年夏からドラスティックに変化を続けている英保歯科ですが、今年も随分と変化がありました。その中でも最大の変化は、受付スタッフが目覚ましく成長してくれて、1段も2段も飛び越える勢いで英保歯科を引っ張り上げてくれた事です。

成長というと、「歯科関係の難しい仕事をしっかり覚えて、バリバリとこなすようになってくれた」と思われるかも知れませんが、そうではありません。また、英保歯科を引っ張り上げてくれたと言うと「売り上げや来客数が増えた」と思われるかも知れませんが、それも違います。

今、英保歯科の受付の後ろにはこのバカラの「祈りを捧げる天使像」だけが置いてあります。
受付スタッフの仕事は「愛」。それに集約されるのです。

彼女達は、英保歯科(=特別な歯科医院)で医療従事者として経験を積んで人間的に成長していく中で、私の哲学や理念をちゃんと理解し、それを自らも実行し具現化しようと努力してくれているのです。
私のブログも毎日読んでくれているのですよ。

昨日急患で診させて頂いた男性は「英保歯科の受付は素晴らしいですね。ショートカットの方と眼鏡をかけた方は、私が受付で(次の予約のために)長々とスマホでスケジュールをチェックしていても、絶対に嫌な顔をせずに待ってくれます。本当に優しいですね。」と褒めて下さいました。

一昨日、英保歯科の受付のMさんは「遠方(京都)から来て下さるAさんが『Mさん、いつも親切にして下さって有難う御座います。』と、私の名前を覚えて下さって、お礼を言って下さいました。ジンと来て、嬉しくて涙が出そうになりました。」と教えてくれました。

2020年で最高に良かったと思える事は紛れもなく、「受付スタッフが英保歯科の顔として、私の医療哲学を見事に表現してくれている」という事です。

こんなブログでも年々読んで下さる方が増えて、有難い事だと感謝しております。

来年は「更なる高み」を目指します。そのためにもこのブログで「英保歯科とは何か」を解り易く表現し続けたいと思っています。今後共ご愛読の程、宜しくお願い申し上げます。

年末年始は近場で過ごします

今日から来明けの4日まで、年末年始の休みを頂戴します。

アメックス・センチュリオンカードのコンシェルジュに頼んだら、運よく大阪のリッツカールトンのスイートの予約ができました。そういう訳で、今年は家族揃って近場のホテルに5日間連泊して、のんびり過ごす予定です。早く Covid 19 が去ってくれたら、来年からは例年通りハワイのリッツで過ごしたいと思っています。


センチュリオンはおろか、プラチナカードさえ見た事もないぞ。
Y下さん、一回見せて。ハワイにリッツカールトンがあるかどうかも知らんし。(Image by FASHIONSNAP.COM)

なんて事を死ぬまでに言ってみたい、ことも別にありませんが、実際はずーっと家にいて(←近場過ぎ!)、溜りに溜まった事務作業(←溜める自分が悪いんですが)と、歯科専門雑誌への執筆(←依頼があったので)と、接着歯学会専門医更新の為のレポート作成(←頑張ってやらないと資格を失う)と、診療室や家の片付け(←最近忙しくて、断捨離が思ったように出来ていない)等をやりたいと、意気込みだけは持っています。
でも、子供の自転車に付き合わされて終わるんだろうな。

やっぱり三田で Stay Home でしょう。空気は旨いし、静かだし、トライアルは24時間開いているし。ああ、幸せ。

年が明けたら、山崎町で一人暮らししている母親を訪ねてあげたいと思っています。大阪に住んでいる兄と弟はコロナ禍の為に恐らく帰省できない模様です。まだまだコロナに振り回されますね。
個人的には、コロナという地球からの警告に耳を傾けて、贅沢三昧、消費三昧の社会生活を見直すべき時が来ているように思うのですが、皆さんはどうですか?

英保歯科では例年29日まで診療しているのですが、今年はコロナの影響か27日の日曜日あたりから長期の休診にされている歯科医院が多いようです。

この2日間はその影響をもろに受けました。

入り口に予約制と貼ってあるにも関わらず、突然見知らぬご夫婦が入って来られて「二人共歯が痛いから今から二人診てや。え、明日の3時からしか無理?そしたら他に行くから、もうええわ。」とか、全然知らない方々から「親知らずが痛いから今日抜いてくれ。え、無理?何で?」とか「詰め物が取れて歯が尖っていて痛いから今から診てくれ。え、予約で一杯?10分ぐらいの時間も取られへんのんか!?」いう電話があったりしてメチャクチャでした。受付が可哀想でしたし、私も診療のペースと心を乱されて困惑しました。

来年のこの時期をどうすべきか、少し考えよう。

まあ、そんな事で、このお休みの間は近場で過ごしています。英保歯科のファミリーの皆様は私へのホットラインが使えますので、子供さんの急な怪我や突然の歯痛などがあったら遠慮なく連絡して下さい。ただ、夜は9時頃には寝ちゃっていますので、どうかご容赦下さい。
また、ファミリー以外の方であっても三田市歯科医師会では救急当番医が連日対応しております。どうかご安心下さい。

明日は大晦日ですね。明日のブログでは今年の総括を書いてみたいと思っています。

Walking習慣の2次的効果

実は、2年程前に低炭水化物ダイエットで減量に成功してこのブログでもみっともなく自慢していたのですが、完全にリバウンドしてしまって大恥かいたという黒歴史があります。ですから、今回は慎重にお話しようと思っています。

えっと、約1か月半前に Walking を始めました。具体的には、通勤に車や自転車を使う事を極力避けて出勤時は 2km 、帰宅時は遠回りして 4km 歩くようにしています。以前より気分と体調が良くなってきており「歩くって大事な事なんだな。」と実感しております。

リングロードを歩いていて「排気ガスの臭いが、10年前と全然違ってほとんど苦にならない。自動車業界も技術の進歩が凄いな。」と感じています。皆さんはそう思われませんか?

多少体力を使うせいか、夜は早め(9時頃)に布団に入って休むようになりました。我が家の女性陣はリビングに父親が居ない方が話が盛り上がるようですし、小2の末っ子は8時に寝室に入らなければならないのですが、しばらくしたら私が隣の布団に来て話し相手になってくれるのが嬉しいようで、家族の反応も上々です。

末っ子はその時に色々な話をしてくれます。将来自衛隊員か警察官になりたいとか、中学校に入ったら剣道部か柔道部に入りたいとか、「もう寝なさい。そうしないとお父さんはリビングに行っちゃうよ。」と制すまで、いつまでも喋っています。

いつまでこんな風にお話をしてくれるのか?いつ反抗期が来ても良いように心の準備はしておこうと思いつつも、ほぼ毎晩このような夢のような、貴重な時間(とき)が過ごせるようになったのも Walking を始めたお陰かなと密かに喜んでいます。

今しばらくは自分を実験台に「Walking を毎日継続すると心と体にどのような変化が起こるのか?」という実験を続けてみたいと思っています。長続きすると良いのですが・・・。

自分の魂を切り取って、お渡ししていますので。

私のブログではここの所ず~っと、日常のちょっとした出来事を通して私自身が学んだり気が付いたりした、難しく表現すれば哲学的な内容、平たく言えば雑談を書いています。
読者の皆様からは「歯医者のブログなんだから、歯の治療の事を書けよ。」という声が聞こえてきそうです。

「こんな雑談ばかり書いていないで、少しは私が実際に行った治療の写真などアップして解説をした方が良いかな?」なんて思ったりしたのですが、やっぱりそれは私が英保歯科のファミリーの皆様にどうしてもお伝えしたい内容がある時だけにしようと思い直しました。

その理由ですが、私が行った治療のビフォーアフターの写真などを示すと「このような治療がしてもらえる歯医者なら行ってみよう。」と、その技術的な側面だけで英保歯科を選択なさる方が来院される可能性が高くなってしまうと思うからです。

英保歯科に対しては、そういった「自分が思ったような物質的なサービス(モノ)をお金(モノ)で購入する」というような捉え方をして頂きたくないですし、私が提供している治療はそのようなもの(お金で買えるモノ)ではありません。

歯科医師が全神経を集中して、誠心誠意、歯の治療をする事は簡単な事ではありません。「自分の魂を切り売りしている」と言っても過言では無いのです。少なくとも私はそうです。

私が魂を切り渡す相手には、それに見合うだけの哲学や価値観を持っておいて頂きたいので、やはり私のブログを読んで「ピピッ」と来た人に来て頂ければと思います。ですから、私のブログに歯の話は時々しか出てきません。悪しからず。

福知山城で明智光秀気分

今日は日曜日。零細企業のオーナーは事務関係の仕事も全部自分でやらなくてはなりません。年度末なので事務作業が山積みでしたが、ほぼ徹夜で頑張って終わらせました。

朝のうちに日課の Walking に行って、昼からは昼寝でもしようと企んでいたのですが、昼食の時に末っ子が「朝のうちにお父さん一人で遊びに行ったから昼からは一緒に自転車に行こう。」と言ってきました。(朝のうちに 6km 歩いてきたので自転車はちょっとしんどいなァ・・・。それにたまには S660 のエンジンをかけないとバッテリーが上がってしまうなァ・・・。)

今朝も小山さんは長蛇の列でした。都会からの大勢のお客様を見ると、ジモティとしては、ちょと不安になります。

「自転車もいいけど、福知山にあるお城に、エスロク君で探検に連れて行ってあげようか?」と切り出したところ「ウン!連れて行って。」と乗って来てくれました。

そういう訳で、二人でリビングをそ~っと抜け出して、先日調べてとても興味が湧いていた「京都・福知山」まで高速道路でひとっ走り。末っ子と二人だけの「お母さんに内緒でお城探検」に行ってきました。

着いた着いた、福知山城。なかなか立派な佇まいだ。
こちらが天守閣ですね。
この四角い石が転用石だな。
お城から市内が一望できます。さすが、良い場所に立っていますね。

次回は家族全員で訪ねて、お城近くのレストランなどにも入ってみたいと思います。

もう一度柔道は無理?

東京オリンピックの柔道代表を決める為の異例の一騎打ち、阿部と丸山の巌流島の決戦ドンマイ川端の解説付きでご覧になった方も多いと思うのですが、え、多くない?

私は柔道の黒帯を持っているのですが、柔道の黒帯を取るには昇段試験で3人に勝ち抜かなければなりません。つまり、試合で相手を倒せる実力が無いと黒帯になれないのです!
なんて偉そうな事を言っていますが、告白すると中学生の時に身長と体重が大きかったのでたまたま初段が取れた、ただの「なんちゃって黒帯」なのです。

さて、土曜日は多種多様の社会人のお客様が英保歯科に来て下さいます。今日はそのお一人で柔道2段の本格派の方(Aさん)がお見えになられて、柔道の話で盛り上がりました。

私:「Aさん、私こう見えても柔道初段の黒帯なんですよ(エヘン)。」
Aさん:「あ、そうですか。初段は誰でも取れるからね。2段からが難しいんですよ。」
私:「・・・・・。   そういえば阿部と丸山の試合、凄かったですね。あれを見ていると、もう一回柔道をやってみたくなって来ましたよ。」
Aさん「無理無理。若くないと。先生が怪我でもしたら大変ですよ。私も今は完全に足を洗ってゴルフ三昧ですよ。」
私:「えー、そうなんですか?もったい無い。2段レベルになっていたら柔道にずっと関わっていたいとか思わないんですか?」
Aさん:「歳だけ取って名誉何段とかもらっても、ヨボヨボで弱かったらバカにされるだけですよ。柔道は勝った負けたが全ての実力勝負の世界ですからね。その点、剣道は年齢がいっても本当に凄い人がいますけどね。」
私:「そうですか・・・。この歳でもう一回柔道というのは、やめといた方が良さそうですね。」

そんなこんなで、診療が終わってから、いつものように歩いて帰っていると、とあるバス停の掲示板に・・・。

剣道!見学歓迎!?
ヨガ!面白そう!でも男子禁制だろうな。

まあ、今の私にそんな時間の余裕があるわけ無いか・・・。

穏やかな、素敵なクリスマス

昨日のクリスマスイブと今日のクリスマスは如何お過ごしでしたか?
我が家は、例年は教会のミサに行って厳かな雰囲気のクリスマスを過ごすのですが、今年はコロナ禍で(一般人の)出席が出来ない為、日本の一般的なスタイルのクリスマスとなりました。

皆さんのお家にサンタさんは来てくれましたか?
ご家族や友人にプレゼントをあげたりもらったりされましたか?

今日で退職する12年間勤めてくれたスタッフからプレゼントを頂きました。でも、明日はお嬢さんの予防歯科の為に英保歯科に来てくれるそうです。「明日は土曜日で忙しいから、手伝って。」なんて冗談が言える程、お別れに実感が湧きません。不思議な感じです。

我が家では、小2の末っ子が防水カメラかカメラ付きドローンを、小6の長男はスマホをサンタさんに持って来てもらう事を期待していたのですが、置いてあったのはサーモスの弁当箱という非常に実用的な物でした。お母さんサンタは甘くなかったようです。二人共最初はガックリした様子でしたが、10分もすると「これに何を入れて、どこに探検に行こう?」と、盛り上がっていましたよ。さすがお母さんサンタさん。プレゼント選びをお任せしておいて正解でした。

今日仕事が終わって帰宅すると、その末っ子が「お父さんにプレゼントがあるよ。この大きなパンはお父さんの分。僕が作ったよ。」と言って、トングで取り分けてくれました。

本を見ながら焼いたようです。かなり手伝ってもらったのだと思いますが、小2男子の作品としてはかなり上手に焼けていました。

お腹がペコペコでしたので、早速平らげてしまいました。

子供達で色々と工夫して、冬休みとクリスマスを楽しんでいるようです。子供って本当に遊びの天才ですね。

明日は土曜日で忙しい。クリスマスが終わればもうすぐお正月。よし、明日も頑張るぞ!

英語の勉強を「断捨離」する決意

つい最近まで「将来はアメリカに移住しよう」と本気で思っていました。英語をネイティブのように喋れるようになりたいと思い、20歳代の頃から途方もない時間とそれなりのお金を英会話の勉強に費やしてきました。
しかしながら情け無いほど上達せず、未だに簡単な会話すら自信を持ってできない状態です。

私の友人の歯科医師が一昨年肺癌で亡くなりました。彼は関東で予防歯科を核に据えた歯科医院を運営しており、一緒にシカゴの学会等にも行った仲でした。勉強熱心で患者様の幸せを心から願っている素晴らしい先生でしたが、残念な事に喫煙者だったのです。
その彼が自分の病気の進行状況と余命を告知された時、残された僅かな人生をどのように過ごしたいと考えたか想像できますか?

私は「海外の文化に興味があったようだから、奥様と世界一周でもしようと思ったのでは?」と想像したのですが、実は最期の最期まで「診療がしたい。歯医者として働きたい。」だったそうです。そして本当にそのようになさったそうです。

平成28年の夏から私自身の生き方を根本的に見直し、モノ(物欲)とコト(人間関係)の断捨離をして、自分の本来の価値観に正直に生きるようにし始めた結果、様々な「モヤモヤ」が、まるで霧が晴れるように消えて行きました。
そして今は素晴らしいスタッフや素晴らしいお客様に囲まれて(遅ればせながら)歯科医師として本当に充実した人生を送らせて頂いております。ですから、今の私には彼の気持ちがよく解ります。

今日も6キロ歩いてきました。心と体のチューニングをして、歯科医師として末永く働かせて頂きたいと思っています。

今後は気が向いたら練習する程度にして、英会話の実力が低下しても気にしないようにします。長年頑張って来た英語の勉強を止めてしまうのには相当な勇気と決断が要りましたが、次のステージ、更なる高みに向かって進んで行きたいと思います。

お城とスイーツの街 福知山から

京都・福知山から三田の英保歯科まで通院して下さっている女性がおられます。遠方にもかかわらず予防歯科のために年3回キチッと通院されており、いつも感心しております。

高速道路を使って約1時間。冬期や雨の日は、特に安全運転で気を付けてお越し下さい。

最近、そんな彼女に顕微鏡を使った根管治療を開始しました。高速道路は御主人しか運転できないそうで、御主人様の御理解と優しさもあってほぼ毎週土曜に(ご家族の休日返上で)三田まで通院して下さっています。頭が下がります。

この度、三田まで通院して頂くだけでも大変なのに、その上に気を遣って頂き、頂き物を頂戴しました。本当に有難う御座いました。

私が子供の頃、私の父親(歯科医師)が患者様からの頂き物を持って帰って来てくれるのを楽しみにしていました。そして、子供心に「歯医者って、こんなに感謝してもらえる仕事なんだ。」と感じていました。そして今、歯科医師になっている自分がここに居ます。
私の子供達も同様に、歯科医師である私の生き様を見て、医療人として人生を送る事がいかに「意義深く深淵」であるかを感じ取ってくれていると思います。

「ずっと先生に何かお礼をと思っていたのですが、何が良いかなと思って・・・。お蕎麦を持って来たんですけど、お好きですか?」
私:「蕎麦?大好きだよ。有難う!本当に嬉しいよ。でも、私がいつもブログで頂き物のお礼を書いているから、それを読んで気を遣ったんじゃない(笑)?こうやって頑張って来てくれて、笑顔を見せてくれるだけで十分有難いんだよ。」

過分な、本当に過分なお気遣い有難う御座いました。年越しそばとして感謝して頂戴する時に、家族や子供達に頂戴した経緯や「歯科医師として真面目に、誠実に、一生懸命働けば、皆様からどんなに喜んで頂けるか、歯科医師がどれほど素晴らしい仕事であるか」を話してやりたいと思っています。

JR 福知山線という名前でしか縁が無かった京都・福知山ですが、興味が湧いて色々と調べてみると、お城とスイーツが有名なとても魅力的な街のようで「海の京都・森の京都」と呼ばれているそうです。

こちらのサイトを見たら、きっとあなたも行ってみたくなりますよ。

私は東洋哲学が好きなのですが、明智光秀がわざわざこの地を選んで城を作ったという事は、ここに「何か」があるはずなのです。
風水学的には、どこかから「良い気」が流入してくる地理的、地形的要因を持つ場所を「善し」とします。風水学者はその「良い気(正気)」が入って来る方向と時期を、半分は理論的に、半分は直感(持って生まれた能力)的に判断して進言してくれます。反対に「悪い気(邪気)」が入って来る場所や方角は避けるようにアドバイスしてくれるのです。

そういった見方をすれば、福知山の街は「良い気が入って来ているパワースポット」と言えるでしょう。行ってみたくなりますね!

お酒を飲むより楽しい事

今日、三田市の健診を希望されてお見えになった男性。このA様は誰もが羨むような世界的に有名な外資系IT企業にお勤めだったのですが、退職・起業なさって、現在では私など足元にも及ばない程の大成功を収めておられます。

英保歯科には約2年ぶりの来院だったのですが、虫歯や歯周病も無く口腔衛生状態も良好で、流石といった感じです。(でも、歯石は相当に溜まっていましたけどね・・・。)

A様:「毎日夕食後に、おつまみは食べないのですが、スコッチウイスキーを飲んでそのまま寝落ちしてしまうのですが、歯ブラシをして寝ないとヤバいでしょうか?」
と、ご質問を受けました。きっと私が見たこともないような高級なウイスキーなんでしょうね。このブログの読者の多くが新福島あたりで飲んでいる「角のハイボール」とは、全然違うものだと思いますよ。

私:「缶入りのカクテルや酎ハイだったら砂糖がいっぱい入っているから大問題でしょうが、スコッチの水割りなら、まあ、心配ないんじゃないですか?」とお答えしました。

A様:「実は私、英保先生のブログをよく読んでいるんです。先生は断酒されているようで自制心の強い方だと感心しています。」とお褒め下さいました。有難う御座います。

平成28年の5月からあらるゆるモノ(物欲)とコト(人間関係)の断捨離を徹底してきました。そんな我儘を通しても、英保歯科を御贔屓にして下さるお客様が一定数いて下さいます。本当に有難い事です。

年末年始に飲んでやろうと企んで、コストコで2本買っていたのですが、2本とも友人達に差し上げてしまいました。ま、いいか。

このような選ばれた(正確には「英保歯科を選んで下さった」)お客様に対して、私が飲酒を控えて心と体を管理し、できる限り質の高い歯科医療を提供して、その結果お客様に心から喜んで頂けた時には本当に「楽しい」ものです。

これはお酒を飲んで楽しいのとは比べ物にならない程の喜びです。
実は、こういった理由で断酒できているのであって、私の自制心が特別強い訳ではないのです。医療人として働く醍醐味は、この辺にもあると感じております。