6月4日前後は「歯の健康週間」です。
私が園医をさせて頂いている若草幼稚舎でも、虫歯予防の啓蒙のためのイベントが開催され、英保歯科医師と石塚歯科衛生士の二人で参加してきました。
歯磨きをサボってチョコやキャンデーを食べてばかりいる女の子の所に虫歯のバイキンがやって来て痛い目に会うという内容の劇が披露されました。保育士さんとは思えないプロ顔負けの熱演に、「怖いよ~」と泣き出す子供が続出していました。
その後、「英保先生に聞いてみよう~!(パフパフ~)」のコーナーと、歯科衛生士によるブラッシング指導が行われました。
若草幼稚舎は相当に質の高い指導をされています。園医として関わっておりますので、それは身を持って感じています。本日のような、先生方の献身的な努力の賜物だと思います。
その一方で、私の子供は4人共「神戸友の会幼児生活団」という所を卒団(卒業ではないんです)しました。
今回、若草幼稚舎のイベントに参加させて頂いて、「神戸友の会幼児生活団」で受ける教育は、「普通の幼稚園」と全く違う事がわかりました。全然違うんです。
「神戸友の会幼児生活団」を卒団する頃には、6歳でも「沢山の大人の前に一人で立ってプレゼンテーションができるような、立派な人格を持った一人の人間」のようになります。
普通の幼稚園での教育も、生活団にも、どちらにも長所があります。日本の教育の選択肢に多様性があるのは有難い事ですね。