体も心も温まる

今日は本当に寒いですね。でも心温まる出来事がありました。

英保歯科のお客様は優しい方が多いんですよ。

豊岡から来て下さるある女性は、手作りのお菓子を持って来て下さったり、家庭菜園をされているけやき台の方はちょくちょく無農薬野菜を持って来て下さったり。旧市街から来て下さる方は、お醤油を下さったりしたなあ。
竜野からお見えになるお客様は「竜野の醤油饅頭」を持って来て下さいます。あんこ好きの私には、本当に有難い事です。
他にも三田の地酒を頂いたりした事もあります。「私、お酒は飲まないんです。」とは言えなかったけどね。


今日は大阪にお店をお持ちの女性(けやき台在住)が、ご自身がお好きなコーヒー屋さんの豆を持って来て下さいました。
私がコーヒー好きで、毎朝出勤後に豆を挽いて大きなマグカップにコーヒーを淹れて、午前中ずっとチビチビ飲みながら仕事をしているのを御存知なんです。
優しいお客様に愛され、気を遣って頂いて本当に幸せです。プレゼントってその中に入っている心が嬉しいですよね。
今日は、その美味しいコーヒーで身も心も温まりました。

城崎のお土産も頂きましたよ。カニの漁港の柴山港ってご存知ですよね?もし行った事がなければググって、雪が積もる前にドライブで行ってみて下さいね。私も時々行きますよ。

体も心も侵される

タイの僧侶が大変な事になっているようです。

お布施で頂く食べ物が、濃厚なカレー、砂糖たっぷりのお菓子、炭酸飲料、塩辛いスナックなど、高カロリーで不健康なものが多いので太って困っているそうです。下にリンクを貼っておきますね。

メタボに苦しむタイの僧侶、半数近くが肥満とのデータも

砂糖の摂取が多くなると、体重と虫歯が増えるだけでなく、精神にも悪影響を与えるので、僧侶が「ぶれない瞑想」を長時間続ける事も難しいのではと想像します。

でも、出家したのが青年期以降で、それ以前に砂糖をあまり食べていなければ今から「断砂糖」も可能なはず。

タイの僧侶は「真剣に仏教を追求する」本物の人が多いと聞きます。何とか昔のように戻ってもらいたいものです。

ジプシーのように

けやき台にお住いのミドルエイジの女性ですが、大阪の審美歯科でひと通りの治療が完了した後も歯の調子が良くないので、英保歯科に帰って来て下いました。(昔、英保歯科に来て頂いた事があるそうです。)

咬み合わせの問題を放置したまま、ただ単に「白い歯」にしただけでは、根本的な原因解決になっていないと判断して、一から再治療を行う事としました。彼女も私もお互いに「トホホ・・・。」ですね。

英保歯科のネットワークを駆使し、ちゃんとした矯正歯科医院で成人矯正を受けて頂きながら、修復治療とインプラントは英保歯科で受けて頂く予定で、治療計画を立案し、スタートしました。長い、長い、道のりです・・・。

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ある日、ルーペを使って彼女の虫歯の精密治療を行った後、このような会話がありました。

彼女:「ここまで丁寧にやってもらえる歯医者は無いと思います。多くの患者はどこの歯医者に行ったら良いかわからず、ジプシーのようにさまよっているのが実情です。もっと広告されたらどうですか?」

私:「ありがとうございます。実は、今後、英保歯科は英保歯科のファミリー・メンバーと、その御紹介のお客様のためだけに存在するようにするつもりなんです。そのためにホームページも派手さを無くして、コンビニ側の看板も降ろしました。」

彼女:「・・・。」

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医院の広告に関してですが、英保歯科は看板の無い小さなレストランのように、既存のお客様の(対面の)口コミだけを頼りにしています。
「この人には(普通の歯医者より)英保歯科の方が合う。」という方がおられましたら口コミでご紹介をお願いします。

そして、「英保歯科の事は英保先生のブログをしっかりと読んだらわかるよ。」と言ってあげて下さい。

 

Callan Method

オンライン英会話、一応続いております。
仕事が終わった後の夜は元気が残っていないので、朝の7時30分から25分だけ、英国で開発された Callan Method という方法の授業を受けています。簡単な文章でも即答を求められると結構難しいですね。
フィリピン人の先生は概ね真面目に教えてくれます。一生懸命、熱心にやってくれて有難いですね。
先日、日本でも移民法案が可決したようですが、このようなアジア人の女性が日本の医療機関で働くのが普通になる日も近いのではと、本気で思っています。日本の少子高齢化は半端じゃないので、医療、介護、福祉関係はアジアの人々のマンパワーに頼るようになるのでしょう。時代の流れですね。

でも、そうしたら「英語での話し相手が増えて良いのになー。」と、常に前向きな私でした。

庭の断捨離進行中

英保歯科では2年前から断捨離を行い、色々な良い事が起こってきております。

味をしめた院長(私)は建物の周囲の植栽も断捨離する事にしました。
ジャングルのようになっていた庭を完全にリセットして、わずかな植物だけでシンプルに「今の英保歯科」を表現してみたいと思っております。
年内には工事が完成し、緑が茂る春頃には違った表情の英保歯科を楽しんで頂けると思っています。
乞うご期待。

バッターは3番と4番。歯は3番と6番。

歯科医師が歯の事を「何番」と番号で呼んでいるのを御存知ですね?

上下左右の一番前から順番に「1番・2番・・・」で最後が「7番」になります。例えば右上の奥から2番目の歯は「右上6番」です。親知らずは「8番」です。
歯の中で一番大きい歯が6番です。奥から2番目の歯です。7番は6番に比べて少し小さいですよね。

7番を失ってしまって放置していても、6番さえしっかりしていたら、まあ、大丈夫と言えば大丈夫です。

ところが、6番を失ってしまうと問題は大きくなります。6番は大黒柱なんです。放置すると咬み合わせの崩壊が始まります。

犬歯は3番です。犬歯は動物で言うところの「牙(きば)」になります。牙を抜かれた獣はもう獲物を捕らえる事ができずに死を待つのみとなります。上下の犬歯がしっかり咬んでいる事が、生涯に渡って咬合を保全するために非常に大切です。

ですから上下左右の3番と6番、計8本は「Key Tooh(機能的にも、正常な咬み合わせを保全するためにも、鍵となる歯)」と呼ばれています。

6番は6歳臼歯、7番は12歳臼歯です。6歳で生えてくる永久歯(6番)を死守するためには5歳までの食生活習慣が鍵です。乳歯をドンドン虫歯にしているような食生活では、6歳で生える6番が虫歯にならない訳がありません。

3番、すなわち犬歯は「八重歯」になる歯です。「広末涼子のような八重歯がかわいい」などと言っていられるのは若いうちだけです。八重歯を放置していては、大人になってからはずーっと歯の悩みを抱えて生きていくようになります。聖子さんが何度も世界的に著名な歯科医師(一人目は米国UCLA大学の日本人歯科医師、現在は慶応大学病院の歯科口腔外科教授)と結婚している理由は、彼女が若い頃にデビューして八重歯を放置せざるを得なかったために、大人になってから、我々の想像を超える歯の悩みとコンプレックスを持っていたためである可能性があります。ですから、自分の歯の悩みを何とかしてくれるような人に惹かれるのではないかと、私は想像します。

「八重歯と受け口」は子供の頃にきちっと矯正をしておかなくてはなりません。
三田では「あらがき矯正歯科」で矯正を受けて下さい。

 

9520でしょ?

8020運動はご存知ですよね。「80歳で20本の歯を持っているように頑張りましょう」というスローガンなんですが、ホントにそれで良いのかな?

28本全部の歯が揃っています。80歳で全部の歯が揃っていたら8028ですね。

4本失って24本になりました。8024ですね。まだ何とか嚙めそうですね。

8本失って20本になりました。これが8020なんですが、まともに嚙めそうですか?人生100年になろうとしている今、80歳を超えてからこそ、体に良い、栄養バランスの良い食事を良く噛んで食べないといけないのですが・・・。

80歳の目標は24本で8024、95歳位でやっと20本の9520を目標とするのが良いと、私は思います。
理想は「一生28」なんですけどね。

Good Job!

ある、ファミリーステータスのお客様。奥歯が欠けたとの事で御来院頂きました。奥様が「欠けた物を牛乳に漬けて持って行ったら?」とおっしゃったそうで、そのようにして持参して下さいました。

牛乳の中から取り出してみると、金属のかけらが中心でしたので、今回は、この欠けたパーツを使う事はありませんでしたが、「念のために牛乳に漬けて」という考えは正しいのです。特に前歯のご自身の歯の部分が、大きく一塊で破折した場合は、状況が許せばパーツの塊を医療用接着剤で接着できる場合もあります。

お伺いしたところ、「英保先生のブログをしょっちゅう読んでいるので、そのような知識がありました。」との事。ご愛読頂きありがとうございます。
ブログの毎日の更新は、なかなか大変ですが、そのように言って頂けると「頑張って更新しよう」と思います。これからもご愛読の程宜しくお願い致します。

引っ越しします

英保歯科が引っ越しするのではありません。

ずっと家族で予防治療を受けて頂いていたお客様からお電話を頂戴したのです。
「この度引っ越しする事になりました。長い間お世話になりました。」との事でした。
引っ越しにあたり、他にもたくさんの御用事があってお忙しい中でわざわざ当院にお別れのご挨拶を下さるとは恐縮です。長い間、本当にありがとうございました。

当院のファミリーメンバーのお客様と英保歯科との関係を垣間見る事ができた出来事でした。

船の模型の秘密

Kさんは先日仕事をリタイアされた65歳のお客様です。45歳の頃から英保歯科の予防治療をお受け頂くようになって以来約20年間、ほとんど新しい虫歯ができなくなったと喜んで頂いております。

そのKさんが小学校4年生の時に知り合った大人の男性がいました。神戸港の船乗りで、タグボートに乗せてもらったり、船の模型の作り方を教えてもらったりして良く遊んでもらったそうで、最近までずーっとお付き合いがあったそうですが先日92歳で亡くなってしまったそうです。でも、そのお嬢様とは今でも連絡を取り合う仲だそうです。素晴らしいですね。

そして、Kさんの現在の趣味は船の模型作りだそうです。Kさんが子供のころからずっと、いかにこの男性を慕って愛しているかがわかりますね。

Kさんが子供の頃、その船乗りの男性が2隻の船の模型を作ってプレゼントしてくれたそうで、Kさんはその船の模型を宝物として大切に大切にしていたという事です。

現在、英保歯科の受付には2隻の船の模型が飾ってあります。それが、まさにこれなのです。

最初にKさんが英保歯科に模型をお持ち下さった時に「英保先生、良かったらこれを飾って下さい。」とだけおっしゃったので、Kさんが作られた作品だと思って飾っていたのですが、後日そのような逸話をお伺いして感動しました。

Kさんの宝物を英保歯科に置いて下さるという事。このような関係がお客様と英保歯科の間にあるという事。

このような英保歯科で人生を過ごしているなんて、私は本当に幸せです。素晴らしいお客様と素晴らしい英保歯科のスタッフに心から感謝しております。