小学校に上がる頃にちょうど、一番奥に6歳臼歯が生え、同時に前歯が永久歯に生え変わりますね。乳歯がドンドン生えてくる小さい頃にはお母様もかなり気を付けて虫歯予防に取り組んで下さいます。フッ化物のお陰もあって、20本の乳歯が全て生えてしまってから何年も虫歯ができずに、何の苦労もなく過ごせる時期が幼稚園の頃を中心に何年か続きます。
でもその後、油断した頃に「新しい歯」永久歯が出てくるのです。
生えたての歯は生まれたての赤ちゃんといっしょで、まだ熟成されていないため「柔らかい(フニャフニャではないですが)」のです。ですから油断していると、絶対に虫歯にしたくない永久歯が虫歯菌におかされてしまいます。
1年生になったら、新しく永久歯が生えだしたら、心機一転、もう一度初心に戻って虫歯予防の基礎を思い出し再出発して下さい。
中学校に行って塾に通い出したり、反抗期に入ると親の監視から完全にドロップアウトしてしまい、友達とコンビニで甘いおやつを食べだします。歯磨きしろと言っても言うことを聞かなくなります。
それまでにカチカチの堅い歯と、虫歯菌のほとんどいない口の中にしてやらないといけません。虫歯予防は生まれてすぐから小学校が終わるまでが勝負と言っても過言ではありません。