子供の虫歯予防の鍵は?

フッ化物の応用以前にまず正しい食生活習慣が鍵である事を理解して下さい。
生れてから中学校卒業まで白砂糖は可能な限り避けてあげる事。その他の虫歯の原因になる可能性のある甘い物(てんさい糖、三温糖、果物、ジュースを含む)も食事の時以外、決められたおやつの時間に限り1日1回に留めて、虫歯の原因となる糖質の摂取を一日計4回までとする。
そのような生活習慣を続ければ、甘味に対する嗜好の定着、刷り込みを回避できるので、一生砂糖中毒に陥る可能性が少ないでしょう。そうなればしめたもので、虫歯、肥満、Ⅱ型糖尿病、白砂糖が原因の精神的な問題などから縁遠い人生が送れる可能性が高まります。
実際に我が家は4人の子供をこのようにして育てています。4人ともクラスで背の高い方から数えた方が早いほどすくすく育ってくれましたので、少なくとも我が家の経験からは、この生活習慣が栄養学的に問題があるよとは考えられません。
高校生の娘は白砂糖のコンビニケーキ1個で充分満足する(むしろ苦戦する)ような味覚になってくれました。この教えはきっと彼、彼女達の子育ての時にも反映され、プラスの連鎖が続くと期待しています。