淡路風車の丘では毎週木曜日の10時から12時半まで無農薬野菜を販売しています。
市の職員さんが店番をされていました。「作っておられる方(おじいさん)がデイケアに行ったりされる時は私達が店番をします。」とのこと。ほのぼのした話で、良い事だと思います。
商品の野菜はほんの少しだけしか置いてありませんが、たくさんの人が買いに行けば規模も大きくなるかも知れません。
英保歯科の予防歯科も最初は受け入れてもらえず苦労しましたが、時代が追いついて来てくれました。
無農薬野菜などの食の安全も、病気の予防のためにとても大切な事だと思います。ケアをうけるようなおじいさんが頑張っておられるのです。応援のためにちょくちょく購入したいと思います。皆さんも応援してあげて下さい。
「院長日記」カテゴリーアーカイブ
台風一過
今日は昨日の事が嘘のような良い天気です。診療所の窓から気持ちよい青空が見渡せます。
皆様、台風の被害はありませんでしたか?
三田市も猛烈な風でしたが、ウッデイタウンは高台にあるので浸水の危惧はありません。
神戸の方は大変だったようで、一日も早い復旧をお祈りしています。
私に面と向かって言う人もいますよ。
この記事、朝日新聞系列の記事ですから、それなりに読んで頂きたいのですが、皆さんはどう感じられますか?この先生は良い事も言っておられますよ。
歯科医院の数がコンビニより多いのは悪いこと? 低年収で歯科医の悩みも深刻…
正直な所、私は「歯医者が多いおかげで、理想的な診療所が作れる」と思っているのです。コンパクトで贅肉をそぎ落した、自分の理想とする診療所です。素晴らしい料理と雰囲気を提供してくれる、看板の無い小さなレストランのようにね。
ラジコンのスチームボート
英保歯科が開業した時から20年以上、ず~っと予防治療に通院して下さっておられるお客様から「毎月第1日曜日に淡路風車の丘の淡路大池で手作りのスチームボートを走らせているんですよ。」というお話を聞きました。
ラジコンのボートといえば男の子で嫌いな者はいません。
早速息子を連れて見学に行ってきました。
遠くは徳島からお見えになるとのことで、たくさんのラジコンファンと、それからカヌーを楽しむ方で和気あいあいとした雰囲気で、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
実感しています。
日々医療に従事している者として、興味深い記事がありました。
この記事の中で「あなたの人生の目標が“世界をより良くすること”なら、教育、もしくは医療の道に進むべきだろう。」と書いてあります。もちろん歯科医師という仕事もランクインしています。
私がお客様の歯の治療をしている時「自分の医学的な知識と器用な手先を使って、自分の能力を発揮することで、壊れてしまった歯を修理してまた食事を楽しんで頂く事ができるんだ。何て幸せな仕事だろう。」と思うことがしばしばです。
チーム英保歯科の他のメンバー(受付と衛生士)もきっと「充実した日々」を送ってくれていると確信します。
医療従事者のストレスを極限まで減少させ、能力を最大限に発揮する事ができるような環境を作り上げる事が院長の大切な仕事であり、その方法の一つとして「断捨離」があると、最近、確信しています。
それから、これらの「意味のある職業」職業に共通している事は Somethimg が「最も大切」と悟っている事です。皆さんには「最も大切」が何かわかりますか?カトリックで言うところの「お大切」というものなんですが・・・。人それぞれによって違うし、あるいは同じ人でも、結婚、出産、子育て、昇進などの、人生を重ねてくると変化するものですね。
この悟りを得る近道も「断捨離」だと、最近思っています。
いつもこんな野菜を食べたいね
イオン系のマーケットの「地場野菜」売り場で見つけた売れ残りのキュウリです。
むしろ私は喜んで買いました。キュウリは曲がるもの。まっすぐにするために薬に漬けているそうですね。
多くの消費者が曲がったキュウリを喜んで買うようになれば状況も変わってくるでしょうね。
ちょっとした努力が社会を変えるかもしれません。電気の節約をみんな少しだけ努力すれば原発の1基位は減らせるかも知れませんよ。
歯垢のステージ5(=歯石)
ステージ4の歯垢がついたままになっていると、そこに唾液(つば)の中のカルシム成分が沈着して歯石となります。
下の前歯内側や上の奥歯の外側などは、かなりきっちりプラークコントロールができていても歯石が付いてしまう人がいます。これは例外として、一般的には日常セルフケアー不良(清掃不良)とプロケアーを定期的に受けていないという「習慣」の終着駅が歯石=ステージ5ということになります。
ここで強調しておきたいのは、私達「予防歯科医」や「予防歯科衛生士」は常に歯垢のステージ3以下を維持することを目標として勝負しているということです。
「歯石が付いてきたからそろそろ歯医者に行かなあかんな。」というのは30年前の考え方です。歯周病が結構恐ろしい病気であることは、最近マスコミでも言ってくれていますね。
米国歯科医師会は、すでに20年前に「Floss or Die?(フロスをしますか?それともフロスをせずに死にたいですか?)」というキャッチコピーで大々的に予防歯科の啓蒙を行っていました。
頑張れニッポン!
歯垢のステージ4
今日はステージ4について説明しますね。
ステージ4は皆さんが歯医者で「歯垢」とか「磨き残し」とか「プラーク」とか「汚れ」などと説明を受ける状態です。
小学校の時に歯垢染色液という赤い液で歯の「汚れ」を染め出してブラッシングの練習をした事がありませんか?あの赤く染まっているのが「ステージ4の歯垢」なのです。
ステージ3の歯垢に砂糖や食物中の糖質が触れると、悪玉菌(虫歯菌)が「ぬるぬるネバネバの糊のような物」を作って自分達のシェルターを作ります。このネバネバの糊のような物(バイオフィルム)に守られた悪玉菌には抗菌薬や殺菌薬も到達できないので、その中で悪玉菌はやりたい放題。酸や毒素を出して歯や骨を破壊してしまいます。
このバイオフィルムは「台所の流しの三角コーナーの、例のヌルヌル」と同じです。あれが歯の表面にびっしり付いているなんて、考えられます??
ステージ4の歯垢は「かき落とす」しか手立てがありません。そうです、歯ブラシや歯間ブラシやデンタルフロスなどで「ゴシゴシ落とす」しかないのです。
歯垢のステージ3
今日はステージ3について説明します。
ステージ2でたくさんたまってきた「善玉菌」を歯ブラシなどで除去せずにいると、善玉菌の上に悪玉菌がくっついてきます。細菌同士は善玉でも悪玉でもくっつきやすいのです。
この悪玉菌は虫歯菌や歯周病菌のことです。でもステージ3なら歯ブラシ等で比較的簡単に落とす事ができます。
まだネバネバにはなっていないからです。
歯垢のステージ2
今日は歯垢のステージ2の説明をします。
ステージ1の歯の表面には唾液中の蛋白質が付着しているのですが、有機質同士はくっつきやすい傾向があるので、この蛋白質目がけて細菌がくっついてきます。最初は「虫歯や歯周病の原因にならない」善玉菌がくっつきます。この状態がステージ2です。
善玉菌ですから何の害も与えませんし、もしあなたが「歯ブラシやフロスや歯間ブラシを全ての歯の表面に完璧に当てる」事ができたら、この善玉菌は簡単に外れて、歯垢のステージ1に戻す事ができます。ステージ1とステージ2の間をくるくる回る事ができたら、それは「健全なサイクル」と呼べるでしょう。
ただし、残念ながらこの「完璧なセルフケアー」は誰にもできません。
歯科医師である私も年に3-4回衛生士の先生の予防治療を受けている理由はそこにあるのです。