「院長日記」カテゴリーアーカイブ

聡明な4年生の子供達でした。

今年もけやき台小学校4年生を対象に歯の授業をしてきました。大人でも30分が集中の限界と言われるのに、45分間しっかりと大切な話に耳を傾けてくれました。
授業の終了後は多くの子供たちが集まってくれて質問攻めです。
帰りに校庭の横の歩道を歩いていると、グラウンドからクラスの皆が「先生、さよならー」と大きな声であいさつしてくれました。
午後に診療所の花壇の掃除をしていると下校途中の4年生が何人も「先生今日はありがとうございました」とわざわざ声をかけてくれました。
子供ってなんと純心なのでしょう。私が今日1日で、どれだけ元気をもらったか、想像できますか?

向上心が半端じゃない!


ここ2年ほど継続している断捨離で、いくつかの学会を退会しました。継続して所属している学会の中でも、私が最も大切にしている学会、それが日本接着歯学会です。
今年も参加してきました。参加前は「歯科接着の分野で、これ以上の技術開発が望めるのだろうか?」と思っていたのですが、基礎研究の分野でも臨床でも、驚くほどの進歩に圧倒されました。前向きな日本人研究者の真面目さと情熱はまだまだ近隣アジアに負けていないと確信しました。

安い牛肉は人生を狂わす?

ショッキングな記事が載っていました。
米国産の牛肉に含まれるホルモン剤が乳癌や前立腺癌のリスクを高めているとの事。
この記事のグラフを見ると、アメリカンビーフを食べる事は自殺行為だとわかります。
敗戦国でアメリカの核の傘の下に入れてもらっているからとは言え、原発や牛肉を買わされるのは辛いですね。どっちが良いのか皆でよく考えないといけない時が来ている気がします。
私は肉を食べないので関係ありませんが、家族との和を保つために魚だけは食べる事にしています。でも最近はマイクロプラスチックが海に大量に存在して魚も危険だし、やっぱりヴィーガンになりたい!と思ってしまいます。

ポーランド人の患者さん

今日はポーランド人の患者さんがお越しになりました。
三田の関学キャンパスの教授からの紹介で、英語しか喋れないので宜しくお願いしますとの事。
短期留学に日本に来られている科学者の女性で、素敵な方でした。
歯が痛くて治療をして欲しいとの希望でした。異国での治療は怖くないのですかと尋ねたら、「日本人の歯科医師は信頼できます。」との事。本当に信頼し、安心して治療を受けて下さったようでホッとしました。
一期一会でしょうが、彼女の信頼を裏切る事がないように、帰国なさった後、ポーランドの歯科医師が私の接着治療を見て、日本の歯科医師は凄いなと尊敬されるように、誠意と情熱を持って治療をしましたよ。

AIに勝つためには、禅の思想を習得すべし。

遺伝子組み換え技術の開発、インターネットの発明に続き、ついに!次の革命が起きたか、という感想を持ちました。
今朝の読売新聞に写真のような記事が載っていました。
今までは人間がAIに、人間が想定できる範囲内での応答をプログラムしていたのですが、AI自身が、冷徹に自己学習を行う事が可能になったようです。感情もうっかりミスも一切なしに24時間365日、恐ろしい程のスピードで集中して自己の中で経験と学習を繰り返すのですから、人間が勝てる訳がありません。恐ろしい相手です。
これに対応するには、人間が「禅」の考え方を習得して「必要の無い事は早々に排除して、考えたり迷ったりする時間を減らす」
のがよろしいかと思います。
英保歯科と英保院長は断捨離を続けております。ご来院の際はそのあたりの雰囲気も感じ取って頂きたいと思います。

私の街にも再生医療がやってきた!


ついに!歯周病の手術を行う時に使える、遺伝子組み換えサイトカインが臨床応用される時代になりました。
自分が歯科医をしている間に自分の診療所で、国の認可が下りたサイトカイン製品を使って(つまり、安全に)再生医療の手術が行えるようになるとは思ってもいませんでした。
朝から夕方まで、みっちり基礎理論と臨床について説明を受け、「症例は限定されるが、この薬には明るい未来がある!」と確信できました。
英保歯科にお越しになっている歯周病の患者様にも、慎重かつ適切に使って差し上げたいと思っております。

松岡みやび先生から返信がありました!

先日FM放送で 松岡みやび 先生というハープ奏者であり心理カウンセラーでもある方に興味が湧いて、HPからメッセージを送ってみたところ、な、なんと!ご本人から直々に、すごく丁寧で心がこもった返信をもらっちゃいました。
ますます好きになりそうです。CD買わなくちゃ。
昨日のFM放送では Overdog と Underdog という考え方について話されていましたよ。Overdog は主に親に躾けられて、「このようにならなくちゃ」と思う理想の自分。 Underdog は「負け犬」という事なんだけど、「自分の心に素直になった時の自分」だそうです。この2つの間で揺れ動くために強いストレスがかかるそうです。この感覚、何となく、わかりますよね。

言ってはいけない言葉

今日は休診日。曇り空でしたが気持のよい気候でしたので午前中 Walking していたのですが、その時の事です。
センチュリー大橋の所で、完璧な日本語を喋る白人のお母さんと1歳くらいのよちよち歩きの白人のお嬢さんがおられました。ある(東洋人というか日本人の)ご婦人が話しかけられて、しきりにお嬢さんがかわいいとほめておられる、まあ、ほほえましい光景だったのですが、このご婦人「やっぱり私達と全然違って、まつげが倍くらい長いし、かわいいね~~。」とべた褒め。
白人のお母さんは「私達・・・。」と言って苦笑いしておられました。

私の友人の米国人の男性、彼にはハーフのお子さんが二人おられるのですが、彼がお酒を飲むと本音が出て、「自分の子供の事をハーフと言って欲しくない。」「電車の中で女子高生に『キャー!かわいい!』とかしょっちゅう言われるが、お願いだからやめて欲しい。」「外人という言葉を使うな!」と怒っています。皆さんは何が悪いのかわかりますか?

目を閉じて彼らと話をすれば、彼らを傷つけるような失言をする事はありませんよ。

小さな小川ですが・・・。

三田市の北部を自転車でゆっくり走っていると、色々な風景に出会えます。
写真の小川、実は武庫川の上流なんですよ。ここ辺りだとまだ水も綺麗ですね。
宝塚あたり以南の人は三田ときくとヒドイ田舎といってバカにする人が結構多いので嫌になりますが・・・。そんな人には「こんな綺麗な武庫川見たことがないだろう!」と言ってやりたくなりますね。
三田は本当に素晴らしい所です!

 

断捨離して見えてくるもの

私は基本的に無駄な事が嫌いで、ストイックな方なので、最近流行の断捨離の考え方がピッタリとはまります。
でも若い頃は「無駄な事ばっかり」やってました。
受験勉強に明け暮れる子供の時代から突然、時間の余裕がある大学生(歯学部は1年と2年の時だけは他の学部同様の時間的余裕があります)になったので、一瞬、一体何をして良いのかわからなくなってしまった時に車とウインドサーフィンに出会い、それに没頭しました。でも、家庭を持ってからはそれも封印して仕事に打ち込んできました。
最近になって、ドンドン断捨離を進めていくと、理性で抑え込んでいても、無意識の自分が本当に好きだと思っている物や事が見えてくるようになりました。捨てたりやめたりすると苦しんですね。
それは高尚でもないポップやロックの音楽であったり、自動車だったりしますが、一旦やめてみると、「俺ってやっぱりこれが心から好きだったんだ!」と、自分でもビックリするくらいクリアに見えてくるようになります。
逆に、断捨離をした結果「無い方がむしろ楽になったもの」は、「本当は好きでは無かったもの」だったような気がします。例えば大の男が集まって、酒を飲んで毎回毎回同じ愚痴ばかり言っている時間などです。