単身赴任中という事もあって、3年ぶりにお見え頂けた50歳代の男性。喫煙者です。
お口の中を拝見したとたん、口腔外科のある大きな病院での診断を受けて頂く事と、この瞬間からの禁煙を強くお勧めしました。

左の頬の内側に角化病変と、その一部には潰瘍に移行しそうな様相が認められます。大きな病院での病理診断などが必要ですが、これが悪性のもの(口腔ガン)でないことを祈るばかりです。

右側と比較すれば素人の方でも違いがわかると思います。右側は現在のところ異常が無いのですが、喫煙を続ける限り、ハイリスクのままということになります。
また、喫煙と飲酒を同時に行うと、ますますリスクが高くなります。
堀ちえみさんの一件で、皆さんが興味を持つようになった口腔ガンですが、悲惨なのは、顔は服の外に出ている場所ですので、手術の後の見た目や喋った感じが変化してしまう事なのです。社会生活が困難になって閉じこもりがちになったりします。
英保歯科の衛生士の先生方は、常に粘膜や舌をチェックして、少しでも異常があればドクターに報告してくれます。
年3回の定期健診は「口腔ガンの早期発見」にも非常に有効なのです。
エナジードリンクを1日6本飲んだら、大変な事になったという記事がありした。下にリンクを貼っておきますので、是非読んでみて下さいね。
1日に6本“モンスターエナジー”を飲み続けた結果… → 歯科医「これまで診た中で最も酷い」
これを読むと「エナジードリンクは歯に悪いな」とか「6本も飲んだらダメだな」とかいった感想をお持ちになると思います。
記事をよく読んでみましょう。授業中に飲んでいたとあります。
一番の問題は「砂糖と炭酸の入った飲料を一日中チビチビと飲んでいた」事にあります。

砂糖と炭酸を1日12時間程度も継続的に歯に作用させると、歯が溶ける事は理科系の人間でなくても想像に難くないと思います。
1日に6本はさすがに多いですが、1日に5本飲むとして、朝昼晩の食後に(食直後のデザートとして)それぞれ1本を「超一気飲み」してその直後にひつこいくらいブクブクうがいをして、それから30分経ってからしっかりと歯磨きとフロスををしていたら、そして残りの2本も、決められたおやつの時間におやつとして「超一気飲み」して、直後にひつこいくらいブクブクうがいをしていたら大丈夫だったと思います。
もちろん定期的な予防歯科治療や、フロスやフッ素といったホームケアなどの基本は押さえて頂く必要がありますが。


ショ糖は砂糖の主成分
砂糖は無添加でも、果汁由来のショ糖がこれだけ含まれていたら、砂糖が入っているのも同然。「カゴメは悪い事してませんよ」みたいな、この注意書きは完全に詐欺じゃないですか?
砂糖入り飲料をダラダラ飲むと上の前歯が溶けてきます。乳歯の上の前歯が虫歯になってきている子は、たいがいヤクルトかなっちゃんです。
けやき台小学校の4年生を対象に授業を行ってきた話をしましたが、その内容を紹介してみたいと思います。子供が45分間飽きないように工夫してクイズ形式になっています。
皆さんも是非、子供になったつもりで考えてみて下さい。
食べる時だけでなく、他にも使いますよね。歌ったり、笑ったり、喋ったり、スポーツで頑張る時にも。

28本ありますよ。

どうですか?答えは数個以上はありますよ。

これを良く噛んで食べる所をイメージして考えてみてね。

嚙む度に頭の横にある側頭筋がポンプのように働いて、血液を脳に送り込みます。

歯科医師ではなく普通の医師の著書です!

何回でしょう?

この高級寿司(3貫で200円!このダブルリング付きの皿を子供が平気でたくさん取ると、イラッとする、あれです。)を何口で食べますか?ひと口に何回噛みますか?考えてみて。
3貫ですから、普通は3口で、それぞれ15 回以下でゴックンと飲み込むような感じでしょうか?
ここは頑張って、1貫を2口に分けて、6口で食べて欲しいですね。なおかつ、ひと口を30回から50回嚙んで欲しいのですが、なかなか実践は難しいですね。

どうやったらそのような事が習慣にできるか、子供達に尋ねてみました。
子供は素直にドンドン思った事を喋ってくれるので、授業をしていて本当に楽しいですね。
明日も続きを紹介してみようと思っています。
今日は休診日ですが、朝活英会話が終わってからけやき台小学校に出かけました。4年生に歯の大切さに関する授業をしてきたのです。

子供相手の話ですが、いっさい手抜きすることなく、夜中に起床してスライドの見直しとリハーサルをして万全の体制で行ってきました。お陰で学校側にも喜んで頂けたようです。良かった、良かった。
年に1回、4年生相手に授業をさせて頂くのですが、私はこの授業を岡山大学歯学部での講義と同様に、非常に大切にしており、毎年一期一会の思いで全力で取り組んでいるのです。

子供達の人生は長く、将来がある身です。歯の大切さをしっかり理解して、自分から積極的に、そして継続的に予防歯科に取り組んで欲しいと願っています。
熱心に聞いてくれた子供達、そして先生方、本当に有難う御座いました。
オンラインでのフィリピン英会話の種類は随分増えてきました。
それぞれ特徴があって、誰にどこが合うかは様々だと思います。1,2 回は無料体験をやってくれるので試してみてはいかがでしょう?
ネイティブの英会話学校の1回分の授業料で1か月のトレーニングが受けられる「お得感」もメリットです。
「発音がネイティブと違う」とか「講師の質が・・・」とかいったネガティブな意見も聞きますが、皆さんはどう思われますか?一つ忘れてはならない事は、彼・彼女達にとっても英語は「外国語」だという事です。
私はフィリピン人講師達のバックグラウンドを知ると「目が覚める」思いがしました。
講師の多くは20歳そこそこの若者です。彼らの故郷の村は想像以上に貧困で、実家にシャワーすらない家庭も多いそうです。村で勉強が良くできる子が現れると村全体で金銭的なバックアップしてその子に高等教育を受けさせて、その代わりにその子は大学を卒業したら、お金を稼いで村にフィードバックするそうです。
貧困な家庭の子供が苦学して外国語である英語を勉強し、人に教える事ができる程までマスターしているのです。遊びたい盛りの若者達が、故郷の村を離れて一人暮らしをして働いて、故郷に恩返しのために送金しているのです。
私の朝活の先生は早朝からのレッスンに対応するために毎日夜8時までには寝て朝は4時に起床しているそうです。偉いでしょ?
そんな彼らが毎日毎日一生懸命教えてくれるのですから、裕福な国に生まれてぬくぬく育った年長者(私)がサボる訳にはいきませんよね。恥ずかしいですからね。
人を動かす事ができる最も強い力は、やはりカネやモノではなく、ヒトなんだと痛感しております。
私自身が歯科医師として生きていく上でも、彼らから学ぶ事が多いなと感じました。
フィリピンオンライン英会話を始めてもうすぐ3か月が経ちます。

「3の法則」でお話したように、何でも3か月継続したら変化が表れてくるそうで、私の英語力にも良い変化が出て来たように感じています。
英語力だけでなく、生活習慣にも変化が起きました。
朝の7時か7時半から30分の講義を受けるようにしていますので、休みの日も含めて必ず6時に起床して予習するという生活が身についてきたのです。
10時に寝て3時に起きて2時間ブログや歯科の勉強。(そのまま朝まで寝てしまう事の方が多いですが。)
5時から6時まで仮眠して再び起床して英語の朝活。
私も普通の人間ですので、毎日の朝活を続けるのは大変なのですが、それをさせてくれるものがあるのです。
それは「人」です。フィリピン人の先生が私に前向きな力を与えてくれているのです。
明日、もう少し詳しくお話しますね。
昨日は東京日帰り出張で疲れました。往復8時間の電車の旅で、新幹線の自由席はほぼ満員だったのですが運よく座る事ができてラッキーでした。1日缶詰の勉強だったので東京の雰囲気を感じたのは山手線の中と、新宿駅の西口から都庁まで歩いた短い間だけだったのですが、色々と思う事がありました。
もし東京の大学に行っていたら、今頃この街に住んでいるだろう。ちらっと見た限りは、節約やもったいないといった言葉が全く似合わない贅沢三昧な街。
外国人がいない所を探すのが困難な程に、異文化との接触が容易でエキサイティングな街。
ここで開業か勤務医をしたいたら、刺激に満ちた毎日だったろうと思うと、チョットだけ羨ましく感じました。
でも、大都会のこの街では今の私の価値観や考え方はここまでに至っていないだろうと思いました。そして、三田の英保歯科を愛して下さる素晴らしいお客様や、私の宝物である家族にも出会えていないはずです。
人間は「他の人から必要とされている」時に最も幸福感を感じると聞いた事があります。
三田での日々の暮らしに派手さは皆無ですが、今の私は恐らく相当に「幸せ者」なんだろうと思っています。

顎咬合学会という日本最大規模の臨床歯科医師を中心とした学会があります。後輩の先生方に対して正しい知識を指導するために、指導医は研修会の受講が義務となっております。日帰りで東京都庁のすぐそばにあるホテルに行ってきて、今道場まで帰って来ました!

まるで日本じゃないみたい。コーケジアン(いわゆる白人)やアジア人のお客様でいっぱいです。日本は本当にインバウンドで賑わっているんですね。三田にいるとちっと実感が無いけどね。

シャンデリアもお洒落でゴージャスでした。
ブログを毎日更新し始めてから半年も経ちました。時にはお客様に「最近ネタ切れじゃないですか?」と手厳しいお言葉を頂いたり、来院の度に一言コメントを下さるような、驚くほど良く読んで下さっている(数少ない)「愛読者」もいて下さったりして、「もうしばらくは頑張ってみよう」とせっせと書いております。
私は、昼間は診療で忙しいので、夜中に起きてブログを書いたり勉強をしたりする事がほとんどです。10時に寝て4時に起きて、ブログや勉強をして、また6時から少しだけ眠って再び起きる生活です。夜中に帰宅され、早朝に出勤されている、大阪勤務のビジネスパーソンの皆さんには申し訳ないような「早寝遅起き」ですね。
このブログは英保歯科のお客様のためだけに書いているのではなく、少しでも多くの方に歯の大切さや歯科医院への関わり方などをお伝えしたいと思って書いております。いつか英語でも書けるようになりたいと思って英語の勉強も頑張っております。
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発