あなたも「好きな事をしはれ!」

今日は良い天気でしたね。私は所用で大阪に行って出ていました。

たまに三田から大阪に出ると完全に「お上りさん」状態。リュックを背負って、キョロキョロ上を見上げて、写真をパシャパシャ撮る。

意識高い系の服装とヘアスタイルの人がどんどん入って行く建物は We Workでした 。彼らのパソコンは絶対に Mac でスマホは100% i Phone だな。自分のAndroid の中華スマホを思わずポケットに隠す。

で、その We work の壁にとっても素敵な言葉が書いてありました。これを「好きな事をやりましょう」と私が訳すと、 LINE でNさんが「『しなはれ』ですよ。」と指導が入りました。確かに。大阪やからね。

私も来月の末で還暦、60歳です。ここらでそろそろ I will do what I like. とさせてもらう事にしましょう。え、「これ以上好き勝手するつもりか!ここは日本だぞ。和を保て!」ですって?

とりあえず好きなものを食べて帰ります。大阪に出た時は大阪駅構内の「かけそば大盛り」が私のルーチンです。

御免なさい。最近自覚してきたのですが、私ってどうやら中身は日本人じゃ無いようなんです。だから、自分の信じる道を迷わず真っすぐ進ませて頂きます。どちら様も、悪しからず。

最新の手術手技を学びに、大阪まで

岡山大学の後輩の小田先生が主宰されているiCEEDのセミナーに参加させて頂きました。

医学の進歩は目覚ましく、歯科でも移植手術を多用するようなっています。英保歯科でも同様で、「結合組織移植」はインプラントのオペの時にかなりの頻度で使うテクニックです。

今日はその「結合組織移植」を普通の歯の周囲にも応用する技法の、最先端の最先端を学ぶ為に、岡山大学の後輩の先生に頭を下げてセミナーに参加させて頂いたのです。

参加者は若い先生方が多く、私が最年長のようでしたが、全く気にしません。勉強は一生続くもの。専門職が勉強をやめたら「終わり」です。

モダンで設備の充実した研修施設は大阪の本町にあります。便利。
ドキドキ。
頑張ります!
全てのスライドがハンドアウトで提供されます。本当に有り難い事です。
熱弁を振るう小田先生
午後は実習です。
今日のワインは特に旨い。

参加者に対して、持てる知識と技術を余すところなく伝えようとされる講師の先生方の姿勢に感銘を受けました。
小田先生、園山先生、本当にありがとうございました。

グランアップル神戸三田が大人気!

末っ子がフラワータウンにある寿の湯(以前、熊野の湯だった所)のグランピン施設に泊まってみたいと言うので、今夜二人で偵察に行って来ました。

すぐ下の田んぼからカエルの合唱が聞こえてくる、都会の人には懐かしい環境。でも、ウッデイタウンから三田市街に抜ける上深田の道をひっきりなしに車が通るような場所にあり、ウッディ住人の私からしたら「家で寝る方が・・・。一体どんな人が泊まるんだろう?流行るのかな?」なんて懐疑的に思っていました。

行ってみてビックリ!奈良や大阪のナンバーの車が停まっており、満員御礼状態です。

見る目が変わって、自宅に帰ってからグランアップルの宿泊料金と予約状況を調べてみて、またビックリ!高額なのにほとんど予約が埋まっています。
我が家のような6人家族が週末に泊まろうとすると合計で17万円とかかかるようです。近所の野原に泊まるのにこの値段は、お父さんとしては、ちょっとツライなあ・・・。家族の為にだったら出せないお金じゃないけど、けやき台の診療所の庭にテント立てて寝るので我慢してくれないかな?(一応、お盆休みの予約をしておきました。7日前までならキャンセル無料のようだから、家族会議してみます。)

でも、これだけ多くの方が宿泊されているということは、そのような経済的余裕がある方が沢山おられるという事ですね。日本もまだまだ大丈夫そうですね。

インプラントの勉強会で発表

ゴールデンウイークが明けて、本年度も本格的に動き始めました。
今月は勉強会参加やZOOMによるセミナー受講、最新の手術手技を学ぶ為のコース参加、そして接着歯学会と、考えただけで頭がパンクしそうな程の充実ぶりです。頑張ろう。

今日は水曜日。水曜日は15時までの診療とさせて頂いているのですが、決して遊んでばかりいる訳ではありません。今日は診療終了後一休みして、武庫之荘まで車を飛ばして行ってきました。月1回開催されているノーベルバイオケア社のインプラントユーザー対象のセミナーに参加する為です。

今日は普段より緊張する。症例を発表する事になっているからね。

頑張ってやってきましたよ。

若い先生方のお役に立てるようにと、インプラントの手術を行ってから10年以上経過した「長期症例」を提示して、皆さんに頭を使って頂けるようにプレゼンを組んでみました。

会場は活発なディスカッションで盛り上がって、熱気に包まれました。

頑張って発表して良かった。良かった。さあ、久しぶりにワインでも飲んで寝る事にします。

A lady brought me some Hawaiian breeze

A wonderful bi-culture lady, who is one of our customers, has been to Hawaii.
She has spent the greatest time with her American friends on the beautiful islands for a month, and has looked over herself in that cozy situation since she had been straggling from the difference between Japanese and American culture.
She said that was a great journey to release myself and find who I am.

She kindly brought something contained island breeze to me. She’s got a heart of gold.

THX!

末っ子と庭キャン

山口県への一人旅で5日も留守にしていたので、ゴールデンウイーク後半は家族サービスに努めようと思っていました。(お父さんは家に居ないのが一番の家族サービスという噂もあるが・・・。)

少なくとも小4の末っ子だけは(今のところ)私を嫌がっては無いように思えます。まだ反抗期に入って無いからね。

で、その末っ子と『何をして遊ぶか?』と相談した結果、庭にテントを張って一晩寝てみようという事になりました。

今回の車中泊の旅で経験を積んだので、テントで一晩快適に過ごすセッティングをする自信があるのには自分でも驚きでした。

銀マット、敷マット、電気毛布、寝袋、掛け布団に枕にポータブル電源を持ち込んで、これで完璧です。やはり明け方5時頃には随分冷え込んできて電気毛布のスイッチをオンにしました。ゴールデンウイークの夜間はまだまだ寒いからね。

これで完璧ですね。

夜は男二人で(女には理解出来ないであろう)色々な話をして過ごしました。サバゲーやロープワークの動画を見たり、学校や友人の話を聞いたり・・・。

10時頃にはすっかり寝落ちして、翌朝は5時頃に寒さで目が覚めて電気毛布のスイッチをオンにしてあげました。

午後は You Tube に上げる動画を撮影してもらい、それを編集してアップして過ごしました。子供は若いから IT 関係のスキルの習得は驚く程早いね。

まあ、一般人にはどうでも良い、非常にマニアックな内容ですが、良かったら見てやって下さいね。
ダイソーのカラビナを使って車のバックドアの開きを車内から自由に調節できるようにする方法

明日からまた、いつもの忙しい日々が始まります。今日は早目に寝て明日に備えます。

往路は5日間、復路は5時間の旅

さあ、帰るぞ。お腹が空いたので宮島SAにて夕食。海軍カレーのいい匂いがしていたのですが、お肉が入っているのでグッと我慢して、この風呂敷うどんにしよう。
ガンス天の坂井屋というところの練り物の上にうどんが乗っている。ここでしか食べられないそうだ。美味しかった。
復路。山陽道をひたすら東へ、東へと走りました。所要時間は約5時間でした。
往路の初日は牛窓の海岸で車中泊
2日目は竹原市の道の駅にて車中泊
3日目は広島の佐方SAにて車中泊
4日目は下松市の恩師の家に泊めてもらいました。
N Box+ (ターボ、鈴鹿スペシャル)は私の心強い相棒として頑張ってくれました。
今回の経験を踏まえて荷物や内装を足したり引いたりしながら、理想のソロキャンピングカーに仕上げていくつもりです。

30年振りに、30年物のワインで乾杯

お風呂に入り髭を剃り、身を清めて恩師との再開に備えました。だって30年振りだからね。ドキドキ。

右手に見えるのが、山口県の下松(くだまつ)市。新幹線を作っている日立の工場があるので、市も市民も経済的に安定しているそうです。住みよい街ランキングで常に上位に入るそうで、今でも人口が増え続けているそうです。
恩師の家はこの道沿いにあります。これって昔の国道2号線だったそうですよ。ビックリ。
到着した。想像していた以上の立派なお屋敷に圧倒される。

車を停めて敷地内に入ると、庭でフェンスに網を張る作業をしている男性がおられました。あの後ろ姿は恩師に違いない。めっちゃ緊張する。だって30年振りだから。「久しぶりだな。良く来てくれたな。」なんて言ってもらえるかな?

私:「先生、英保です。」
恩師:「おお、ようわかったな。ちょっとそこの紐をとってくれ。これを結ぶから手伝え。」
私:「ハイ。これですね。2本?」
恩師:「1本でいい。」

これって30年以上前に実験室でやっていた会話と同じじゃないか。久しぶりの感動の再会なんだから、もうちょっと何とかならんのかい。でも、お元気そうだし、性格も全然変わっておられない事が解って安心しました。

恩師とは全然違う出来た性格の奥様が、豪華な手料理(ベジタリアン料理)を作って歓迎して下さいました。

奥様:「英保先生。これ覚えてます?お別れの時に英保先生が『そのうちに一緒に飲みましょう。』と言って、下さったワイン。ずっと開封せず、ご一緒できるのを待っていたんですよ。」

確かに私がお渡ししたワインだ。ずっと保管して下さっていたなんて!奥様の細やかな気遣いに感動。
どんな味がするのだろう。
コルクが朽ち果ててワインに入ってしまうのも気にせず、このワインとビールと奥様の手料理で夜中の3時まで話し込んでいました。
翌日は恩師が講義をしていらっしゃる衛生士学校を見学。
立派な講義室。
今日はフィールドワークの講義。私も見学させて頂きました。
32年前、米国の学会で発表した時の写真。
同じ立ち位置でパチリ。
この後、下松市の観光名所である笠戸島に連れて行って貰いました。この笠戸大橋を渡れば笠戸島です。
国民宿舎や海水浴場、オートキャンプ場などがあります。
下松市は風光明媚な良い所でした。来て良かった。

木曜日に三田を発って、もう5日も家を留守にしています。明日から子供たちは3連休なので、今日の月曜日のうちに家に帰ってやらなくてはなりません。名残惜しいですが、そろそろ恩師と奥様に別れを告げなければなりません。

恩師は昔と全く変わらずしっかりされていましたが、もう80歳です。正直言って今度いつ会えるか解りません。最後にしっかりと握手をして下松を後にしました。

広島駅前のGホテルは塩対応だった

カーナビって20万円程もするのに、それに従っているととんでもない遠回りをさせられる事が今回の旅行中の経験から良く解りました。

Google Map の方が遥かに優秀です。というか、カーナビだと目的地に到着出来ない感じで、次に車を買う時は絶対にディスプレィオーディオ一択だな。

で、疲れ切っていたのですが Google Map がしっかり予約していたGホテルに連れて行ってくれました。でも、実際のGホテルは写真と違って随分くたびれた感じです。

「マア、駅前でお好み焼きでも食べて寝るだけだから、清潔な布団さえあれば大丈夫。」そう思ってチェックインを済ませました。「禁煙ルームでお願いしている英保と申します。」

カギを開けて部屋に入って愕然。強烈なタバコの臭いで、これは絶対に喫煙可の部屋を禁煙ルームと偽って販売しています。

「マア、当日予約でキャンセル不可だから我慢してみるか・・・。」と腰を下ろして5分、10分。

「もうダメだ。臭くて発狂しそうだ。」フロントに降りて事情を紳士的に説明したところ、あれが禁煙ルームだとの事。なかなか凄い商売しはるわ。関西人でもビックリです。

「あの部屋はタバコ臭くて耐えられない。とにかく急いで他を探しますので、提携駐車場が閉まる前に車を出させて下さい。」と、紳士的に告げてそのGホテルを逃げるように後にしました。絶対に返金しますと言っていたので待ってみよう。

探してみたのですが、ちゃんとしたホテルは1万3000円とかします。ちょっと予算オーバーやな。マリオットボンヴォイのポイントが貯まっているのですが、大阪以西にはマリオット系列のホテルがありません。残念。

「どうしよう~。都会には道の駅も無いし。岩国の波止場にでも停めさせて貰って仮眠しようかな。」

そう思いながら広島西の自動車専用道路を走っているとパーキングエリアがありました。

「ここで仮眠させて貰おう!」

という訳で、今夜も車中泊で過ごす事になりました。

広島駅周辺を散策後、街の雰囲気を知りたくてローカル線に乗ってみました。小さな駅で降りて歩いてみたりしてみました。
ここで一晩お世話になりました。本当に助かりました。
良く眠れた。タバコ臭い部屋を飛び出して正解だったよ。景色も良く気分上々。
周囲にもカーテンを張った車中泊の車が数台いたのですが、皆さん早起きで出発されたようです。
ローソンでコーヒーを買って、イートインでリラックス。
さあ、岩国目指してGO!
途中、小さな港に立ち寄ってみた。
そして恩師の住む下松市に到着。
風呂に入って髭を剃って、約30年振りの再会に備えます。ドキドキ。

大久野島(うさぎ島)と呉市(大和ミュージアム)を訪ねる

ひょんなことから竹原市の道の駅にお世話になる(仮眠させてもらう)事にしました。ロビーで流れていたビデオをボ~っと見ていたら、ここにあの有名なうさぎ島(大久野島)が在る事を知ってビックリ。

スマホで検索したら「8時迄には駐車場に行って朝一の8時半の船に乗り、早目に、遅くとも昼には帰りの船に乗らないと大変な目に会う」との口コミを発見しておりました。

朝6時前に目が覚めていたのですが、車中泊が2日続くと流石に結構疲れが溜ってきたようで起き上がれずにいました。天井を見ながら「元気が出るまで、当面ここでノンビリしていようかな~?」なんて思っていたのですが、コーヒー豆を淹れて飲んだらスッキリして元気が出て来ました。

「よし!ここまで来ているし、今なら朝一の船に乗れそうだから行ってみよう。」

という訳で、今日も勝手気ままな一人旅のスタートです。

大久野島。フェリーや連絡船で渡ります。
7時半に着いたのに、第1駐車場は満車。300メートル先の第2駐車場に止めました。共に無料です。良心的ですね。チケット売り場もオシャレ。ここでチケットを買ってから並びます。
私の前には既に数十人の列ができていました。何とか8時半の船に乗せてもらえました。
安全運航でお願いします。
船の窓から大久野島が見えてきました。15分で到着です。
いた、いた!かわいいね。
ピータラビットをして餌をおねだりしてきますが、「ゴメンな。おっちゃん餌持って無いのよ。」
でも、怖い程の数のウサギが押し寄せて来ると思っていたのですが、ほとんどいません。はて?

帰りの船のクルーに尋ねたところ「観光客が多い時期とは食べ切れ無い程の餌を与えられているのでお腹いっぱいで出て来ないんです。人が多いと怖がって出て来ないのもある。ゴールデンウイークはほとんど出て来ないと思うよ。」との事。ナルホド。全部で10羽程度しか見なかったし、まるまる太ったウサギが多かったな。

一周4キロメートルの島内を散策。
説明不要ですよね。
この島では戦時中に毒ガスの研究をしていたという陰の歴史もあります。
子供さんやお孫さんにウサギとの触れ合いをさせて上げたいなら、香川県のしろとり動物園もお勧めです。

2時間程で切り上げて帰りの船に乗りました。次の目的地、呉市に行ってみよう。

戦艦大和の10分の1の模型が展示されています。
開戦前から敗戦確定だったのに、一般庶民が命懸けで労働して作って、そして、あっという間に沈められた。多数の人が殉職した。
とても美しい。でも、この知恵や労力を自然環境の保護に使って欲しかった。
戦争は権力を持った一部の国や人の金儲けの為に庶民が騙され、利用されている、それに尽きるし、それがずーっと繰り返されている。
一部の権力者の金儲けの為に特攻させられた若者が多数いる。今の日本は戦争こそしていないけど、社会構造や、やらされている事は同じ。私を含めて、権力者の仲間入りが出来なかった人は、どういう訳か異常に働らかされて多額の税金を取られる。やり切れない。
お隣に潜水艦が展示されている自衛隊の施設があります。入場無料とは親切だ。
本物の潜水艦内部に入れます。
これがベッド。軽四の車中泊がキングサイズベッドに思えてきた。
わりと豪華な潜水艦内の食事。食事位良くしてあげて下さい。

この後、Expedia で広島駅前のホテルを予約しました。流石に疲れが溜ってきたから、今夜はベッドで休もう。禁煙、キングサイズベッドで数千円という、ゴールデンウイークにも関わらずバーゲンプライスの部屋が残っていたのです。俺ってラッキー。