あらかじめ謝っておきますが、リバウンドしたらゴメンナサイ!!!
さて、最近お客様から「先生、痩せましたね」と言って頂く事が多いのですが、3か月で9キロのダイエットに成功しました。
全然苦しまずに簡単に健康的にダイエットできましたので、このブログを読んで下さっている家庭を持つ中年男性に、私が実践した簡単に痩せる事ができて、しかも健康になる方法をお伝えしたいと思います。
今回のブログは、家庭のある中年男性に健康になって頂き末永く楽しい日々を過ごして頂きたいという思いから企画しました。長いブログになりますが、興味のある方はお付き合い下さい。
用意するもの
1.100グラムまで測れる体重・体脂肪計
2.食育読本(英保歯科でも販売中)
3.「シンプル体重管理」というアプリ
4.オメガ3の油脂
5.総合ビタミン剤
6.スニーカー
方法
このダイエット方法は「健康を維持・増進しつつ老化を防いで、筋肉ではなく体脂肪を減らす」もので、短期間に筋肉を落としてしまって、カリカリのモデル体型になるためのものではありません。1か月に2キロから3キロの減量を目指します。1か月に3キロ以上は危険です。筋肉を落としてしまっては本末転倒です!
上記の食育本に沿って、医学的、科学的に行うものです。
空腹時に炭水化物を急激に摂取して血糖値が150mg/dl以上に跳ね上がる(血糖値スパイク)と、AGEという老化促進物質が産生されてしまう上に、血糖値の乱高下で満腹中枢がマヒして、いくら食べても食べてもお腹が一杯になった気がしないという「狂気」のような状態に陥ります。本方法も糖質制限ダイエットが基本ですが、むしろ「デルタ血糖値コントロールダイエット®」(血糖値の時間当たりの上昇率・下降率をコントロールする)と表現したいですね。徐々に徐々に血糖値を上げるような食事方法をすれば、インシュリンの大量放出を抑える事ができるので、結果的に血糖値が急激に降下することがありません。血糖値の時間当たりの低下率(-Δ血糖値(BS)/ΔT)が急激だと「腹減った~」という感じを覚えて、とてもツライのですが、-ΔBS/ΔTが小さいと、満腹中枢を上手にダマす事ができるので、非常に空腹感を感じにくくなります。ここがキーポイントです。
ゆっくり血糖値を上げると、ゆっくり血糖値が下がるので腹が減った感じがしない。
具体的方法
このダイエットをスタートする前にセルフィーを撮影しておいて下さいね。3か月後の撮り比べを楽しみに!
食事:
野菜→蛋白質→炭水化物の順に、ゆっくり時間をかけて良く噛んで食べる。満腹になったと感じたら、最後に食べる炭水化物は減らすかスキップする。
朝食に必ず大量のサラダを、最初に、食べる。
夕食にもできれば最初に大量のサラダを食べる。
昼食は、炭水化物の代わりに「豆腐」を食べる。
アイスクリームやケーキなどの糖質は基本的には避ける。
この際なので、ついでにオメガ3の油脂やビタミンなども活用して、健康を促進する。
野菜は「ご主人(男)自身が会社の帰りに、自分自身でスーパーに寄って」手でちぎって食べたり、丸かじりしたりできる野菜や、カット野菜のパックなどを購入して、「サラダを自分自身で用意する」ようにして、奥様に迷惑を掛けないようにするのがこのダイエットを継続できるポイントです!野菜の値段が高いので割と費用がかかりますが、お酒や外食などにかけているお金を回して工面して下さい。
体重管理:
体重と体脂肪を朝と夜の2回計測して、必ずアプリに入力する。測りたくない時も、なるべく測って現実を直視する。
朝起きてトイレに行った後が、1日で一番体重が少ない時です。
逆に、夜の夕食後が1日で一番体重が重い時です。
その2点を測ります。右肩下がりのグラフが、かなりのモチベーションにつながります。
運動:
筋肉を落とさずに体脂肪だけ燃焼させるためには運動を組み合わせる事が必須です。
毎日1駅か2駅早く降りて歩く。凡人には会社帰りにジムに行くなんて続く訳がない。通勤の時なら「強制的に」運動できるので継続できます。私も朝と夜とそれぞれ20分、合計4キロだけですが歩いております。腹筋などのコアマッスル(体幹の筋肉)を使うように意識して歩くだけで、見える部分に筋肉が付いてくるので気分が良いですよ。
この方法でやって頂くと、空腹感を感じずに、自然に体が締まって行きます。世の全てのお父さん方を若々しく健康にしたい!是非この「デルタ血糖値コントロールダイエット®」をトライしてみて下さい。
この方法も健康な歯があってこそ実践できるのです。総入れ歯でバリバリ野菜を丸かじりなんて不可能です。「歯を守る事は健康を、人生を守る事。」予防歯科で、歯を大切にして下さいね。
※デルタ血糖値コントロールダイエットが®というのは冗談です。