鳥取・浦富は私の原点①

ブログの更新が出来ず、申し訳ありませんでした。実は水曜日の診療が終わってから、二人の息子を連れて鳥取県にキャンプに行っており、2日間、ネットの無い昭和な生活を楽しんでいたのです。

約30年振りの浦富訪問。大昔のかすかな記憶を頼りに昔良く利用していたキャンプ場を探しました。確か松林の中に1000円でテントが張れるこじんまりしたキャンプ場があったはず・・・。

思った場所に松林は無く、広大な駐車場があるだけでした。ただ、「牧谷キャンプ場」という看板がありますので、ここがキャンプ場である事は間違い無いようです。松の木は一本しかありません。

管理人さんにお伺いしたところ、やはりこの場所はかつては立派な松林だったとの事です。

直射日光が遮られ、涼しく風情のあったキャンプ場の松の木は全て伐採され、駐車場と今風のキャンプ場に変わっていました。残念です・・・。それと、テント一張り3000円と、30年で3倍になっておりました。

夕方5時に目的地に無事到着してテントを設営。その後地元のマーケットに食料や飲み物を買い出しに行きました。

浦富海水浴場の東隣に、知る人ぞ知る牧谷海水浴場があります。浦富同様に遠浅で、透明度が半端じゃない。
暑い時間帯は昼寝をして、夕方から海に入るのがロコの流儀。水温は上がって暖かいし、日差しはマイルド。
学生時代、知人からタダでもらった軽四のバン(ボロボロ)にテントとウインドサーフィンを積んで、人形峠を越えて岡山から浦富に来ていました。数えきれない程の回数を通ったなあ。お金は無かったけど、楽しかったし、幸せだった。

30年振りに浦富に来て、懐かしい風景に沈む夕日を見ながら波の音を聞いていると「あの頃が一番自由で幸せだった。この場所が自分の原点だ。何だか原点に帰ってきた感じがする。」と、そのような感情が不思議と自然に湧いてきました。