with Gentle Hands and Heart:新しい看板のスローガンに込めた想い

前回、「8年ぶりに小さな看板を出してみました」という話をしました。見落としそうなサイズの小さな看板ですが、これを掲げるに当たって、自分の心の中では結構大きな決心が必要でした。

理由は2つあります。

サービス業の店が、看板をあげずにやっている時と看板をあげてやっている時とでは、その心構えが全然違います。看板をあげている状態=「お客様がのれんをくぐって入って来て下さった時には、万難を排して、失礼の無いようにお迎えする所存です。」と意思表示している事になるからです。
これは自分的には今までとは大きな違いだ。ちゃんとしなくっちゃ。

もう1つは、私が作って掲げたスローガンです。看板の最下段に with Gentle Hands and Heart と書きました。
友人のYさんは「見た人全員に意味がわかるかな?」と言っていましたが、小学校か中学校で習う平易な英単語で書かれたこのスローガンは、きっと誰にでも理解できるはずです。

ほとんど誰も気が付かないようなサイズの看板に、誰も読まないようなメッセージが書いてあるだけなのですが、私としては一大決心でした。

歯医者は一生懸命頑張って勉強して、自分なりに出来る限りの事を誠心誠意やっても、(マスコミやヤフコメや Google 口コミ等で)ケチョンケチョンに言われたり書かれるので、私の心は数年前にすっかり折れてしまっていて、もう精神的に限界になっていました。

でも、この数年間、英保歯科のお客様の笑顔や感謝の言葉によって、少しずつ私の心の傷が癒されてきました。そのような理解あるお客様の優しさに応える為に「もう一度だけ頑張ってみよう。できる範囲で踏ん張ってみよう。」と小さな決心をしたのです。

もしもこの看板が消えて無くなってしまった時には「英保先生、また心が折れちゃったな。」と思ってやって下さい。そうならないように頑張ってみますね。

「看板に偽りなし」で行かなくてはなりませんので、かなり緊張しますが、とにかく精一杯やってみます。