インプラントって?

皆さんはインプラント治療にどのようなイメージををお持ちでしょうか。最先端の素晴らしい治療だという感じ?それとも悪い噂を耳にしたりされますでしょうか?インプラントは「正しく使えば」素晴らしい治療方法です。正しく使いさえすれば。

上の写真のような治療方法ですので、インプラントが健康で充分な量のある骨の中に埋入された時には長期的に安定して機能します。しっかりした幅や厚みのある杉やヒノキの板にねじ込んだネジ釘はしっかりしますが、ペラペラのバルサや合板に入れたネジ釘は無理な力をかけたらすぐに抜けちゃいそうですよね。
骨が無いときには骨造成という追加の手術が必要です。費用も追加で必要になります。危険性が高い時には接着ブリッジでインプラントを回避する方が良い事も多々あります。
その辺の診断がきっちりできるか否かがドクターの知識であり、治療計画の通りに事を運べるかどうかがドクターの技量です。
また、歯周病菌の感染がある(つまり歯周病がある)お口の中にインプラントをしても、インプラントの周囲に歯周病菌が感染してすぐにダメになってしまいます。
宝くじが当たってお金ができたから、インプラントをしてもらおう!と思っても、歯周病の治療と管理ができていない患者さんはインプラントが長持ちしません。お金を捨てるのと同様になってしまいもったいないですね。同様に、タバコを吸われる方もインプラントが長持ちしない事が多いです。最近、英保歯科では禁煙ができにくい患者さんのインプラントはお断りすることがほとんどです。