夜寝ている間、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしている人が非常に多く、歯を磨り減らしたり、時には破壊したりしてしまう事があります。骨が変形する事もあるんですよ。怖いね。
ストレスが原因の一つと言われており、このような方は、以前は中間管理職のような男性に多いように感じていたのですが、最近はむしろ(アラフォーの)女性にそのような傾向持つ方が(非常に)増えてきている印象を持っています。
母親の胸に抱かれ愛情に包まれて寝ている赤ちゃん(おさなご)は皆、歯を食いしばったりする事は無くスヤスヤと休んでいるはずで、眉間に皺を寄せてギシギシと歯ぎしりを赤ちゃんなんていませんね。安心し切って、ストレスゼロなんでしょうね。
ストレス・・・。
スマホをベッドに持ち込んで、つい俗世間の話題を見てしまい、心をかき乱されていませんか?
布団に入ってからブルーライトを見たり、心理に悪影響を与える情報に触れたり、睡眠中ずっと、頭のすぐ横に電磁波を発する機械を置いていたりしていませんか?
5G になったらますます強力な電磁波となるそうですし、企業や政府が発する「安全神話」を鵜呑みにしないで自己防衛する努力が必要かも知れません。
歯ぎしりに対するナイトガード(マウスピース)を作る前に、「まずはスマホの電源を切って机に置いてから布団に入ってみたら?」とアドバイスして差し上げたいですね。例えば、せめて夜9時以降はSNSやLINEから距離を置くようにすればマウスピースを作る必要が無くなるかも知れませんよ。
土曜日はビジネスパーソンの方が沢山お見えになるので、平日の落ち着いた雰囲気とは打って変わってとても賑やかです。たいてい土曜日は昼食をとる事が出来ない程忙しいのです。
昨日も非常に忙しかったのですが、それでも、東京からの方(超一流企業の主任研究員・科学者・1児の父親)と灘区からの方(プロのアーチストであり2児の母親)には長目にお時間を準備して治療や説明などをさせて頂きました。御二方共お忙しい方で、時間と交通費を使って遠方からお越しになるのですから、80分ずつご用意してしっかり治療と説明をさせて頂きました。しかし、腹減った・・・。
複雑な治療計画を説明し、顕微鏡やルーペを使って精緻に治療をすると時間と回数がかかります。お客様の方には多少の忍耐とそれ相応の経済的負担がかかります。
消費税が10%になっていますし、説明の後半に治療費の概算について話すのが一番嫌な瞬間です。そして「日本国民に予防歯科の正しい知識と習慣があれば、この80分の時間も不愉快なお金の話も全く不要で、お客様はこの貴重な時間とお金を自分や家族の人生を豊かにするために使えるのに。」と思うのです。
先日芦屋からお見えになったある女性の息子さんは有名国立大学の医学部を3年生で中退して再度受験勉強を開始したそうです。自分が本当に興味のある世界で活躍したいと思って一念発起したそうで、とても良い事だと思います。国内の大学ならきっと東大か京大クラスに行かれるでしょう。
そのお話を聞いて私はその女性に「良かったんじゃないですか?どの分野に行かれてもきっと活躍されますよ。でも、そういう事ならなおさら歯の予防だけは本気でやっておくように言ってあげて下さい。最終的には自分で起業して成功され、非常にお忙しくなると思いますのでね。」とお話しました。
この話が腑に落ちるなら、貴方の子供や生徒達は幸せですよ。
昨夜8時頃、診療所の近くを歩いていた時、塾帰りの小学生4人が自転車で路地から左右を確認することなしに道路に飛び出して来ました。
「たまたま車が来ていなかったから何も起きなかったけど、たまたま宅急便のトラックでも来ていたら4人とも重症か死亡だな」と、背筋が冷たくなりました。
先頭の子が慎重な性格なら一旦停止したのでしょうが、ベラベラ喋りながら片手運転でカッコつけて走っていました。自分の役割や責任を理解出来ていないのでしょう。
集団で移動する時には1列になり、最後方にリーダーさん、先頭に副リーダーさんが位置して隊員を守るようするのは常識です。(我が子は4人共「神戸友の会幼児生活団」で山登りをしたり街を移動したりした時に、そのように教わって集団行動の取り方知っています。三田の一般の幼稚園でも教わりますか?)
家族で自転車に乗って移動する時でも、お父さんは最後方、お母さんは最前方で責任を持って子供(隊員)を守ってあげて下さい。
また、一人の時は慎重な子供でも、連れがいると行動が変わってきます。年上の友人やお兄ちゃん、お姉ちゃんの乗り物のスピードに無理して着いて行こうとした時に年下の子が転倒して大怪我をします。子供の集団でもリーダー、副リーダーの自覚が大切です。
大人がバイクや車で集団移動する時も同じです。それを知らないとこんな事に・・・。→共にツーリング中の友人気づかず…大型バイク転倒し50代男性が死亡
ストライダー(幼児用ペダルなし自転車)での死亡事故やキックスケーターでの死亡事故が数多く報告されています。子供は普通自動車を運転した事が無い(=自動車の動きを予測できない)し、脚力と判断力が弱いので、危険を察知しても足を使って瞬時に止まる事ができないのは当然です。
重症や死亡に至らないまでも、顔面から転倒して、前歯を何本も折ってしまって慌てて歯科医院に連れて来られる保護者が後を絶ちません。「この子は一生この歯の修復で苦しむようになるのか・・・。」と思うと可哀想でなりません。
そのストライダーやキックスケーターが1台20万円しても我が子に買ってやりますか?中国製で安いからといって軽い気持ちで買い与える前に、どうか再考して下さい。どうしても購入するなら、フルフェースのヘルメットを装着させてあげて下さい。
最初にお断りしておきたいのですが、今回の話は「保険のブリッジは良く無い」とか、「インプラントにしておいた方が良かった」とか、「自費のセラミックのブリッジなら長持ちしたのに」という話では全くありません。誤解の無いようにお願いします。その様な事をお話したいのでは無く、予防をして自分の歯を大切にする事がいかに大切かという事をお伝えしたいのです。
さて、平成25年から英保歯科にお見えになって以来、予防歯科の重要性に気付かれたお客様がおられます。最近70歳を超えられましたが、積極的に予防に取り組んでおられます。
英保歯科のファミリーになられる以前の話ですが、他院で奥歯を抜いてもらって、保険のブリッジを入れてもらったそうです。当時のお話をお伺すると、前後の歯を削って保険のブリッジを入れるという「1択」だったようです。
保険のブリッジは治療費が安価でとりあえずの機能回復ができますので、短期的には悪く無い選択肢だと思います。しかし、歯を抜くと決定した時点でインプラントという選択肢も一応は説明して、最善の方法を一緒に考えてあげる「優しさ・思いやり」が必要でしょう。
それ以前に、歯を抜いてしまったからこのような悩みが出る訳で、抜くしかないと判断しても、「他の歯科医院で治療を受けたら、ひょっとしたら何とかこの歯が残せないものか?」という次元まで考えてあげる姿勢があっても良いのではと思います。
予防をして虫歯や歯周病にしなければ、こんな事からも無縁です。これ以上シンプルでベストな解決策が他にあるでしょうか?
我が子に初めて乳歯が生えた時には、「よし!この子の歯を一本も虫歯にしないように頑張ろう!」と決意をしますよね。
そして、正しい食生活習慣の習得を基本に、ブクブクうがい、歯ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)、家庭用のフッ素などを上手に使って、一生懸命乳歯を守って来たはずです。
生えたばかりの歯の表面は、まだ完全な状態ではないので虫歯菌に侵されやすいのですが、生えてから年月が経つと、唾液中のカルシウムや歯磨きに入って入るフッ素などが働いでカチカチになってきます。
4歳から5歳の頃って、つい初心を忘れて、だんだんアイスやジュースの回数が増えてしまったりしませんか?でも、その頃の乳歯(緑マーク)は表面がしっかりと硬くなってきているので、食生活などに多少の気の緩みがあっても簡単には虫歯になりません。
が、しか~し!!
油断しちゃっている、その6歳の頃に、新しく永久歯(赤矢印。これは6歳臼歯で、一生使わないといけない歯です)が生えてきます。乳歯の後ろ、一番奥に生えてくるので見落としやすく、磨き忘れになりやすい部位なのですが、実はこの歯は歯の中でも最大で最重要な歯なのです。
生えたての歯はどんな状態だと言いましたか?そうです。生まれたての赤ちゃんのように未成熟で弱いので虫歯菌に侵されやすいのです。
6歳になったらここでもう一度初心に帰って食生活習慣を正し、予防歯科の習慣を実行するようにしましょうね。
梅田で開業している私の兄、英保武志(歯科医師・歯学博士・鍼灸師・歯科東洋医学会理事)のアメブロからの転載です。少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
ツボの処方箋
*図の合谷(ゴウコク)・列缺(レッケツ)のエリアを
5分間 押したり・つまんだり して刺激する
(ゆっくり深呼吸しながら)
*右手・左手それぞれ5分間
*1日3回 食間に刺激する
*21日間続ける
合谷・列缺のツボ刺激で全身の血流が良くなり
免疫力がアップします!!
(合谷・列缺の効果)
合谷は万能のツボで
歯痛・顎関節症・頭痛・難聴・耳鳴り・ニキビ
吹き出物・寝ちがい・肩こり・五十肩・のどの痛み
いびき・風邪・便秘・下痢・めまい・生理痛
入眠困難・精神不安・腰痛・花粉症・二日酔い
緊張難聴・アトピー・物忘れ・無気力・肌荒れ
睡眠の質向上・眼精疲労・視力改善
鼻・目・歯の痛み 等改善するツボです!!!
列缺のツボは咳・息切れ・感冒・片頭痛
顔面神経麻痺・咽喉部腫れ・痛み・口や眼のゆがみ
口が開きにくい・歯痛 等を改善するツボです。
コロナウィルスに勝つ目的で21日間
合谷・列缺のエリアのツボ刺激を続け
全身の血流を良くして免疫力を
アップさせるのですが
21日間も真剣にツボ刺激を続けると
上記の症状の改善も感じることが出来ます
手のツボ刺激だけで全身の色々な症状が
改善できるのを自分自身で確認出来るので
ツボに対する関心が深くなると思います。
是非行ってみてください。
このツボ刺激は
薬や道具を用いないので全世界の人に
応用していただくことが可能です
合谷が世界の人を助ける可能性があると
心から思っています。
ABO歯科クリニック 歯科医師・鍼灸師 英保武志
今朝、6時50分に小1の末っ子が私達を起こしに来てくれました。彼は6時に起きて色々とパーティーの準備をしくれたそうです。妻も早起きしてパンを焼いてくれました。
小さな子供がやってみたいと言い出した「些細な事」を家族が肯定し協力してみると、想像以上の心温まる出来事になりました。
家族で思いっきり楽しんだ今日のパーティーはプライスレス。お金では買えない素晴らしい思い出となりました。妻と子供達に感謝、感謝です。
神戸からわざわざ三田まで通院して下さっているお客様がおられます。会社を経営されている新進気鋭の若手エリート起業家で、今や世界的に活躍されています。
その彼が先日「母親を恨んでいて、一切連絡を取らなくなった。」と、ポツンとおっしゃって驚かされました。
理由をお伺いしたところ、「子供の頃にメチャクチャな物を食べさされて、そのせいでこんなボロボロの歯になった。親なら子供の健康や将来の事を少しは考えてくれても良いだろうに。」との事。
両親も祖父母も、我が子や孫が憎くてラムネ菓子、ハイチュウ、ジュースや炭酸飲料などポンポン与えている方はいないと思います。しかし、その結果もたらされる彼・彼女達の将来の苦悩に想いを巡らせて、ここは踏ん張って「本当の愛情」を与えるようにしてあげて下さい。
彼の母親が「本当の愛情」を与えていたら、親子断絶などには至っていないはずです。
犬歯の後ろの歯が突然グラグラしだして、痛くて噛めないとおっしゃるお客様。その歯を抜いてみたらビックリ。根の大部分が真っ黒になっているではありませんか。この歯は神経を取って、その歯の中に金属の芯棒(メタルコア)を入れて、それの上に金属の被せ(クラウン)をしていた歯です。全ての手順は厚生労働省が認可し指定した「国のお墨付き」の方法(=日本の保険治療)に則って誠実に治療が行なわれています。
この歯には一体何が起こったのでしょう。皆さんには想像ができますか?普通の治療(エビデンスベースのグローバルスタンダードな治療)を行っている世界中の先進国の歯科医師にはわからないかも知れませんが、日本の健康保険で行われれるガラパゴス歯科治療に慣れ親しんだ日本の歯科医は「ピン」とくるはずです。
ガラパゴス歯科治療は非常にユニークです。ドンドン虫歯にしてくる日本国民の歯を「皆保険制度」で分け隔てなく修理するためには、使用する材料を「色々と工夫」してコストを抑えなければなりません。
金属アレルギーなどの知識が少なかった昭和の中期に開発された、銀を主体とした合金を心棒に使い、パラジウムを主体とした合金の冠を被せる等々、色々と「日本独自のスバラシイ工夫」をして医療費を削減し「世界に誇れる国民皆保険制度」を歯科の分野に於いても維持しています。最近は保険治療でも芯棒にコンポジットレジンとグラスファイバーを使う事が多くなってきましたが、今でもこれらの金属がたくさん使われている事も事実です。
銀のアクセサリーをお持ちの方は、それを水中に何年も漬けているとどうなるか想像できますね?
「先生、歯の中にピアスみたいに穴を開けてそんな金属入れたりして大丈夫なんですか?銀のイオンが歯根の表面までしみ出して入れ墨のように変色させているだなんて、何だか体に悪そうに思うのですが?」と聞きたくなるでしょう?
「大丈夫ですよ。日本の厚生労働省が認可・指導しているやり方なのですから、絶対に間違いありません。」とお答えしましょうか?
むしろ「歯の予防は簡単です。予防をして歯を悪くしなければ、このような日本独特の歯科治療を受けたり、金属アレルギー等々の心配をする必要もありません。お金も通院の時間も不要です。だから、予防なんです。」とお答えしたいですね。
そうそう、こんな日本を少しでも変えたい方は必ず選挙に行きましょうね。(私は必ず選挙に行きますが、白票を入れる事が多いです。)それから、フロスもしてね。
昨日歯石の話をしましたが、実は、歯石は「「取るもんじゃない」んですよ。
昨日のお話の方のように、数年間歯科衛生士の先生のメインテナンスを受けずに放置していると、歯肉よりも上にある見えている歯の部分のみならず歯肉より下の、外から見えない所の深部にまで歯石が固着してしまいます。
皆さんがどのようなお仕事をされているか解りませんが、「ウチの機械、数年間もメインテナンスをサボっていたせいか、いよいよ焦げ臭い匂いがしだした。あなたはメインテナンス業者だから、内部の見えない所の汚れを手探りだけで完璧に掃除してこい。」と言われたらどうでしょうね?「そんなの不可能。規定通り年3回のメインテナンスを受けていたら汚れなど溜まっていないから壊れないのに。」と思いませんか?
それでも歯科衛生士は見えない所の歯石も取るように努力はしますが、完璧に取り除く事など・・・。
歯石は取るものでは無く、溜めないようにするものです。現実問題として、歯肉縁下に大量に固着してから「5年ぶりに来た。俺は忙しいから今日1日で全部完璧に取れ」と言われても、「頑張ってみます。」と、言葉の断捨離をするしかないですね。
いくらセルフケアーを頑張っても、私でも、下の前歯の内側と上の奥歯の外側には歯石が付いてしまいます。歯肉縁下深くに固着しないうちに衛生士の先生にとってもらいましょう。
歯石は付いた後から「取るもの」ではなくて「ためないようにするもの」なのです。歯周病予防を完璧にするにはそれしか方法がありません。ですから予防のために定期的に通院する必要があるのです。
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発