恥を忍んで報告します。
旧知の建築業界の方の紹介だから信頼できるだろうと盲信して、あるリフォーム業者に院長室と技工室の改装をしてもらいました。下請けの大工さんと設備屋さんがとても良い方だったので納得できる部分も多々あるのですが、彼らもこのリフォーム業者の大将(大将と呼ぶのがピッタリ)の発案・指示に従って仕事をしなくてはなりません。
雑な内装の仕上げは我慢すれば済む事なのですが、「サッシに外から開閉できる鍵を付けてもらいたい」という私の希望に対しこの大将から「これしか方法が無い」と言われて受け入れた「カバー工法による店舗用サッシ」の設置に起因する虫の侵入に悩まされています。
この隙間からアリやクモが入ってくるようになってほとほと困っております。リフォーム業者も歯医者もホームページでしっかり調べてからお願いしましょう。客観的なジャッジをしたいので、メーカーである LIXIL に直接メールで相談しました。どんな答えが返ってきたか興味ありませんか?以下のような内容でした。
「現在取り付けられている店舗引戸は通常は土間納まりに使用する商品ですので いただいた写真のようにサッシ製品のように四方に窓枠を通して取り付けられる製品ではありませんので対応方法はございませんでした。
また、店舗引戸はリフォーム用のカバー工法の商品ではありませんので
通常の使用方法と違う方法で現場対応したものについては品質保証外になります。
大変恐れ入りますが、今後どのような対応になるかも含めて、取付をされたリフォーム店様にご相談いただきますようお願い致します。
お力になることができず大変申し訳ございません。
何卒よろしくお願い致します。」
という事です。「このサッシのリフォーム、まともなやり方がされていませんよ。」と書いてありますね。絶望感に包まれると同時に、「紹介だから、プロだから誠心誠意、頭を使って慎重にやってくれるだろう」と信じた自分の愚かさに嫌気がさしています。皆さんは気を付けて下さいね。
今回は思わぬ高額の請求書が来たので借金したのですが、もしやり直すとしたら追加の借金が必要になります。諦めるしかないですね。
この業者と訴訟や言い争いをする気はありません。私の人生の時間がもったい無いから。
「院長室のリフォームなどせずに、この借金を新しい医療機器の購入に使っていたら、どんなに皆さんの役に立っていただろう」というのが一番の後悔です。
皆さんに申し訳ないです・・・。馬鹿な英保先生を許してね。
今回の失敗の話はこれでおしまいです。もしも何か良い展開になったら報告しますね。こんな事にクヨクヨしていないで、次行ってみよう!
コロナ禍が続く中、ずっと延期になっていた春の学校歯科健診が今月から再開されました。今日の午前中はけやき台小学校と有馬高校に行って来ました。
書記に学校の先生が付いて下さるのですが、有馬高校で付いて下さった30歳の聡明な女性の先生は何と岡山大学文学部出身でした。私が大学院で研究している頃に但馬で生まれた女の子が、今は大学の後輩・高校の先生として目の前にいるのですから不思議な感じでした。
岡山大学のある津島地区と、医学部歯学部がある鹿田地区の話で随分盛り上がりましたよ。楽しかった。
学校健診は責任重大で、診察する学生さんの数も多く気の重い出務なのですが、今日の健診会場での出会いが私の一日を楽しいものに変えてくれました。
(頑張って)スモールトークを始めてみれば、1日がモノクロから総天然色に変わる。そんな風に思えた経験でした。
断捨離を続ける事が幸せになるための鍵なのに、うっかり「足し算」をしてしまい、案の定不幸になりました。今回魔が差してリフォームしたために心が乱れに乱れて、ノイローゼになりそうです。
ある旧知の土建業の方が紹介して下さったリフォーム業者さん(三田の業者さんではありません。念のため。)を信頼して、概算を口約束でもらっただけで見積もりを取らずに工事してもらいました。こちらから追加の工事をお願いしたのもあるのですが、口約束より100万円以上高くてビックリしました。しかも・・。
「25年前に作られた美しい窓枠の造作」に打ち付けられた角材。巾木にも窓枠にも隠し釘の穴が多数開いています。ま、感性と価値観の違いでしょうね。診療室やポーチ、エアコンの入れ替え等、良くして頂いた部分も多々あるので、その辺は非常に感謝しているのですが、院長室の内装の出来上がりは自分が思い描いていた姿とはかなり異なっていました。私は(自分の仕事と同様に)余計な事はせず、足さず、シンプルで丁寧な仕事をして欲しかったのですが・・・。
「サッシに外から開閉できる鍵を付けたい」と相談したところ、「カバー工法で店舗用サッシを付けるしか方法が無い」と言われて従ったのですが、このような空間が左右の下端にポッカリと開いていてアリの大群が入ってくるようになってしまいました。現在 LIXIL のお客様窓口にメールで相談中ですが、また大金をかけて外して元に戻さないといけないかも知れません。今回の経験で、皆さんが歯医者にかかった時の気持ちが良く解りました。今日芦屋からお見えになった素直な女性は「教会で出会った友人が勧めてくれたある歯科医院を信じて行きました。自信満々の先生だったから信頼して治療を受けていたのですが・・・。」と嘆いておられました。
でも、リフォームは頑張ってお金を貯めればやり直す事ができます。私もそうするつもりです。アリやクモとずっと一緒に過ごすのは嫌だからね。
その一方で、歯は一旦削ると、いくらお金をかけても元に戻す事ができません。ですから非常に慎重に行動を取らねばなりません。
新しい歯医者に行った当日にいきなり歯を削ったり抜いたりしてもらう事無く、「虫歯があるのは解りましたが、今日はちょっと急ぐので次にします。」とか言って、とりあえず帰ってくる程の慎重さがあっても良いでしょう。
自分のことはおこがましくてブロガーなんて呼べないですが・・・。
この Word Press というソフトを使ってブログを書いていると、同じく Word Press を使っているブロガーが「いいね」を押して下さる事があります。住所も年齢も知らない方々ですが、部活仲間が自分のプレーを「ナイス!」と軽く褒めてくれた時のような心温まる感覚になるから不思議です。
昨日、その一人で恐らく私と同じ断捨離ストである HALU さんの空き容量というブログにとても良い事が書いてありましたので紹介したいと思います。
「さまざまな感情を削ぎ落として、たったひとつ残ったそれは〝無〟です。無が〝在る〟とは、なんて心地好い。」(HALUさんのブログより引用)
私はここ数年、モノ(=物欲)だけでなくコト(=人間関係)も相当に断捨離してきました。そして自分の回りを「無」で満たすようにしてきました。
その結果、言葉遊びのようですが、「無」は何も無いという意味のはずなのに、自分の部屋の中にスッキリした空間が増えたり、関係を断って人生の静寂と時間が増えたりすると「無」がそこに「在る」事がハッキリと見て取れるようになって来たのです。
「無」はHALU さんが仰るように心地良い存在です。そして、次の何かを迎え入れる空間であり、余裕であり、余力であると思うのです。つまり「無」とは何も無いのではなく、相当なパワーとポテンシャルを持った存在なのです。
HALU さんは又、
「断捨離→近日中に節目を迎える→
断捨離→近日中に節目を迎える→
なんて単純に出来ているんでしょっ。」(HALUさんのブログより引用)
とも仰っておられます。同感です。
私の断捨離経験からこの現象を見ると、これらは自然発生では無くて、断捨離した結果そこに存在する「無」が、一つ上の段階に挑戦する強力な原動力を自分に与えてくれた結果、変化が起きているのだと思います。
難しい話でスミマセン。
要約すれば「溜めている不燃ゴミは早目に出した方が良い」という話でした。
この土日に、第39回日本接着歯学会が奈良で開催される予定でしたがコロナの影響で Web 開催となりました。また、大阪で開催される予定だった日本口腔インプラント学会の専門医技術向上講習会が日曜日に Web で開催されました。
土曜日の診療が終わってから接着歯学会のポスター発表を閲覧。この学会は最新の接着歯科の情報を手に入れる事ができる、私が非常に大切にしている学会の一つです。閲覧が終わったら夜明けの5時でした。
リアル開催なら、どっちか一方のみを選択せざるを得ませんでした。8時まで3時間睡眠をとったら、今日は一日インプラント学会の専門医技術向上講習会を受講。インプラント治療がまさに日進月歩である事がよくわかります。しっかり吸収して次のステージに向かいますね。
そして、今夜は第39回日本歯科審美学会のポスター発表をじっくり閲覧する予定です。でも月曜日に備えて遅くても3時には寝ないといけないなと思っています。
今までなら1週末に1学会しか参加できませんでしたが、Web 開催のお陰で同時に3つも参加できています。
それに、Web 開催だと自宅に居ながらにして参加できます。土曜日を休診にせずに済みますし、新幹線代も不要だし、枕が変わって、喉がカラカラになって寝不足になるビジネスホテルに泊まる必要もありません。
コロナが去っても学会はずっとリアルサイトと Web のハイブリッドで開催して頂きたいものです。
「先生はキリスト教徒なんですか?」「いやいや、違いますよ。」私のブログを読んで下さっている年配のお客様と昨日交わした会話です。
海外では宗教の違いで戦争さえ起こる事がありますが、私見では「ある宗教を信仰していると答える=その宗教のためなら命を賭けても良いと思っているほど信じている」という事だと思っています。
子供のミッションスクールが開催して下さる父兄向けのキリスト教講座に足しげく通っているのでキリスト教について多少理解は出来ていますが、カトリックの洗礼も受けていないですし、正直な所、「キリスト教を信仰しています」とは恥ずかしくて答えられないですね。
イースターの日の我が家での出来事。こらこら、う○こなんか書いてるとバチが当たるぞ。ところで、皆さんは自分でキリスト教の教会を作る事が出来ると思いますか?
田舎の道路添いの家の壁に、黒い紙に黄色い文字でイエス様の事が書かれた紙が貼ってあるのを見かけた事がありませんか?
例えば私が聖書を手にして「聖書にはこのように書いてあります。今日から英保歯科の裏に教会を作ってキリスト教を説きます。」といえば、(プロテスタントの)キリスト教の教会を作ってしまう事ができてしまいます。
キリスト教にはカトリックとプロテスタントがある事はご存知だと思います。
カトリックは古くからある正統派のキリスト教で、聖書の内容はもちろん、儀式・形式(Practice) も重んじます。カトリックのキリスト教の種類は1つだけです。
プロテスタントは形式より聖書の内容を重視します。正統派のプロテスタントもいくつかあるのですが、プロテスタントは聖書を自分なりに自由に解釈しても良いので、いくらでもプロテスタントの新しい流派を作る事ができてしまいます。ですから、プロテスタントのキリスト教の種類は沢山存在します。
時には怪しげな新興宗教であっても「キリスト教」と名乗っている事があります。皆さんの人生(家族や人間関係や財産)を守る為にも軽率な盲信は禁物です。良く見極めて下さいね。
近いうちに宗教と信仰の違いについてお話できたらと思っています。
木曜日は十五夜でした。昼間の天気も良く爽やかな一日でしたね。英保歯科は休診でしたが私は事務作業のために車で出勤しました。我が愛車 S660 はオープンにする事ができます。折角だから遠回りしてオープンクルーズを楽しもう。
車内から屋根を外して助手席の足元に置けば30秒で作業が完了します。(バイク代わりの)一人乗りの車としては最高です。トランクが無いので二人で買い物や旅行には行けませんよ、念のため。
そこのお父さん、セカンドカーに買っちゃいませんか?中古も出ていますよ。実は夜にオープンにして走るのが楽しんですよ。日焼けの心配も無いし、目立たないし。
夜の月も美しかった。子供達が「今日はきっとグレコが帰って来るよ」と言っていました。(グレコは昨年末に他界した我が家のウサギの名前です)屋根開けて走っているなんておっちょこちょいで申し訳ありません。普段難しい仕事をして、難しい事ばかり考えていますので、たまには息抜きさせて下さいね。
歯の数が生まれつき足らない人がいます。通常は7×4で28本の永久歯が生えてくるのですが、1-2本、あるいはほとんどの永久歯が生えて来ない事があるのです。これを「先天欠如(せんてんけつじょ)」と表現するのですが、歯科健診で歯科医師が「先欠(せんけつ)かもしれんなァ」と言ったら、このような可能性があるという事です。
高校生の時に荒垣矯正歯科から治療のコラボレーションのために英保歯科に紹介された可愛い女の子がいます。矯正は荒垣先生が行い、修復治療とメインテナンスは英保歯科で行うというチームワーク治療をするのです。
この女の子は10本前後の先欠があって、しかも予防歯科の知識が無かったために何本かの貴重な永久歯の神経が取ってしまってあるという状況でした。
私が母親と本人に一から説明しました。歯の大切さ。予防の重要性。今お金と時間をかけてキッチリと治療をしておく事が一番賢明であること。等々・・・。かなりの時間をかけてお話ししましたよ。待った無しだったからね。
この子は自分のこのような経験から健康の重要性に気が付き、医療の道に進む事を決意したそうです。そして現在は看護学校の生徒として猛勉強中です。
今日彼女に「歯の重要性が本当に理解できている医科系の人は少ないよ。ほとんどの医師も看護師も気が付いていない。君は歯の重要性を身を持って理解している、稀な看護師になれるよ。今後臨床を経験する時に、病気の人の体だけでなく、お口の状態がどうかなと気を付けて見てごらん。きっと、益々歯の重要性に気が付くはずだから。」とお話しておきました。まるで看護学校の先生の講義をきくような態度で真面目に聞いてくれました。
誰でも人生に於いて、形は違えど様々な苦難が身に降りかかってきます。キリスト教では「神が与えたその苦難には意味がある」と教えます。私は、その通りだと思っています。
与えられた苦難が自らの人生を意義深いものにしてくれるとしたら、ある意味、幸い(さいわい)ですね。
英保歯科のお客様であり、私の理念の良き理解者であり友人の渡辺英雄先生が先週の土曜日(9月26日)に福祉センターで講演されました。Gifted (天才)の事を、なぜか医師は「発達障がいの特性有り」と表現するですが、そのようなお子さんの秘めたる可能性を御両親の愛で開花させた実際をお話された模様です。
熱心な聴講生で満員の会場。ソーシャルディスタンスを確保するために定員制限やむなしだったそうです。このコロナ禍の時期にも拘らず、定員を大幅に上回る参加者があったそうですが、会場では渡辺先生の優しい奥様が終始サポートして下さったそうで、思う所をしっかりと伝える事が出来たとおっしゃっていました。
渡辺先生は英語がペラペラなので、講演依頼をしたら国内のみならず英語が通じる所ならどこにでも行って下さると思いますし、You Tube で講演ビデオの英語バージョンと日本語バージョンを作ってアップされたら、世界中の人の学びになると思います。
ヒデさん、これから超多忙になっても年3回は予防のために英保歯科に来て下さいね。
三田市歯科医師会の会員であれば、三田市が行う様々な公的事業に協力する責務があります。例えば、学校健診、学校の口腔衛生教育、1歳半健診や3才児健診などなど。
滑り込みセーフ。今日はバタバタと忙しい1日でした。その中で、今日は1歳半健診のために保健センターに行ってきました。お昼ご飯を食べたら車に飛び乗ってセンターへ直行。健診が終わったらすぐに英保歯科に戻って診療再開です。今日は本当に忙しかった・・・。
しっかりとソーシャルディスタンスを取っているので、待合室もこんな感じでした。コロナ禍の影響でソーシャルディスタンスを確保した待合会場を見て「皆来るのかな?」と心配したのですが、30人以上の来場で大賑わい。そして、特筆すべきは、虫歯がある子が一人もいなかったという事です。
さすが、健康志向が強い家庭が多い三田市です。正しい食生活習慣を基礎にして、予防歯科を実践されている若いお母様方に頭が下がります。
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発