「院長日記」カテゴリーアーカイブ

上顎の一番奥の歯の外側を磨こう

結構真面目に歯磨きをしている方でも磨き忘れしやすい部位があります。それは「上顎の一番奥の歯の外側」なんです。

理由は単純。上のそこのすぐそばには頬っぺたの粘膜があるので、よっぽど意識して歯ブラシを当てに行かない限り自然には歯ブラシが当たらないのです。死角っていうやつですかね。

普段からしっかり磨いてくれている若者ですが、上顎の一番奥の歯の外側(普通、磨き忘れになる所)に穴があいています。トホホ。

歯科衛生士の先生が予防治療の時にこの虫歯を発見してくれました。

麻酔をして削り始めてみて、ビックリ。

予想以上に進行しています。虫歯菌を染め出す赤い液を付けて確認したのですが、ご覧のようにまだ虫歯菌が感染した部分(赤く染まっている部分)があります。少なくとも赤く染まった部位は削り取らないといけません、トホホ。
虫歯菌を完全に除去し、ZOOを使って完全に防湿し、コンポジットレジンで修復しました。

神経を取らずに修復を完了する事が出来ました。ヨカッタ、ヨカッタ。

予防の為に歯科医院に来ていなかったら、「痛くなってから歯医者に行って、神経取って、銀歯の被せ」というお決まりのパターンになるところでした。

早期に発見してくれた衛生士の先生に感謝、ですね。

スタッフは店長を映す鏡

今日は木曜日。先週ホンダさんで S660 の車検を受けたところですが、今日はシエンタの5年目の車検を受けに兵庫トヨタさんに来ております。

普通車の車検は軽四と違って、2桁万円かかった。キッツ~。

兵庫トヨタはクラウンを扱っていた系列なので、それなりに礼儀正しい接客態度を求める顧客が多かったという歴史を持っています。セリカに乗っていた時は太子のカローラ店とお付き合いがありましたし、Zの時は兵庫日産さん、ゴルフの時は姫路ヤナセ、父親のBMWを借りていた時は岡山の三好モータース、ロードスターの時は岡山のユーノス店と三田のマツダさんともお付き合いがありました。

このように、今まで本当に沢山の自動車会社やディーラーと関わってきましたが、やはり兵庫トヨタさんのスタッフ教育は群を抜いてしっかりされていると思います。

例えば今日の車検の時にもどのような作業をするか、オススメのオプションは何か、それぞれの個々について費用も含めて詳細に説明してくれ、選択する事を許してくれました。(ガソリン添加剤やナノイー除菌、追加の保証など、かなり断わって3万円程度節約しました。嫌な客だったかな?)その結果出た費用の見積もりと全く同額の請求が作業終了時になされたのです。当然といえば当然ですが、ここまでのキッチリ感はホンダさんで過去に2回車検を受けた時には(残念ながら)経験出来ませんでした。

車を買い替える時、次にどこの何を買うかは、その車自体の魅力だけでなく、ディーラーやそこで出会ったスタッフの皆さんからも大きく影響を受けますね。スタッフがトヨタや日産やホンダの車の価値を決めていると言っても過言ではないでしょう。

それから最近は「どこに行っても、車が本当に好きな店長のお店や車が本当に好きなスタッフが少なくなったなァ。」と感じています。きっとスタッフの皆さんは、自分では気が付かないうちにそこの店長の価値観の影響を強く受けているのでしょう。車と違う事に気が行っているように感じる。

歯科医院も全く同じだと思います。スタッフの言動や態度は院長の価値観の影響を強く受けているはずです。

ポータブル電源、何を買う?

皆さんはもうポータブル電源をお持ちですか?停電時や屋外でもちょっとした家電が使えたり、スマホの充電をしたりできる便利な装置です。
キャンプや車中泊でも活躍してくれるようで、You Tube でも沢山紹介されています。

私も買おうかと思って調べまくりました。私はモノを買う時には調べまくって、「新型や改良品が出るまでもうちょっと待ってみよう。」と、結局買わない事が多いのですが、今回ばかりは物欲に負けて買っちゃいそうです。

世間一般では Jackery のポータブル電源 が人気ですが、私は調べに調べた結果、

BLUETTI EB55ポータブル電源 大容量537Wh/168000mAh AC700W

MaxPower ポータブル電源 MP700J 156200mAh/700W

のどちらかにしようと思っております。

もし買ったら報告しますね。

下井沢のパン屋さん「ポカポカパン」に行こう!

三田に新名所誕生!

教師が早期退職し、自らの退路を断ってパン道を極め、(元教師らしく)こだわり抜いて焼くパンがパスカルで大人気となっています。

「焼き立てのパンを楽しんでもらいたい。」と、その羽渕みな子さんは下井沢の自宅横に「ポカポカパン」を開店されたそうで、神戸新聞でも取り上げられ、バスっております。

神戸新聞NEXT
「先生な、パン屋さんになりたいねん」元教諭が念願の店舗オープン 知る人ぞ知る人気パン

私も応援したいと思っています。

(店は土日のみの営業。平日は週2、3回、パスカルさんだへの出荷を続ける予定)との事です。

雨の日曜日。まったり、ゆっくり、でした。

私は小学校の頃からずーっと「休みの日でも午前中だけは勉強。午後は楽しんで良い。」という考え(習慣)を持っています。この歳になっても自然にそのように考えますし、子供達にも「午前中はしっかり勉強して。昼からは遊んで良いから。」と言っています。

そんな訳で、今日の日曜日も午前中は部屋に籠って歯科治療やオペの勉強をしていました。最近はZOOMの見直し配信もあるから本当に有難いね。
でも英語はサボり気味。コロナ以降リアルな海外への渡航が困難になっており、英語の勉強に対するモチベーションはすっかり下がってしまっています。又英語も頑張らないと。

私はしっかり頑張っていたのですが、中1と小4の息子達は全く勉強せず(屋外に逃走して)遊んでばかりです。寒いし、雨も降っているのに元気な奴らやなァ。

二人共まだ宿題すら出来ていないようでしたが、外に出て元気に遊んでくれるのはむしろ有難い事です。元気が一番だからね。

妻にこっぴどく怒られて、昼食後に何とか宿題だけは済ませたようです。私は午後も部屋に籠ってアマゾンでポータブル電源を物色していました。

なるべくモノを増やさず「ミニマリスト・ソロ車中泊」をしてやろうと準備中。モノを「いかに買わずに、いかに増やさずに済ませるか」と考えていますが、ポータブル電源だけどうしても必要だな。

「ネットでガジェット(電気製品)の物色」という至福の時間を過ごしていると、階下から何やら「ガーガー」と音が聞こえてきます。「何ごと?」下に降りてみたら・・・。

Web でレシピを見ながら兄弟でお菓子作りをしていました。次から次へと、よう遊ぶなァ。ま、エエけど。

ちゃんと出来るのかな?と心配していたのですが・・・。

充分食べられるレベルに作ってくれました。マカロンだそうです。手伝ってもらったのかな?

夕食後にホワイトチョコと抹茶で作った餡(?)を挟んで「お父さん、どうぞ。」と出してくれました。「上手に出来ていたよ。御馳走さまでした。」

その後、妻も参加して「カタン」というボードゲームをして盛り上がっていたようです。「小学生はそろそろ寝なさいよ。」

何となく不要不急の外出がはばかられるこの頃ですが、子供は一日家にいても上手に楽しんで過ごすものだと感心させられました。こういった「子供らしさ」って、ちょっと羨ましく感じますね。

使ってみたい。手にしたい。「三田レザー:ZENSTEN(ゼンステン)」

神戸新聞に三田牛の皮を使った製品の記事が載っていました。

抜粋:兵庫県の三田牛の革を使った「三田レザー」を商品化しようと、有志がプロジェクトを立ち上げた。革の丈夫さやきめの細かさが特徴で、全国への流通を目標に掲げる。ブランド名は牛を「全部捨てへん」との思いを込めて「ZENSTEN(ゼンステン)」とした。(小森有喜)

格好いいと思いません?シリアルナンバーが入るのだろうか?(写真は神戸新聞の記事より転載です。ごめんなさい!)

ZENとSTENの文字が2段に使われているのも良いアイデアですね。上段のZENが「禅」をイメージさせてくれる。「名は体を表す」と言いますが、無駄を省いたシンプルなデザインにして欲しいな。

そして、児島のジーンズ・モモタロウのように、三田市が誇れるブランドに育って欲しいですね。

やっぱりe:HEVよりレシプロRRだ!

今日は木曜日で休診です。が、朝から我が愛車 S660 の車検を受ける為にHONDAさんに行って来ました。

10時に到着し、担当のメカニックの方と車の話で盛り上がる。「整備士の人は本当に車が好きなんだな。」と感じました。やっぱり現場の人はマジですわ。
「4時に又取りに来て下さい。」と言われ、FITの最新型を代車に(無料で)貸してくれました。親切。日産のe-Power と同様のハイブリッドシステムです。
e:HEVの試乗を兼ねて青野ダムまでドライブ。FITは凄く良い車でした。
訪れる度に違った表情を見せてくれる青野ダム。
FITは外観も内装もシンプルで私好み。ナビも凄く進歩しています。タッチパネルもスムーズで使いやすい。
先進のインパネ。ハイブリッドシステムで25km/L も余裕。しかもパワーがあって、アッという間に制限速度に達します。すげー。

FITは5ナンバーで扱い易いし、中は広いし、とっても静かです。「これで充分っちゃ、充分だよな。」なんて思いました。

でも、返してもらった S660 に乗ってみたら楽しさが全然違う。私はやっぱりこっちが好き。
整備士の方が洗車してくれていたのでピカピカです。診療所に持って行ってカバーを掛けました。

診療所の駐車場に停めてピカピカになった愛車を眺めていると、散歩中の初老の男性が「物凄くカッコイイ車ですね。前々から何という車か聞いてみようと思っていたんです。エスハチの後継ですか?白いナンバーだから 1000cc 位ですか?」と話かけて下さいました。S660 の事や軽四の白ナンバーの事、ホンダの旧車の話などで盛り上がりましたよ。中高年は車好きの人が多いですが、英保歯科の若いお客様と話してみると、(若者の車離れなんて言うけど)若い人にも車好きが多い事が解ります。

小さな森キャンプ村 near by 東条湖

日曜日の午後に加東市・東条湖の近くにある「小さな森キャンプ村」の下見に行って来ました。ここは三田市内から車で30分程度なので、雰囲気が良ければ子供達を連れていってやったりソロキャンを楽しんだりできるかなと思ったからです。

東条湖の近くにある「小さな森キャンプ村」の魅力はいかに?
ソロキャンしたとして、一晩一人で3500円。学生時代に無料サイトばかり使っていた身としては、ちょっと覚悟がいる値段ではある。
ついた、ついた。今日は末っ子と二人で来ております。
管理等がこちら。若くて美人の管理人さんが出て来て下さいました。「ちょっと見学させて下さい。」とお願いしたところ、快く「どうぞ!」とのお返事を頂けました。
真冬の日曜の午後なのに10組以上はおられました。10時にチェックアウトじゃないのかな?もし季節や曜日によってはチェックアウト時刻がフレキシブルだったとしたら、ゆっくり長居できるから有難いよね。
県外ナンバーも多数。皆さん車もテントも何もかもバッチリ決まっています。オッツシャレ~。
HPでは綺麗に写っていた川ですが、冬のせいかこんなに枯れた感じでした。それにしても寒い。

この季節にこの地でのソロキャンプは、相当根性が無いと「俺ってここで何をやってるんだろう?」って思ってしまいそうな寒々しさでした。ただ、夏なら緑が多く、随分雰囲気が違うと思います。ちょっと暖かくなったらもう一度訪れてみたいと思います。

S660オーナーが語る中古車選び:マイチェン前後、買うならどっち?

最初に結論を言います。「開発者の魂を感じたいなら前期型(センターディスプレイモデル)を、ラグジュアリー志向ならマイチェン後のナビ付きを選択」して下さい。

S660の新車購入が不可能になった現在、入手するには中古車市場に出回っている約700台の中から選択しなければなりません。私は今月2回目の車検を受ける5年落ちのマイチェン前のモデルを所有していますが、運よく最終生産モデル購入権の抽選に当たったので、4月から当面の間、新旧2台持ちという「変態」の仲間入りを果たす事が出来そうです。光栄な事です。

ホンダの変態さん再登場 ホンダ S660 前期・後期マニアな比較
こちらの方も前期と後期の2台持ちの変態だそうです。

当然ですが、後期型の方が色々と改善されているようです。後期型は乗り心地が劇的に良くなって(マイルドになったらしい)、シートヒーターも付いているので「快適に乗りたいなら後期型一択」だと思います。センターディスプレイから換装すると「傾いている」と評判の悪いナビも後期型のナビ設置仕様車はまっすぐに設置されるようです。灯火類もクリアレンズになってモダンな感じです。

ただ、後期型はフロントガラスの枠がボディと同色になってしまいました。これは工程を減らしてコストダウンするためだと思われます。

しかし、後期型からは「ある匂い」がプンプンしてきます。販売のテコ入れをする為に当初の開発陣以外の人達の意見が入ってしまった事が伺われるのです。

「乗り心地はもっとマイルドにしないと売れないよ。こんな時代に硬いサスなんて古い、古い。」
「灯火類はもっとガンダムにした方がカッコイイよ。その方が受けるよ。」
「シートヒーターを付けて快適にしたらもっと売れるよ。左右のシートの色が違うなんて必要無いよ。そんな変な拘りは誰も興味が無いよ。」
「いくらスポーツカーでも、ナビが付かないようではダメだよ。テレビが見れないとデートもできないよ。」
「ハンドルにもアルカンターラを巻いてソフトにした方が高級感があって売れるよ。」
「フロントガラスの枠を黒にする為にコストをかけるなんて無駄だよ。誰も見てないよ。」

なんて言われたのではないでしょうか?
会議の間、当初の開発陣は下を向いて唇を噛み、帰りには旧スタッフでやけ酒を飲んだに違いありません。

そして帰宅後、
「スポーツカーには乗り心地なんか関係ない。足が全てだ。」
「灯火類はスパルタンであるべきだ。透明なんて、飴じゃあるまいし。」
「冷え切った車内は道場みたいなものだ、スポーツカーだぞ。」
「男の話を聞かずにテレビを見たがる女なんかをエスロクの助手席に乗せるな。そもそも車好きならナビなんかに頼らずに動物的勘で走れ。」
「ハンドルは本革だけであるべきだ。アルカンターラ巻いたF1のハンドルなんて聞いた事ないぞ。」
「色の付いた窓枠のせいで車高が高く見える。不本意だ!ああ、不本意だァァ!」
と、空の水瓶に頭を突っ込んで叫んだはずです。

私は本物の S660 と呼べるのは前期型だと思っています。上で紹介したYou Tube に出て来るホンダ変態さんも「前期型は貴重なのでカバーをかけて保管しておきます。後期型を日常の足に使います。」と言っておられます。私もそうするかも知れません。

私にそそのかされて前期型の初期モデルを買った場合、ホンダでヘッドライトモジュールを改善型に無償交換してもらう事が可能なはずです。私は(ディーラーさんからの提案で)そのようにして貰えました。ホンダさんは時々「損得勘定一切ナシ、採算度外視」で車好きの我々の期待以上の事をやってくれます。
最近経営方針が変わったようですが、HONDA DNA が変わらず引き継がれる事を切に願って止みません。

という訳で、「前期型か後期型か?」問いに対する独断と偏見に満ちた回答で御座いました。

でも、こんな事言いながらも後期型を注文しちゃいました。シートヒーターがあるといいなと思って。(S660 は後ろにエンジンがあるので暖房がとっても効きにくいのです。)

先で後期型だけ持っていたら、本当にごめんなさい。

オーナーが教える S660 中古車の選び方

結論は「①低走行距離②白③オリジナル状態④アルファ⑤CVT⑥禁煙車」を選べ、です。

S660は素晴らしい車ですが生産中止が決まって新車購入が不可能になってしまい、入手するには中古車を購入するしか方法がありません。

現在市場に700台前後の中古車が出回っており、「球数が少なくないから今しばらく様子見」の方もおられるのでしょう。

S660のオーナーは「宝物のように大切にする人」と「改造して乗り回して楽しむ人」の2種類があると思います。

前者は50歳代後半以上の白色のアルファCVTユーザーで週末にチョコっと乗っては洗車をして屋根付き駐車場に停めているマメな人。改造などはせず、場合によってはスリッパに履き替えて乗っていたりします。多くは禁煙車で走行距離も少ない状態です(←私ね)。ドアトリム部分のプラスチックパーツが靴で傷だらけになっているかいないかも前オーナーの車の扱いの指標になると思います。

私のS660。前期型の白のCVT。5年乗っていますがご覧のように新車同様です。

後者は50歳代前半より若い、カーニバルイエロー等のビビッドカラーを好む6MTユーザーで、通勤に使ったりコンビニに行ったりするのにも乗り回すアクティブな人。しばしばエアロパーツの装着や内装の変更もしてあります。走行距離は多くなりがちです。いくらかの方はタバコを咥えてカッコよく運転します

喫煙者の乗っていた中古車の皮ハンドルはいくら清掃しても、運転する度にタバコのヤニの匂いが手に残り耐え難いものがあります(経験談)。田舎のコンビニの買い物かごを持った後、手に着いたタバコの匂いが気になって洗面所に洗いに行く方(←私)は絶対に禁煙車を選んだ方が良いです。

S660は(セカンドカーとして)一旦手にするとその良さが解り、長ーく乗り続ける可能性がある素晴らしい車です。

車体に歪が出ていたり、底が錆びていたりしては長持ちしません。大切にされていた子を譲って貰いましょう。

それから、今はマニュアルミッション車が運転できても必ず年齢と共に億劫になってきます。数年後、MTでもたもたシフトをしているより、2ペダルで安全にスマートに走っている方がカッコイイと思います。それに、しょせんコンピューター制御で64馬力の制限がかかった軽四ですので(MTで)高回転で引っ張ってみても 86 や Z のようには走りません。ですから昔の人特有の「MTの方がカッコイイ神話」は忘れてCVTを選択する方が、状態も良く長く付き合える子に出会えるチャンスが高いと思います。CVTはパドルシフトでエンジンブレーキも使えますので、公道を常識的に走るのにはCVTの方が賢明な選択だと思います。大型バイクもオートマを選択する人が増えてきています。

追加購入の契約をした最終型のS660も白のCVTにしました。こちらはナビを付けてみました。

同様に、長〜く乗るつもりなら、安全性の点でバックモニター付きの車種(アルファ)を選ぶ方が賢明です。

マイナーチェンジ前後のどちらを選んだら良いかについては後日お話します。