「院長日記」カテゴリーアーカイブ

フロスをすれば社会奉仕

10月から消費税が10%になりましたが、政府が旗を振っている軽減税率などが非常にわかりにくいですね。

余りにもややこし過ぎるので、現在のところ英保歯科では全ての商品とサービスに対する消費税が8%相当になるように元値を約2%値引き価格でご提供中です。(中小企業であるためにポイント還元などのスマホアプリに対応できていないので、解りやすく「10月に入っても消費税8%の時と同じ値札でGO!」という事なんです。)

今回の消費税の増税は医療費などの社会保障に充てるためだそうですが、日本国民が全員フロスをしたり禁煙したり運動したりすれば医療費が減少して、きっと次の増税が先延ばしにできるはずです。ですよね?

公園の清掃奉仕など、目に見えるボランティア活動も立派ですが、あなたがフロスを毎日すれば歯科医療費と一般の医療費の抑制に繋がり間接的に社会の役に立つ事になりますよ。そう考えると「フロスをするのも立派な社会奉仕」と言えますね。

講演@さんだ健康クラブ(ポパイ)

今日は穏やかな日曜日。午前中さんだ健康クラブ(ポパイ)様のお招きで予防歯科に関する講演をさせて頂きました。折角の行楽日和の中、本当に多数の皆様にご参加頂きました事、深く感謝申し上げます。
フラワータウン市民センターで2時間の予定です。頑張ります!
今回私をお招き下さった尾焼津様と共に。彼は私の「健康の先生」でもあります。毎朝、太極拳とノルディックウォークで体と心を鍛えておられます。見習わないといけません。
「英保先生は57歳」と紹介されると会場のあちこちから「若!」「おお、若いなァ。」「若いわネェ~。」などと声が上がって、思わず吹き出しました。
そうなんですね。57歳で若いなら、私はまだまだ頑張らないといけませんね。了解です!
タイトルは「歯を守る事=人生を守る事」とさせて頂きました。自分や子供や孫がどのような人生を送る事が幸せなのかについて、共に考えてみましょう。
ポパイというネーミングはてっきりこっちから来ていると思って用意したスライドですが、全員が「???」というリアクションで、どうやら一世代上の皆様だったようす。
ちなみに私はまさにこの「ポパイ世代」で、中学生の時に出会ったこの雑誌にカルチャーショックを受けて、創刊から数年間は毎号全てを大切に保存していました。大学生の時にはワーゲンに乗ってサーフィンをしていたバリバリの City Boy (ふっる~。古すぎる・・・。)だったんですよ。57歳になった今でもアメリカが大好きなのは中学生の時に出会ったこの雑誌の影響なんです。
最後まで熱心に聞いて下さって有難う御座いました。人生の先輩方に対して、私がこの年(57歳)になってから講演させて頂いた事は良かったと思っています。自分が若造の時とは違った「熟した」内容が話せたかなと思っております。

講演終了後は個々のお悩みにお答えしたり、お勧めの予防歯科グッズの紹介や、それらの実際の使い方などを指導させて頂きました。会場が12時までしか使えないので、残念ながらタイムオーバーで盛況のうちに終了となりました。

お薦めグッズをスマホで撮影なんて、皆さんも充分に「若い」ですよ!
見事なフルーツをお土産に頂戴しました。1時間後には子供達が皮をむいてくれて、昼食後のデザートとして家族全員で御馳走になりました。とても美味しかったですよ。

往年のポパイ・オリーブの皆さん、本当に有難う御座いました。講演させて頂いた私の方が力を頂いた感じです。

一番後ろで静かに聞いて下さっていた穏やかそうなご婦人が私のブログのファンと尾焼津さんからお伺いして、とても嬉しく思いました。

私のブログの読者の皆様、年齢と経験を重ねるにつれ、どんどん変化して行く私の価値観や考え方ですが、「善い」方向に進んで行くように努めますので今後共ご愛読の程、宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

完全無農薬の枝豆

今日もお客様から素晴らしい作品を頂戴しました。「早生の枝豆で丹波黒になる前の物」という説明でしたが、農産物に対する理解力に乏しい私には、言葉での説明は解りにくい所がありました。しかし、その眼差しと何かを伝えようとなさっている一生懸命さから、これがいかに貴重な作品であるかがビシビシと伝わってきました。

パスカルにも時々卸されるそうで、私のブログの読者の皆さん、パスカルに行かれた時は「のふうぞ」さんのラベルの付いた商品作品を発見したら迷わず購入して下さい。手間暇や安全性を考えると、本当なら10倍の値段が付いていてもおかしくない価値があるのですよ。

妻にお願いして、作品に対してくれぐれも失礼のないように丁寧に調理してもらいたいと思います。

皆様に気にかけて頂き、良くして頂いて、本当に有難い事だと感謝しております。

 

私、トンガリが足らないそうです。

米国でお世話になった起業家のお二人との会話から。

左手に写っている畑山さん、現在は得意の英語を駆使して日本と米国の間を飛び回り、歯科器材の輸出入で大成功されておられます。お嬢様は米国の大学に在籍中との事です。凄いでしょ?

この写真に写っている3人共、日本ではちょっと異質な存在で、まあ、解りやすく言うと「浮いている」感じなんですね。その原因は「他人と同じ、が嫌い」「事実や真実をハッキリ言いすぎる」といった所にあるようです。だから自由の国アメリカの空気が合うのかも知れませんが。

内部告発をして組織をかき回すような暇な事はしないのですが、(だって、期待薄の人達を変えようとするなんて、自分の人生の時間の無駄でしょう?)イエスマンになり切れるほど思考回路を完全停止できない3人のようです。

その畑山さんが私に「英保先生のお話を聞いていて思ったのですが、先生はトンガリ方が足らないと思いますよ。もっとトンガリ切ったら、叩かれなくなりますよ。中途半端に出る杭は打たれますが、はるか上空まで出てしまったら彼等には届かなくなりますからね。」と、自らの興味深い体験談と、それから得た知恵からの(良い?)アドバイスをくれました。

確かに。早速そのようにしたいと思います。

たった1回の人生、足を引っ張ってくる連中とは縁を切って、もっと上を向いて自由に生きたいものですね。ですよね?

Andyと昼食

渡米のしわ寄せで今週は激務が続いております。明日も明後日も恐ろしい程のスケジュールで、しっかりと体調管理をして臨みたいと思っています。

今日、友人のAndyからLINEで「食事でも一緒にどう?」とお誘いを頂きました。彼は日本に住んでまだ7カ月ですが、非常に一生懸命日本語を勉強しており、すでに私との会話の8割は日本語で済むようになりました。
今日は神と仏とキリストについての話をして、あっという間に2時間が経っていました。非常に勉強になり、また、頭を使う話題でした。
10皿程度で2時間も居座られたら迷惑だったと思いますが、台風の影響でしょうか、お店はかなりすいていたので、お許し頂こうと思います。

秋の学校健診

今日は午前中、学校健診に行って来ました。私が校医をさせて頂いている、けやき台小学校は県下でもトップレベルの「歯のいい学校」です。

生徒の歯が良い事と、私が校医をしている事は全く関係がなく、ご家庭の食生活習慣が良い傾向にある事が大きな要因だと思います。
歯に良い食生活は体にも頭にも良いのですよ。けやき台小学校から灘中や甲陽中などの難関進学校に多数合格している事も、あながち不思議ではありませんね。

 

カリフォルニアと言えば

昨夜は死んだように眠っていましたが、そのお陰で疲れはすっかり取れて、今日から全開で働いております。
LAのTシャツやキーホルダーをもらってもなァと思いますので、お土産は食べ物と決めております。

シーズキャンディーはヌガーが入った物がほとんどですが、ごく少数だけアーモンド入りの商品がありましたのでそちらを選んでみました。
皮付きピスタチオも忘れずに買ってきましたよ。
どちらもカリフォルニアらしいお土産ですね。

これから日本に帰ります。

伊藤さんにLAの空港まで送って頂き、チェックインも済ませて搭乗を待っています。

こちらでは朝の10時ですが、日本時間で夜中の2時頃なのでヘロヘロです。

英語に耳が慣れてきた頃に帰るのは名残惜しいですね。

伊丹に到着しました。

米国顕微鏡歯科学会@LA(4)必然の出会い

実は、今回で最後の渡米にしようと思って三田を後にしていました。

ZOOという治療器具を世界に、まずアメリカに広めたいという思いがあって英会話の勉強を(皆さんと同じようにもがき苦しみながら)頑張って、米国の歯科学会などに出向いて展示即売を試みては失意のうちに帰国するという事を30歳代の頃から何度も何度も繰り返して来たのですが、少しも芽が出ないので諦めかけていたのです。「黄色人種の極東から来た歯医者が片言の英語で説明しても無理なのかな…。」と。

ところが今回、私の展示ブースを偶然通りかかった歯科衛生士さんが立ち止まって「ああ、この装置知ってるわよ。私の所の院長先生が凄く愛用しているわよ。」と声を掛けてくれました。「その院長先生って誰?」と私。「ビルよ。じゃあね。」と彼女。

「ビル・リンガー・・・。」米国顕微鏡歯科学会の現会長で、お互いに面識があります。腰を抜かして驚いていると、そこに偶然、USCのドクターで接着歯科のエキスパートであるパスカルマニエ先生が通りかかりました。

ビルを探して「パスカルマニエにこの装置の事を紹介してくれない?」とお願いすると「ああ、いいよ。」と言ってブースに連れてきて、特徴などをペラペラと説明してくれました。最後に私の方を向いてウインクして「これでいいか?」と。

接着歯科のカリスマ的存在、パスカルマニエ先生のご講演。英語のスピードが速く、必死になって聞いていました。

ずっと前から「パスカルマニエにZOOの存在を知ってもらえたら」と思っていたのですが機会が無かったのです。それが今回何と、パスカルマニエに1台サンプルを手渡す事ができたのです。もしも、世界中の歯科医師に影響力があるパスカルマニエがZOOを愛用するようになったとしたら・・・。

チャーリー伊藤さん、本当に有難う御座いました。

今回もお世話になった米国在住の起業家、伊藤さんに「確率で考えると信じられないような偶然の出来事が連鎖反応のように起きました。」と言うと、「英保先生、これらの出来事は偶然じゃなくて必然なんですよ。それを理解して、これからも継続して米国にいらして下さい。終わりにするのでは無く、これから始まるのですよ。私もお手伝いしますから。」

ハリウッドサインが山の上に見えました。

「友あり遠方より来る。また楽しからずや。」私の好きな言葉ですが、それに「偶然ではなく必然」を加えたいと思います。何と前向きな考え方でしょう。単身渡米して苦労し大成功された伊藤さんの言葉には重みがありました。

もうすぐ帰国の途に着きます。人生は短いので、一日一日を大切にして前向きに、積極的に生きていこうと思います。でも、三田に帰ったら頭を切り替えて診療に専念しますね。だって、皆さんが待って下さっているのですから。

米国顕微鏡歯科学会@LA(3)学会編

会場での撮影は禁止ですので、コソッと撮ってみました。学会と言っても
こんな高級な感じです。
隣に座っている人とは自己紹介をして握手をする習慣があります。私は積極的に話を続けて友達になるように務めます。
折角アメリカまで来たのですから、英保家の兄弟3人(歯科医師)で製品化した防湿装置(ZOO)を展示販売しました。この装置が世界中で使われるようになる事が夢なのですが、あまりにも独創的な器具なので良さが伝わり難くて10年以上ずーっと苦戦しています。でも、今回は(やっと)手応えがありましたよ!!
来年はシカゴで開催だそうです。シカゴは何度も行った事があるので、日本人の先生方をお連れしてみたいと思い始めています。