今日は所属する研究会の新年会に参加する為に夕方の電車に乗って天満橋までやって来ました。
夜景の綺麗な14階のレストランで開催です。普段三田にこもっているので、ラッシュアワーの人の数の多さに圧倒されました。物凄い人の数ですね。若い人も多いし。
左に見えるのは梅田の観覧車かな?人ごみにまみれながら「この環境の中に居たら、普段偉そうに言っている私も、周りの人に合わせようとしてしまうかも知れない」と感じました。それ程迫力満点の人の波、波、波。三田から大阪へお勤めの皆様には本当に頭が下がります。ご苦労様です。
キラキラと明るい、魅力的なお店やクリニックも沢山ありますね。大阪や阪神間からわざわざ三田の英保歯科に来て下さっておられるお客様を含む、英保歯科の全てのお客様に「これだけ素敵なお店が沢山ある中で、わざわざ田舎の英保歯科を選んで来て下さるなんて、本当に有り難いことだなァ」とも、つくづく思いました。
車のライトが川のように流れています。久し振りに都会のラッシュアワーを経験すると、色々な気付きがあって「出かけて行って良かった」と思っています。
とある宴会の席で、私がある若い女性に話をしていた時の事。
①ここ30年、日本がいかに旧態然として変われないでいるか
②世界に発信するツールとして英語を学ぶ必要性
③自由でいられる環境に自分の身を置く事の大切さ
などについて熱く語っていました。
会話が一段落して、彼女が自分の席に戻った後に、私の近くに座っていたある男性が近付いて来て「英保さんは今の日本がダメ、アメリカが自由で良いと言っていたが、アメリカ人の、自由過ぎて何をやったら良いかわからないボンボンがISISなどに参加しているのを知らないのか?何やかんや言っても日本のほうがマシやと思うで。」と言って来られました。どうも私の話していた内容がお気に召さなかったようです(彼に話した訳では無いんですけどね)。
私は「私も総合的に見て、日本が、日本人が一番だと思っていますよ。私の言う自由とは、例えば、このような宴会でも自分の意思でお酒を飲まない自由とか、焼き肉屋でも自分の意思で肉類を口にしない自由とかであって、好き放題、乱れ放題にする事では無いんですよ。」と説明しましたが、ピンと来ないようでした。
「少なくとも、私は貴方の信条に対して何の非難もしていませんが。」
ともお答えしました。
この方って「和を保つ事を是とする」という典型的な日本人なんでしょうね。だから私の意見を小耳に挟んでイラッとされたんでしょうね。
私の子供達4人は、小学校に上がる前に所属していた「神戸友の会幼児生活団」で「貴方には自由があるのですよ。(他の子供達全員が玄関で靴を脱ぎ捨てて部屋に上がっても、貴方だけ)玄関できちっと靴を揃える自由が。」と教わったそうです。 幼稚園児にこれを教えるとは、凄いね、神戸友の会幼児生活団。
スタッフが心穏やかに仕事をできない店は良いサービスを提供できないのです。ですから、まず「現場のスタッフにつらい事がないように」知恵を絞り、自ら行動するのが店長の役目です。
一例ですが、英保歯科では、始業前の駐車場の掃き掃除と花壇の草引きは、真夏も真冬も365日私自身が行い、スタッフはエアコンが効いた室内の掃除をしてもらっています。これは「院長は今日も、自分よりもスタッフの事を大切に想います。」という暗黙のメッセージの発信なのです。
偉そうに言っていますが、私がこのような発想をするようになったのはわずか数年前のことです。それまでは「旧態然とした個人商店の店主」だったと告白します。
それでも、数年前に変わり出しただけでもまだマシかも知れません。今後もしっかりアンテナを張って大胆に、自分が信じる方向に変わり続ける覚悟です。
ここ30年間の日米の経済を示すグラフです。(黒線が米国、赤線が日本)赤線(日本)だけに注目し、タイトルを「企業風土の変化」や「国民の歯に対する意識」等に置き換えても同様のチャートとなることでしょう。(写真は阿部敦氏のFBより転用)日本ではここ30年間、大企業だけではなく、国民・政治・マスコミ・学校・そして医療も「変われない」ままでいます。
私は零細企業の経営者(ホワイトカラー)であると同時に現場の人間(ブルーカラー)でもあります。正直に申し上げると、自分が診療室で手を動かして治療をしている(=何かを作っている)時は仕事をしていると感じますが、仕事のメールを書いたり、このブログを書いたり、学会に参加するために出張したりしている時は「何も生産していない(=ほぼ、仕事をしていない=サボっている)」という感覚を持ちます。
ある大企業は「米国式・中国式に学べ」と、有名大学出身の若手幹部候補生をシリコンバレー等に派遣したりしているようですが、私にはちょっとピントがずれているように感じます。むしろ現場でネジの一つでも締めてみる方が Eye opener になるのかも知れません。
大企業でも、社長を先頭に幹部が毎朝自発的に玄関や駐車場の掃き掃除や草引きをするようになったら空気が変わるかな、なんて(半分本気で)思います。
有馬温泉の高級宿での宴会は、私にとって非日常の贅沢です。誘って頂かないと触れることが無い世界ですので、新しい経験や発見、出会いがあって楽しいですね。
このホテルの料理は薄味で、本当に美味しいです。濃い味付けばかりが横行する外食の世界ですが、今回は「上品でバランスが取れていて美味しいな。」と思いました。運良く「有名な有馬温泉の姉妹芸妓のお二人」とお話をする機会に恵まれたのですが、彼女達、何と私のブログを読んでくれているそうです。ビックリしました。
有名な有馬温泉の姉妹芸妓 のお二人。 一菜(いちな)&一晴(いちはる)さん。右がお姉さん、左が妹さん、です。彼女達自身もブログで情報発信をするなど、古典的な世界に新風を吹き込む努力をされています。古株の先輩方に気を遣いながらの活動だそうですが、ブログやSNSなどのお陰で、以前はこの地域に限局した活動だけだったものが、今や関西の各地から仕事の依頼が来るようになったそうです。時代に合わせて変化して行くって本当に大事ですね。というか、必須ですよね。
有馬温泉には外国人のお客様も激増していますが、彼女達の踊りや三味線などの日本独特の世界がツーリストを魅了しているそうです。
妹さんの一晴さんは外国語大学の英文学科卒で米国に1年間の留学経験をお持ちだそうです。そんな彼女には 「You Tube を使って英語で発信をすると、きっと新しい世界が広がるよ。」とお勧めしておきました。
お二人の、そして有馬温泉の持つポテンシャルが世界中を魅了するようになると良いですね。
今日はある団体の新年会で有馬温泉に来ています。

銀泉・金泉の両方のお湯につかって来ました。今から御馳走を戴きます。お酒は・・・我慢します。素晴らしい食事と、隣席の方と神戸のライヴハウス等の話で盛り上がって楽しい一時でした。
皆さんは宴会→カラオケ→部屋で3次会 という流れなのですが、お酒を飲んでいない私にはちょっと辛いので、勝手ながら1次会が終わった時点で、幹事さんにだけ告げて、そっと宿を抜け出して帰路に着きました。(もしも日本の会社でこんな勝手な社員が増えると、和が乱れて困っちゃいますよね。)
3連休の初日ですが、夜9時近くになると人通りもめっきり減って風情のある表情に変わりました。
ベルギービールが飲める店や、おしゃれビストロなどもありますよ。
枕が変わったり、家族が居ないと寂しくて寝られないから帰るのでは、決してありません!明朝は息子達と一緒に Amazon から届いたばかりのテントの試し張りをしてみようと思っています。
今日、あるミドルエイジの男性と彼の今後の治療方針について色々と話し合いながら、いくつかの選択肢のご提案をさせて頂きました。じっくり時間をかけて相談した結果、インプラントや矯正治療、根管治療、ジルコニアクラウンなどを使って総合的に治療をして行く事になりそうです。
彼は最近大手企業からリタイヤされて、日々の生活の中で御自身の趣味(物理学と数学の難問を解くのが趣味だそうです。凄すぎませんか?)などを楽しんでおられます。やっと御自身の健康に目をむける時間と心の余裕ができたようです。それにしても長い間の会社勤め、本当にご苦労様でした。
彼はお帰りになる時に「今まで歯を大切にせずに不摂生してきた後始末を英保先生にやって頂く事になりそうで申し訳なく思います。」と言って下さいました。
私は「そのように考えて頂けると本当に有難いです。諦めた方が早いような歯でも、なるべく抜かないように、精一杯頑張ってみますね。」とお答えしました。
このような、相互を理解しリスペクトできる人間関係があってこそ、良好な治療結果へと繋がる長い茨の道のりを共に歩む事ができるのだろうと思います。
今日は木曜日で休みです。子供達の学校も始まり、妻も所用で出かけて、グレコはいないし、家の中はシーンと静まりかえっています。つい先日のお正月休みの喧騒がウソのようです。
フィリピンの実業家 David さんがYou Tube で「自転車に乗っている時は色々な事を忘れる事ができる。」と言っていたのを思い出して、(ロードバイクではなくて電動自転車なのでメチャクチャカッコ悪いのですが)青野ダムの方までソロツーリングしてきました。
今日の青野ダムは先日と違った表情を見せてくれました。このような「雨と土の匂いを感じながらのツーリング」も、また楽しからずや。
Google Map を頼りに、人も車も絶対に入ってきそうに無い道を探検中。車と違って自転車なら気軽にチャレンジできますね。約2時間のツアーでしたが適度な運動と奇麗な空気で気分がスッキリしました。走りながら「日曜日には又、息子達を釣りに連れて来てやろう。それに、平日はこんなに静かで人も数える程しかいないのだから、木曜日に一人で自転車で来る回数を増やしてみようかな。できたらテントとメスティンを背負って。」と考えていました。
最近はほとんどモノを買わないようにしているのですが、私が息子達と一緒に遊べる期間はさほど長くありません。父親らしい、男親らしい遊びを一緒にしてやって彼らの思い出にできればと思いますので、少しキャンプグッズを買い足す事にしました。帰宅後 Amazon でペグハンマーやポールなどを注文し、下の息子の練習用に2000円のおもちゃのテントもオーダーしました。届くのが楽しみです。
すっかり忘れてしまった基本的なロープワークを上の息子と練習してもう一度習得したいと思います。
厳寒の雨の中、この写真の右中央に写っている「いかだ」には大勢の釣り客がおられました。ワカサギ釣りを楽しんでいらっしゃるのかも知れません。
青野ダムは「関西一ワカサギが釣れるスポット」だそうですよ。皆さんご存知でした?こちら、木曜日は定休日だそうですが、今日は特別営業していたのかも知れません。三田には都会の人から見たら憧れるようなネイチャーフィールドが沢山ありますね。我々三田市民が魅力を再確認し、発信して行けたら良いですね。
昨日は健康の維持に於いて、「中庸」である事の大切さと難しさについてお話しました。
歯の手入れに於いても「中庸」を意識する事がとても大切です。
A さん:「歯はほとんどまともに磨かないし、フロスなんか生まれてこの方やった事が無い。そもそもフロスって何?壁紙の事かい?」
B さん:「外見が芸能人のようでありたいと本気で思っている。歯についても同様で、真っ白になりたい。だから暇さえあれば歯磨きを長時間やっているし、歯間ブラシやフロスをガンガンやっている。スーパーマーケットで「歯を白くする」と謳っている歯磨き粉を見つけたら即買っちゃいます。」
このお二人共「中庸」からはかけ離れているように思います。A さんは虫歯と歯周病で歯を失うでしょうし、B さんは歯肉がひどく下がってしまったり、知覚過敏になったり、粗悪な研磨剤が入った安物の歯磨き粉で歯を擦り減らしてしまったり、場合によっては(自分が歯ブラシやフロスで付けた傷のせいで)生臭い口臭がしだす可能性まであります。過ぎたるは及ばざるが如し、です。
歯の手入れ一つにしても人生の先々の事まで良く考えて、常に「中庸」を保つように心掛けて下さい。(私自身、ストイックでな所があってセルフコントロールが下手なので、偉そうな事は言えないのですが。)
普段はあまり使いませんが「中庸(ちゅうよう)」という言葉があります。正規分布の真ん中あたりいに位置するという意味では「普通」や「平凡」と同義語と思われるかも知れませんが、実は違います。
東洋医学では気・血・水の3つが「中庸」である事が健康にとって大切であると教えます。精神や体に関係する因子を「多すぎず少なすぎず、丁度良い量、状態で長年継続し、ずーっと安定して保っている」のが大切なんですが、これがなかなか難しいんですよね。
人間は見たり聞いたり触れたりしたモノや人や情報によって(一時的に)影響を受け、それによって思考や行動が左右に大きく揺さぶられます。それが正しいか、真実であるか否かに関わらず、です。
そう言う私も、この愚かな人間の一人です。中高では柔道部だった事もあって、子供の頃は太っていましたが気にする事はありませんでした。大学に入ってから体型を気にするようになって以来、ごく最近まで、ダイエットをしてはリバウンドをするという事を、恐らく10回以上繰り返してきたのではと思います。
このような極度に右に行ったり左にいったりして中庸を保っていない事は、東洋医学で教える所の「末永く健康でいるために、あってはならない事」なのですが、ついついやっちゃうんですよね。
後3年程で60歳になります。こんな歳になってやっと、やって来た事の愚かさに気がついて、2020年という美しい年号を境に、今後は中庸でいられるように気を付けようと意を新たにしています。
せめて50歳までに、ある程度悟るべきだったと後悔しています。大人になるのが10年遅かったなあ、と。
皆さんは早めに気がついて下さいね。
2020年の初日は、忙しかった・・・。
長いお正月休みの間、詰め物が取れたりしても hotline を使わずにお待ち頂いていたお客様が多かったようで、朝から電話が鳴りっぱなしの状態でした。本当にお待たせしました。
そのような中、「先生、実家の父親が趣味で作っているネギを持って来たら食べて頂けますか?」と、いつも運動がてら徒歩で通院して下さっている男性のお客様から、嬉しいお言葉を頂戴しました。初日から本当に有難い事です。
私:「野菜は私にとってはフォアグラより遥かに有難い物です。(だって、ペスカタリアンですから)喜んで頂戴したいです。でも、また歩いて往復して頂かないといけませんね?」
彼:「いえいえ、ネギを持って来るときは車で来ますから。では、午後にでも。」
私:「有難う御座います。宜しくお願いします。」・・・ウォーキングじゃなくって、わざわざ車?ネギを運ぶのに?彼にしては珍しいなァ。・・・と思って聞いていました。

頂戴してみて車だった理由が解りました。ネギって言っても、太さ3センチ位の見た事も無い立派なものです。「趣味で作っているネギと」聞いていましたので、良くある普通の細いネギをイメージしていましたので、箱を開けて度肝を抜かれました。日本人の食欲をそそる良い匂いがしています。早速調理してもらいますね。本当に有難うございました。それにしても、ビックリした。
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