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何が入っているのかな?

朝日新聞の記事ですので、最初から「社会が不寛容なのが悪い」という結論のようですが。

ぐずる子にスマホ、電車で非難 「どうすれば」親の叫び

この記事の親子とは直接関係の無い写真だそうですが、ここに掲載されている飛行機の中の若い母子の写真を見て気になった事があります。それは「二人の目の前にぶら下がっているコンビニの袋の中身」なんですね。

透けて見えている真っ赤なスクリューキャップのペットボトルは、きっとのコカコーラ・クラシック。砂糖がたっぷり入った普通のコーラですね。まさかこれを小さな子供に飲ませているとは思いませんが、健康志向の強い人なら成人でも避ける飲み物の一つです。

この袋の中、他に何が入っているか気になってしまいます。

以下は、この親子の事ではなく、一般論として聞いて下さい。

小さな子供がなぜ突然興奮して大声を上げるのか。それを抑えるためには、その原因を上回る精神刺激としてのスマホが有効なのでしょうが、むしろ根本的な「原因除去」「予防」ができないものなのでしょうか?

社会が不寛容と嘆く前に、医学や生理学や栄養学など様々な分野に深い知識を持って、冷静に目の前で起こっている事をよく観察したら、違う見解が見えるかもしれませんよ。

私がジャーナリストなら、全然違う切り口で記事が書けると思いますよ。英保歯科のファミリーの皆さんならそのタイトルの想像がつきますよね。

我が家の4人の子供は、要領悪く育てたので勉強は大した事ありませんが、小さい頃から公衆の場で「走り回ったり、大声を出したり」する子は一人もいませんでした。そのような育をしてくれている妻を心から尊敬しています。また、一人目の子供が生まれた時に妻の提案でテレビを捨てて以来、かれこれ20年近く我が家の中にはテレビもスマホもありませんが、子供達は昭和の子供の様に心身共に健康に育ってくれています。

人の価値観は十人十色。何を大切と思うかも個人(家庭)の自由です。だって、日本は自由が憲法で保障されている国なのですから。

私の家庭はちょっと変わっているのかも知れませんが、周りに流されずに頑張ろうと孤軍奮闘されている若いお母様の参考になれば幸いです。

クリスマスパーティー

週末の夜にクリスマスパーティーが開催されたので参加してきました。

食べきれないほどの御馳走を頂き、プロのマジックショーも楽しめて、リラックスした夕べとなりました。
日本のクリスマスは単に宴会をする口実になっていますが、西洋の文化を理解するため(すなわち英語圏の人々の言動の根底にあるものを知るため)には宗教行事としてのクリスマスを理解しておかなければなりません。私や多くの日本人のようにキリスト教徒ではない人間にとっても、もしも国際人を目指すなら「一般常識」として知っておくべきだと思います。

実際に聖書に目を通し、イエスキリストの誕生についての理解を深めると、クリスマスの意義が全く違ったものに見えてきます。

クリスマスパーティーという名の忘年会に行って酔っ払う前に、せめてこれ位は読んでおいても損はないと思うのですが。

クリスマス特集

歯科医院を偵察する最善の方法

三田市に住民票がある方は、三田市の健診のハガキが節目の年齢で送られてきます。
友人の噂やネットの口コミなどで、どこかの歯科医院が気になっている時には、この「市の健診ハガキ」を使って行ってみる事をお勧めします。

このハガキで治療を受ける事はできませんが、逆に歯を触られる事も絶対無い訳で、「どんな歯医者か偵察に行ってみたい」時にはうってつけの戦略だと思いませんか?
実際に行ってみて、歯科医院の雰囲気、清潔さ、接遇レベルなどを見れば「どんな治療をしているか」大体想像がつくはずです。
その日はそれで終わりにして、一旦帰宅して充分検討なさってから、その歯科医院にあなたの大切な歯を任せるか否かお決めになっても良いと思いますし、その程度の努力はするべきではないでしょうか?
だって、あなたの歯はあなたにとって「かけがえの無いもの」なのですから。

10年経ちました


平成20年に All on 4 という方法(神経を避けてインプラントを故意に斜めに傾けて埋入し、4本のインプラントで12本から14本の歯を支える方法)で、下顎の総入れ歯を固定式の歯に替えたお客様。10年経って精密検査を行いましたが、問題なく経過しています。私もお客様も一安心です。

彼女「もう10年にもなるんですね。私の主人は食事の最中にしょっちゅう入れ歯を外しては掃除して、また戻して入れてはと、見ていてもとっても不便そうです。私はインプラントにしてもらったお陰で本当に快適です。10年前に投資したお金は価値があったと、心から思います。」との事。

私「有難うございます。○○様は本当に丁寧にブラッシングをして下さっていますし、年に3回のメインテナンスも欠かさず10年間来て頂いていますので、経過が良好なんですよ。」

この写真は衛生士の先生のプロケアーを受ける前の、来院時のお口の中の状態です。清掃が難しい構造なのですが、インプラントのシリンダーが銀色にキラッと光っている事からも、お家で時間をかけて丁寧に磨いて下さっている事がわかりますね。

お金も時間もかけてインプラントにして良かった点も多いのですが、もしも予防歯科治療で自分の歯が残せていたら、もっと清掃も簡単で、何もかもがもっと快適だっただろうと思うと、少々悔しい感じもします。

やっぱり、予防が一番簡単なんですよ。

あっちもこっちも読んでね

今日は神戸市北区から(紹介無しの)全くの初診のお客様がお見えになりました。

英保歯科のホームページと院長日記(ブログ)をお読みになって、英保歯科が良さそう(面白そう)なので行ってみようと思われたとの事。勇気がありますね(笑)。

インタビューの中で、山口県でお生まれになり高校卒業まで過ごされ、京都の大学を出られて、現在は北区の自宅から大阪の会社に勤務されているという事をお話下さいました。
山口県にお住まいの頃の、家庭と近所のかかりつけ歯科医院の両方の、予防歯科の概念の欠如が現在のお口の中の問題を引き起こしている事がわかりました。

3歳のお子様がおられるとの事で、「ブログでも書いていますが、虫歯予防には5歳までが一番大切な時ですよ。」と話すと「そうなんですか?」とのお返事。
「自分に都合の良い所だけでなく、あっちこっちとブログを読んで下さいよ。」とお伝えして、二人で大笑い。

出会ってからたった40分でお互いに冗談が言えるような雰囲気になるのも、お客様が来院前にホームページを良く見て、英保歯科の事を良く理解してから来て下さっているお陰だと感じました。
そして、「今日はこの事をブログに書きましょう。」と私。

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初診時のインタビューについて:

どこで生まれてどこで過ごしてきたか?どの歯の治療をいつ頃どこのどの歯科医院でお受けになったか?現在かかりつけの歯科医院はどちらか?何を求めて英保歯科に御来院になったか?などについて詳細にお伺いします。

「問題点を明確にし、お客様のご希望を聞き出して、英保歯科が目の前のお客様のために何ができるのか?あるいは、できないのか?」をはっきりさせるためには、生まれてから現在までのヒストリーをお伺いする必要があるのですが、皆さん不思議なほど気さくにご自身の「(歯の)歴史」をお話しして下さいます。

インタビュー終了後、多くの場合は「今までこんなに聞いてもらった事はなかった。」との御感想を頂戴します。そして、検査とインタビューと説明だけで40分が過ぎ、「今日はこれだけで終わりますね。」と言っても誰も怒ったりされません。来院前に英保歯科のホームページで英保歯科のプリンシプルを良く理解して下さっているのでスムーズです。インターネット様様ですね。

最近頑張って毎日ブログを書いているのは、このように「英保歯科と新規のお客様のマッチング」がスムーズに行く事を願ってなんです。

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「痛くなったら保険証持って歯医者に行って治してもらう。」その考え方って本当に正しいのでしょうか?

英保歯科は今までの歯科医院へのかかり方の既成概念(日本人だけのガラパゴス的常識)を完全に捨てる事ができて、上のステージ(世界標準)に行いたい方のために存在しています。

英保歯科は、「お客様の歯と人生を守るために」歯科医院側も頑張りますが、お客様にも頑張って頂く所が多い歯科医院です。

これらを理解して頂くためにも、ホームページを熟読頂けると幸いです。

年齢なんて関係ないね。

若い人でも凄い人もいるし、年を取っても全然ダメな人もいますが・・・。

瞬き back number

幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ

若い人達がこんな素晴らしい詩を書けるなんて、今の若い人はバブル以降で色々と苦労したり、先行きが不透明な日本と世界と地球の未来に正面から向き合って、深く考えている人が少なからずいるんだなと感じました。

自分の若かった時の事を思い出すと、隠れてしまいたいくらい、恥ずかしいですね。

私はキリスト教徒ではないのですが、最近様々な縁があって、キリストの愛について学ぶ機会を多く持っています。博愛について勉強して勉強して勉強して、やっと今の年齢で今のような考えになれたのですが、今の若い人に負けている感じがして恥ずかしい限りです。

昨日も歯科関係の業者(ノーベルバイオケアの方)さんで30代の方と1時間以上お話していたのですが、お互い学ぶ所が多く、まさに「対等の友達」のような感じです。
私は、年下でも尊敬できる人は心から尊敬できて、彼等から素直に学ぼうとするし、年上でもダメな人からはキッチリと距離を置く事を是とする傾向があるようです。
これって、日本人としてはユニークな方だと思いませんか?

体も心も温まる

今日は本当に寒いですね。でも心温まる出来事がありました。

英保歯科のお客様は優しい方が多いんですよ。

豊岡から来て下さるある女性は、手作りのお菓子を持って来て下さったり、家庭菜園をされているけやき台の方はちょくちょく無農薬野菜を持って来て下さったり。旧市街から来て下さる方は、お醤油を下さったりしたなあ。
竜野からお見えになるお客様は「竜野の醤油饅頭」を持って来て下さいます。あんこ好きの私には、本当に有難い事です。
他にも三田の地酒を頂いたりした事もあります。「私、お酒は飲まないんです。」とは言えなかったけどね。


今日は大阪にお店をお持ちの女性(けやき台在住)が、ご自身がお好きなコーヒー屋さんの豆を持って来て下さいました。
私がコーヒー好きで、毎朝出勤後に豆を挽いて大きなマグカップにコーヒーを淹れて、午前中ずっとチビチビ飲みながら仕事をしているのを御存知なんです。
優しいお客様に愛され、気を遣って頂いて本当に幸せです。プレゼントってその中に入っている心が嬉しいですよね。
今日は、その美味しいコーヒーで身も心も温まりました。

城崎のお土産も頂きましたよ。カニの漁港の柴山港ってご存知ですよね?もし行った事がなければググって、雪が積もる前にドライブで行ってみて下さいね。私も時々行きますよ。

体も心も侵される

タイの僧侶が大変な事になっているようです。

お布施で頂く食べ物が、濃厚なカレー、砂糖たっぷりのお菓子、炭酸飲料、塩辛いスナックなど、高カロリーで不健康なものが多いので太って困っているそうです。下にリンクを貼っておきますね。

メタボに苦しむタイの僧侶、半数近くが肥満とのデータも

砂糖の摂取が多くなると、体重と虫歯が増えるだけでなく、精神にも悪影響を与えるので、僧侶が「ぶれない瞑想」を長時間続ける事も難しいのではと想像します。

でも、出家したのが青年期以降で、それ以前に砂糖をあまり食べていなければ今から「断砂糖」も可能なはず。

タイの僧侶は「真剣に仏教を追求する」本物の人が多いと聞きます。何とか昔のように戻ってもらいたいものです。

ジプシーのように

けやき台にお住いのミドルエイジの女性ですが、大阪の審美歯科でひと通りの治療が完了した後も歯の調子が良くないので、英保歯科に帰って来て下いました。(昔、英保歯科に来て頂いた事があるそうです。)

咬み合わせの問題を放置したまま、ただ単に「白い歯」にしただけでは、根本的な原因解決になっていないと判断して、一から再治療を行う事としました。彼女も私もお互いに「トホホ・・・。」ですね。

英保歯科のネットワークを駆使し、ちゃんとした矯正歯科医院で成人矯正を受けて頂きながら、修復治療とインプラントは英保歯科で受けて頂く予定で、治療計画を立案し、スタートしました。長い、長い、道のりです・・・。

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ある日、ルーペを使って彼女の虫歯の精密治療を行った後、このような会話がありました。

彼女:「ここまで丁寧にやってもらえる歯医者は無いと思います。多くの患者はどこの歯医者に行ったら良いかわからず、ジプシーのようにさまよっているのが実情です。もっと広告されたらどうですか?」

私:「ありがとうございます。実は、今後、英保歯科は英保歯科のファミリー・メンバーと、その御紹介のお客様のためだけに存在するようにするつもりなんです。そのためにホームページも派手さを無くして、コンビニ側の看板も降ろしました。」

彼女:「・・・。」

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医院の広告に関してですが、英保歯科は看板の無い小さなレストランのように、既存のお客様の(対面の)口コミだけを頼りにしています。
「この人には(普通の歯医者より)英保歯科の方が合う。」という方がおられましたら口コミでご紹介をお願いします。

そして、「英保歯科の事は英保先生のブログをしっかりと読んだらわかるよ。」と言ってあげて下さい。

 

Callan Method

オンライン英会話、一応続いております。
仕事が終わった後の夜は元気が残っていないので、朝の7時30分から25分だけ、英国で開発された Callan Method という方法の授業を受けています。簡単な文章でも即答を求められると結構難しいですね。
フィリピン人の先生は概ね真面目に教えてくれます。一生懸命、熱心にやってくれて有難いですね。
先日、日本でも移民法案が可決したようですが、このようなアジア人の女性が日本の医療機関で働くのが普通になる日も近いのではと、本気で思っています。日本の少子高齢化は半端じゃないので、医療、介護、福祉関係はアジアの人々のマンパワーに頼るようになるのでしょう。時代の流れですね。

でも、そうしたら「英語での話し相手が増えて良いのになー。」と、常に前向きな私でした。