「真のミニマリスト」とは「本当の自分に到達した状態」である

長らく不義理をしている先生に贈り物をしようと思って、昼休みにサントアンに行ってきました。その時にたまたま Tune in した 802 に四隅大輔さんという方が出演されていて、お話を興味深く拝聴しました。

四隅大輔さんは私も大好きな絢香さんや Superfly のプロデューサーだったそうです。その後ニュージーランドに移住してサステナブルな生活を送っておられるそうです。
それらの経験から得た知見を「超ミニマル主義」という著書で紹介されています。

Amazon でもベストセラーになっています。お顔の写真を拝見すると何故か平井大さんの Stand by me, stand by you. のMV を思い出した。

幸せになるために、どうしたら良いか? 少なくとも他人との競争に勝ったり、他人より多くのお金やモノを手に入れる事では無い事は確か (The more materialistic, the more unhappy.) だと思うのですが、この書籍ではどのように解説してあるのかな?

エエこと言いますね。食事については、私は食事は18歳から肉類を食べないので、そこだけは既に最小化の傾向にありました。でも、最近食べ過ぎと飲みすぎなので、頑張って改善しようと思ってはおります。自信ないけど・・・。
その他は、まあまあ、良い方向に行っていると思う・・・。
なるほど、なるほど。もう何年も前から無意識にその方向に努力している気がする。よしよし。
本当にそうですよね。世間では More と Big の方が偉いと思っている人も多いけどね。自分は Less と Small は昔から好きだし、最近は Slow の良さも解ってきた。
超ミニマル主義の概要はこちらからも学ぶ事ができます。

この動画を見たり、彼の著書を読んだ後に「ミニマリストとしての生き方」をどう捉えるかは、各個人の価値観によって全く異なると思います。「単にストイックなだけで息が詰まりそう」と思う人や、「これこそ理想的。早速そうしてみよう」と思う人など、色々だと思います。

今日聞いたラジオ放送の中で四隅さんがシンプルとミニマルの違いについてお話されていたのが印象に残りました。シンプルは単に個性の無い状況、ミニマルは色々な事をそぎ落とした結果「自分らしさ」だけが残ってくれた状態で、まさに「自分そのもの」である。つまり、非常に個性に満ちた状態である。といった要旨の内容でした。

昔からミニマリストの傾向がある私ですが、断捨離を行って何年か経ってみると、(手にするのは無駄とはわかっていても)どうしても「もう一度触れたい、手に入れたい」と思うモノやコトが出て来ましたので、この解説に非常に納得がいきました。

こんまりさんも「現状の断捨離をやめた」といった要旨の事を言われていますが、彼女も自分そのものに素直になれる領域まで辿りついただけではないかと、私は思います。

つまり「真のミニマリスト」とは「本当の自分に到達した状態」である。と理解しましたが、皆さんはどう思われますか?

最近「無駄とは重々承知で」買ってしまった車。でも、日を重ねるにつれ「これは無駄な物ではなく、むしろ自分が本当の自分らしくあるために必要な物であって、我慢してはいけなかったんだ。」と強く感じています。昔から車が好きなんでね。この Audi 最小サイズの SUV は往年のゴルフⅡみたいで、もう幸せ。

最近、「人生は短い。断捨離の結果、自分自身や、自分が本当に好きな事が見えてきたら、それをとっとと始めたりそれにお金を使ったりしないと、単に我慢だけをして死んで行くことになる。色々と急ごう。」と、思っております。