大人の電子ブロック

今日は木曜日で休診です。妻は所用で出かけていますが、小2の末っ子が体調不良で学校を休んでいて、私と二人で留守番しています。
体調不良の割には顔色も良く、「学校を休んだのだから、お布団に入って寝ていなさい。」といってもすぐに抜け出して来て「ねえねえ、お父さん、あのね。」と話しかけてきます。

父親と末っ子の二人での留守番は、何となく手持ち無沙汰といいますか、微妙な空気が漂います。こんな時は母親の存在の偉大さが解りますね。

ここは一発盛り上げて、元気を出させてやろうと、とっておきの秘密兵器を持ち出して来ました。男子なら嫌いなはずが無い「電子ブロック」です。

次男・次女の方なら解って頂けると思うのですが、この類の物、子供の頃長男が買ってもらって、羨ましくて羨ましくて、そーっと勝手に触ったのがバレて長男からケチョンケチョンに言われ、涙を流しながら「いつかは自分専用の電子ブロックを手に入れるぞ!」と子供心に誓っていました。

数年前、私の兄に「大人の電子ブロック買ったで!」と自慢したら、「実は、俺もこの前に買ったよ。」との返事で大笑いしました。

数年前にやっとその夢を叶えて手に入れた「大人の電子ブロック」。余りにも「お宝」過ぎて、後生大事に保管していたのですが、自らの体験を踏まえて、まずは次男に使わせてやる事にしました。

末っ子は大喜びで遊んでいましたが、妻が帰って来る前に片付けるのは二人の暗黙の了解。もうすぐヤバいぞ。急いで片付けろ。

スマホのゲームで遊ぶより、教育上ずっと良いと思います。そう思いませんか?

彼は一人だけこんな凄い物を触らせてもらった事に罪悪感があったようで、「お兄ちゃんが学校から帰って来たら、お兄ちゃんにも遊ばせてあげていい?」と聞いてきました。

長男・長女にはその良さが、次男・次女にはその良さがあります。色々な経験をしながら、4人の子供には全員に立派な大人になって欲しいと願った休日でした。