𠮷原珠央氏の著書「自分の事は話すな」の広告が日経新聞に載っていてドキッとさせられました。
確かに友人に会った時に自分や自分の子供の自慢話ばかり聞かされると疲れる事が多いので、ある程度は同意できる意見だとは思います。
「買って読んだ方が良いかな?」とAmazon でチェックしたみたところ、ベストセラーにはなっているものの、総合評価は☆2.9 と決して高くないようです。どうやらちょっと極端な内容のようですね。(私は本は買わずに新聞広告に載っているコメントだけ参考にさせて頂きます。)
こういった損得勘定を自然な会話をする時にまで持ち込むのはちょっとしんどいですね。私は考え方のレベルをもう一段上げて、相手の話に耳を傾ける事ができる優しさや余裕、聡明さを身に付ける事によって「自然と自分のことばかり話さない人間」になりたいと思います。
普段はフェイスブックなどを見ないようにしているのですが、たまに覗き見するとためになる情報が手に入ったりして得した気分です。
今回は中尾あきら氏という米国のレストランオーナーの事を知る事ができました。
元は日本の焼き肉店のオーナーだったそうですが、思う所あって米国でストイックなベジタリアンであるヴィーガン専門レストラン経営に転向され、今はとても幸せだそうです。
彼の意見(幸福論)に非常に共感できる部分がありますので、彼の著書をご紹介させて頂きます。Kindle では前書きが読めますので是非それだけでもチェックして下さい。貴方の今後の人生に絶対に役に立ちますよ! 詳細はコチラ⇓
“あなたの人生が成幸する 世界最幸のヴィーガンバイブル: かつて幸せでなかった元・サラリーマン、焼肉レストラン店長 現・全米で最も評価が高いヴィーガンレストランのオーナーシェフが教える 美味しく食べて自分も地球も幸せになる決定版” by 中尾あきら.
もし、私の意見を加えるとしたら、現在の彼のお店にはヴィーガンしか来店しないので中尾氏と価値観を共有する人だけに客層が極端に絞り込まれているが、彼の以前の職場「焼き肉店」では多種多様の価値観を持つお客様が来店されるので客層の絞り込みがブロードにならざるを得ないという事実があると思います。
価値観を同じくする人だけと過ごす時間が大半になったのですから、中尾氏の「幸福度」が現在の方がはるかに高いのは至極当然だと言えるでしょう。
今日は木曜日。コロナ禍も一段落した(?)ので、子供達は学校に行って妻と二人だけの静かな休日となりました。二人共溜めていた用事がいくつかあったので一緒に車で出かけました。
丁度12時前に用事が終わったので、コンビニでおにぎりとサンドイッチでも買って車の中で食べようという事になりました。
広野のコンビニに寄った後に青野ダム湖畔の加茂山第2公園の駐車場に移動しました。
ほとんど誰もいない静かな湖畔でリラックスして、たわいもない話をしながらの車中食は良かったのですが、駐車場や公園内にゴミやタバコの吸い殻が散乱しておりガッカリです。
結婚するまではこんな行動を取った事が無かったのですが、妻は海岸でも観光地でも黙ってゴミ拾いを始めます。今では子供達もそれを見習ってゴミを拾います。私も妻から少なからず影響を受け、そのように努力するようになりました。
捨てて帰ったのは、大阪や神戸から来られた観光客かも知れないし、三田市民かもしれませんが、できればやっている事の愚かさに気が付いて、止めて欲しいものです。
マイナちゃんのマイナンバーカードの顔がスマイルだったので、私も歯医者らしく、歯を見せたスマイル写真(部屋のドアの前に立ってスマホでテキトーに撮影したもの)を使ってネット経由で申請してみました。
三田市から「ふざけるな!」と通達が来る覚悟をしていたのですが、何故か受理されて発行されちゃいました。
このカードをむこう10年間使うそうで、実際に使う時にはちょっと恥ずかしい気もしますが、後悔先に立たず、です。
皆さんはもうマイナンバーカード取得されましたか?来年の春からは健康保険証の機能もするようになります。そうなれば他人の保険証を使った「なりすまし受診」ができなくなりますね。
私見ですが、悲しいかなこんな世の中になっちゃいましたから、写真入りIDで個人を特定できる国民皆背番号制のメリットはデメリットを超えていると思っています。
こんな経験があります。
Aさん「口の中が腫れて1週間前に耳鼻科に行ったら『抗生剤を出すからそれで様子を見るように』と言われたのですが一向に良くならないので『ひょっとして歯周病?』と思って来させてもらいました。」
私:「どれどれ・・・。✖%△◎!! Aさん、すぐに紹介状を書きますから、今から○○病院に行って下さい。午後で受付が閉まっていても『英保歯科から緊急なので診てもらうように言われた』と言って受け付けてもらって下さい!」
Aさん「わかりました。」
○○病院からの返信では「ご指摘の通り、血液検査の結果、白血病と判断致します。血液内科のある△△大学病院に搬送します。」との事でした。
Aさんは普段から英保歯科に予防のために定期的に通院して下さっていたので、過去の口腔内写真や歯周病検査との比較でこのような正確な判断ができたのです。その様な過去の正常時のデータが無かったら、口腔内を見慣れている歯科医師の私でさえ先の耳鼻科の先生と同様の判断になっていたかも知れません。
かかりつけ歯科医を持って定期的に通院していると、思わぬ重病の発見に繋がる事さえあるのですよ。
定期的な予防治療に通院していると、虫歯の早期発見に繋がります。
お母様が毎日の仕上げ磨きの時に発見できないような「ステルス虫歯」であっても、歯科衛生士や歯科医師ならピピッと探知して発見しますよ。
お母様:「子供が時々右下の歯が変と言うのですが、虫歯は無いように思うし・・・。」
歯科衛生士:「このグレーがかっている部分の内部で虫歯が進行している可能性があります。歯科医師にチェックしてもらいますね。」
私:「虫歯ですね。次回治療をしますのでお家で良くお話してあげて下さい。『注射される』とか『ドリルで削られる』とか『痛いけどちょっと我慢したらすぐ済む』とかいったネガティブな言葉は絶対に使わないで下さい。ポジティブな内容の話をしておいて下さい。」
ステルス虫歯の実際と、その治療の手順を写真で説明しましょう。
ズキズキ痛み出してから慌てて手当たり次第歯医者に電話して見知らぬ歯医者に行って、怖がって泣き叫ぶ子供をスタッフ数人がかりで抑えつけ、注射して歯の神経を取る・・・・。←昭和スタイルですね。
このような事は、予防治療のために通院するのが常識の英保歯科ではあり得ません。それに、虫歯治療は私一人でやっているので、抑えつけるためのスタッフなんかいませんから・・・。
・・・悪しからず。
大阪に住んでいる兄から先日(タダで)譲ってもらった Specialized のロードバイクの最終調整は、すずかけ台のポップスサイクルショップに持ち込んで完了しています。
せっかくロードバイクなるものが手に入ったので、いつも電動自転車の「ジェッタ君」で走っている40キロコースを今日はこのロードバイク「ライズド君」と一緒に走ってみる事にしました。
電動アシストが無いので40km完走できるか不安でしたが、車体が軽いので思っていた以上にスイスイ進んでくれます。後半は少々きつかったですが、適度な有酸素運動量となり例のスポーツ後の心地良い疲労感と軽度の高揚感に浸っておりました。
ところが、末っ子が部屋に入って来て「お父さんだけ自転車に行ってズルい。お昼ご飯を食べたら一緒に自転車に行こう。青野ダムに行くよ。」と言ってきました。「わかった、わかった。ジェッタ君だったら大丈夫だから、それで遊びに行こう。」
末っ子と自転車で出かけて帰宅した時には流石にヘトヘトになっていて、布団に入って寝てしまいました。
適度な運動は良い気分転換になります。仕事で体に疲れが溜まっていて「行けるかな?」と思っていても、自転車に一旦またがって走り出したら「体のどこからこのパワーが出てくるのだろう?」と不思議に思えるほど元気に走り続ける事ができます。
同世代の皆さん、マラソンも良いですが、膝に優しく、子供に帰れるスポーツ「サイクリング」も超オススメですよ。
昨日あるご高齢のご婦人の話をしましたが、治療が完了した日に「これで一段落ですが、今後は予防にシフトします。お口の調子が悪く無くても必ず年に3回は衛生士の先生のメインテナンス治療を受けるために連れて来て上げて下さいね。」と、お付き添いの息子さんにご挨拶をさせて頂きました。
私:「ところで、英保歯科にはどのようないきさつでお見えになったのですか?」
息子さん:「母の友人の娘さんが歯科医師で、今神戸大学の口腔外科の大学院生だそうです。その彼女が『三田だったら英保歯科に行ったら良い』と勧めてくれたので来させて頂いた次第です。」
私:「そうだったんですか。その先生は岡山大学出身の私の後輩なのでしょうか?」
息子さん:「関西の歯科大学を出られたと聞きました。」
私:「そうなんですね。私は関西の歯科大学にも神大にも縁が無いのに光栄な事です。どうか宜しくお伝え下さい。」
歯科医の立場から近しい友人にどこかの歯医者を勧める時には、かなりの責任とプレッシャーを感じるはずです。
この女性歯科医が英保歯科・英保裕和の事をどのように知って「英保歯科は本物である」と確信を持ってくれたのでしょう。
ホームページ?ブログ?肩書き?業界の噂?ひょっとしたら昔英保歯科に通院していたのかな?
英保歯科の理念に魅力を感じてくれたこの後輩歯科医師が、今回の一連の受診経験に関する感想を患者様自身の口から聞いてくれて、何かを感じ取って、“良い”歯科医師に成長してくれる事を願っています。
あるご高齢のご婦人の歯の修復治療を行っていたのですが、2か月程かかってやっと治療が完了しました。私から見てもなかなかの出来で、「よしっ!完璧!」といった感じに仕上がりました。
でも、もっと嬉しかった事があります。最初来て頂いた時には歯垢だらけでほとんど歯磨きの習慣が無いような状況(ご高齢の方にはままあります)だったのですが、治療が完了する頃には私が感心する程ピカピカに磨いて下さるようになったのです。
初めてお会いした時には、歯の美しさ、食べる楽しみ、今後の人生を健康に過ごす希望などをほぼ絶望的に諦めていたご様子でした。
しかしながら、私が行った修復治療によって彼女の歯がとても美しくなり、同時に良く噛めるようになった事によってご自身の今後の人生に「希望の光」が見えたのだと思います。そして「もう一度青春」ではないですが、この美しい歯を大切にして今後の人生を楽しもうと思って下さるようになったのだと思います。
自由診療で修復治療を受けて頂いた方のブラッシングが目に見えて良くなる事をしばしば経験します。特に前歯を美しくやり直した時に顕著です。美しくなった事が良いモチベーションになるようですね。
過去に保険治療を受けた事による損傷部位が多い程、やり直しのための時間と費用がかかりますが、貴方の価値観の変化次第では、あなた自身の今後の人生を変える事ができるのです。
最後に、このご婦人に「歯医者は歯が悪くなったら行く所だと思っているでしょう?歯医者は歯を悪くしないために行く所なんですよ。年に3回で良いので、必ず予防治療を受けて、この部屋(私が治療を行う部屋)に2度と入らないようにしましょうね。」とお話しました。
力強く「ハイ!」と返事をして下さり、ますます嬉しさ倍増でした。
以前、発達障がい(←この言葉がおかしいと思うのですが・・・。)を持つお子様を溢れんばかりの愛情で育み、その天性の才能を開花させたご両親のお話をしました。
英保歯科では、歯科医師の私がお客様の歯の修復を行う部屋は個室になっており、基本的にはアシスタントも付かないのでプライバシーが保たれています。ですからお付き合いの回数を重ねてくると、お客様が自分自身の事や家族の事などを自ら話して下さる事が多いのです。
そのようなお話の中で「子供が自閉症なんです。」とか、「発達支援を受けるために、ビジターとしてかるがも園にお世話になっているんです。」と言った事を教えて下さる機会が思った以上にあります。
先日2%の法則をについてお話しましたが、この世の中は98%の凡人と2%の優れた人間で成り立っているそうです。この2%の天才の事をGifted(神が与えた人)と呼びます。
例えば大阪生まれのギタリスト Kent Nishimura さんは5歳でギターを手にして現在17歳、たった12年の練習でこの演奏ができます。彼は間違いなくGifted でしょう。
イチローもGifted でしょう。これらの人達が持てる才能を発揮できるようになったのは、(悲しいかな日本では、たまたま)幼少期に周囲の大人達の導きの方向が正しかったからであって、潰される方向に(たまたま)持っていかれなかったからだと思います。
国境の事をボーダーと呼びますが、動物もマイクロプラスチックも放射能も、自然にはボーダーなんて関係ありません。全てのボーダーは人間が自分の都合で勝手に設定したものなのです。人間の持って生まれた特性のボーダーラインも、人間が勝手に設定したもので、実は存在しないのです。
発達支援を受けていてもいなくても、我が子が Gifted ではないか(「この子ってひょっとして天才?!」)と思っておられて、その才能を開花させてあげたいと思っておられるご両親は 是非 gray-dad.com というサイトを訪問して下さい。
兵庫県三田市の歯科医院 予防歯科を主軸に顕微鏡やルーペによる精密治療・MI接着修復・MIインプラント治療を提供 ラバーダムやZOOなどの防湿装置使用率100% i Mix(改良型3Mix法)を開発