中小企業不要論にションボリ

共同通信記事より

企業の倒産が加速するだろうという記事が載っていました。

この記事に関連したヤフコメ民の皆様のコメントの中に「中小企業は生産性が低く、旧態然とした無用の長物。とっとと潰して大企業だけになる方が国際競争力が高くなる。」との意見が散見されました。

ウッデイタウンにお住いの方には大企業勤務の方も多いと思いますが、「中小企業なんか不要」という意見についてどう思われますか?

私のような(中小企業ならぬ)零細企業の経営者から見ると「大企業には経済、人員、設備の面で、我々とは比較にならないほど余裕があるな。」とは思います。
でも、その余裕を生み出すために一部の人だけが極端に頑張ったり犠牲になったりしているというカラクリはないのでしょうか?

英保歯科のような個人商店は、常に店長が筆頭になって働き、常に店長が犠牲になり、常に店長が全責任を負い、そして常に店長が自分の夢を追える自由があります。
それから、生産性や革新性に関しては店長の能力次第なのだろうと思います。

今から10年後に残っているのは大企業ばかりか、それとも我々中小企業もしぶとく生き長らえているか・・・。その時に「中小企業不要論」の答えがわかりますね。