日経新聞スマホ版を購読しています。しばしば、ビジネスパーソンが一人前に成長する為に役立つ情報が載っているので、勉強させて頂いております。(ちょっと左寄りを感じる記事もチラホラありますが、その辺は自己判断で、常にマスコミを妄信しないように気を付けています。)
今回は梶尾しげる氏が傾聴の大切さを説いておられました。
我々のように「先生」と呼ばれる職業の人間は肩書が増えて「偉い先生」になればなる程勘違いし、普段の会話でも身振り手振りで演説するようになって傾聴力が極端に劣化する傾向にあります。
「お客様が自分の事を話し始めて下さった時には『やっと私に心を開こうとしてくれている千載一遇のチャンスだ』と大切に思って話に耳を傾けるようにしなさい」と常に自分に言い聞かせています。(当然ながら、職場のアソシエーツや家族、友人に対しても同様です。)なかなか難しい事ですけどね。
自分の欲望を抑えて傾聴できるか否か=人の気持ちがわかるか否か、だと思いますので、傾聴力を身に付けたい人は教養を身につける努力を継続すべきだと思います。
「教養とは、ひとの気持ちがわかるようになることである」養老孟司
最後に私の経験から一言。自分は教養を身につける不断の努力をしますと誓った上で、教養に興味が無い人との縁をバッサリと断捨離すればするほど、貴方には違った人生のへ道が(指数関数的に)開けます。愛する家族と2人ほどの本当の友達(仲間)があれば、危惧するような「困ること」は、何も起きません。不思議な程あっさりと生きて行けます。
色々な価値観の人全員と付き合うほどの能力も人生の時間も、少なくとも私には、無いのです。
LINEやSNSで悩んだりしている人には特に、すぐ実行して楽になって頂きたいと思います。