私は、英保歯科で年3回の予防歯科治療をお受けになっておられるお客様を「ファミリー」と呼んでいます。
今日、吉川から自家用車で70歳の男性がお見えになりました。彼のお嬢様がけやき台在住で英保歯科のファミリーステータスをお持ちです。そのお嬢様の強いお勧めで英保歯科に御来院下さったそうです。光栄な事だと感謝しております。
下顎の歯肉が腫れているとの事で、レントゲンを撮影したところブリッジの土台の歯が折れてしまっていました。抜歯して入れ歯を作るようになるのですが・・・。
インタビューをすると「何十年も近所のかかりつけの歯科医院で治療を受けて来たが、娘が強く勧めてくれたので英保歯科に来てみました」との事。
「70歳だとまだ車の運転ができますが、これから先、年齢を重ねていった時に英保歯科への通院が不可能になって、再びご近所の歯科医院にお世話になるようになる可能性が高いと思います。今日は何も触っておりませんので、あなたが英保歯科を受診された事はかかりつけの先生に知られる事はありません。何十年もお世話になってきて、これから先もお世話になる可能性があるのですから・・・。」と、私。
「先生のお話は良くわかりました。腫れている原因が分かっただけでも来て良かったです。これから先の事も視野に入れて、どのようにしたらよいか考えてみます。」と、彼。
皆さんは歯医者と、美容院や喫茶店やレストランなどは同じようなモノだと思われているかも知れません。
私はそのようなモノではなく、歯科医院とお客様の関係は結婚や家族の縁組みのように、お互いの覚悟と責任を伴う関係だと思っているのです。どう思われますか?